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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

全日本大学野球選手権 東北福祉大 強打で7年ぶり4度目のV

2025年06月16日 | 大学・アマ野球

「梅雨の祭典」
全日本大学野球選手権大会は神宮で決勝が行われ、
東北福祉大が8-1で福井工大を下して、
7年ぶり4度目の制覇を成し遂げました。

東北福祉大は、
序盤から相手エースを鋭く攻めて、
4回までに6点を挙げ試合の主導権を握り、
守っては連投となった桜井頼が好投。

7回、8回にはそれぞれソロアーチが出て突き放し、
危なげなく優勝を飾りました。

東北福祉大は、強かった!

元々は層の厚い投手陣が注目されていましたが、
ふたを開けてみるとその投手陣よりも、
打線の破壊力が際立ちました。

特に準々決勝からの3連戦。
準々決勝はこの大会旋風を巻き起こしていた西南学院大に対して、
11安打で8点。
3発が飛び出しての8-3の快勝でした。

そして臨んだ、
ディフェンディングチャンピオン・青学大との準決勝。

一時逆転を許すも、
打線が相手エースを攻め立てて逆転。
とどめは佐藤の一発で8-5と完勝で決勝に進出しました。

この決勝でも2発を含み15安打8得点と打線の勢いは止まらず、
8-1の完勝でした。

準々決勝からの3試合でいずれも二けた安打で8得点。
これはもう、
打線で打ち勝ったと言っていいでしょうね。

東北福祉大といえば、
伊藤監督に率いられて大学野球の名門に躍り出たのが昭和の最後の方。

そこから、
大魔神・佐々木や鉄人・金本らのスター選手を生み出し、
長らく「北の大学野球の雄」としての地位を確立している大学です。

近年もたびたびプロ野球に行く選手をそろえ、
毎年のようにこの大学選手権に出場、
そして勢いに乗れば上位まで駆け上がる・・・・・・・
という事を繰り返しているチームです。

胸のTOHOKUのマークがいいですね。
最初見た時は、
東北高校かと思いました。

それにしても、
やはり大学野球は、
どこが勝つかわからないですね。

しかしこの東北福祉大、
今大会出場校の中で、
唯一(?)の全勝、
今季負けなしのチームです。

それだけ戦力が充実していたという事も言えますし、
さらにこの大学選手権でどんどん自信をつけていったという事も言えるでしょうね。
凄まじい振りの鋭さでした。


今大会は、
過去2年の大会で連覇を成し遂げていた青学大が筆頭候補、
そしてその2年の大会でいずれも決勝で涙を呑んだ東京六大学代表の、
早稲田大が対抗とみていました。

しかし青学大は準決勝で東北福祉大の勢いに飲み込まれ、
早稲田は試合後小宮山監督が怒っていたように、
やはりトータルな戦力の整備が少し及ばず、史上初のコールド負けを喫しました。

大学野球界は、
この後日米大学野球があり、
そして夏を経て秋のリーグ戦、明治神宮大会へと移っていきます。

今年の試合を見ていても、
出てくる投手で150キロ越えの選手も多く、
さらにその速球に負けずに振り返す選手も多い、
レベルの高い大会となりました。

選手たち、とくに4年生にとっては、
この夏「最後のもうひと伸び」をして、
秋に向かって行ってほしいと思います。

今年も面白かった「梅雨の祭典」。

6月はこの大会もあるし、プロ野球は交流戦だし、
おまけに大谷さんは超絶に打つ月だし、
なんか面白いことが多いですね。

東北福祉大の皆さん、
優勝おめでとうございました。



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