SPORTS! SPORTS! 寝てもさめても

16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

大相撲夏場所  横綱相撲

2016年05月23日 | 相撲

終盤まで盛り上がった千秋楽。

金曜日の白鵬と稀勢の里の全勝対決に沸いた国技館。
その力相撲を制した白鵬に対し、
稀勢の里は翌日に連敗し、
初優勝の夢ははるか彼方に消えてしまいました。

『稀勢の里は変わった』
と言われていた今場所でしたが、
この14日目の鶴竜戦で、
ちらりと『以前の稀勢の里』が顔をのぞかせましたね。

それでも千秋楽に気持ちを奮い立たせて日馬富士を破った相撲は、
今後に期待を抱かせる相撲っぷりでした。
今が土俵人生のピークに近い稀勢の里。
今回は初めての綱とりのチャンスを逃しましたが、
そう何度もチャンスというものは訪れないと思いますので、
自らがっちりとそのチャンスをつかんでほしいと思います。

いずれにしても、
優勝がないのでは話になりません。
すべては『優勝してからの話』だと理解しています。

さて白鵬。

今場所も様々な話題を提供してくれました。

しかもそのほぼすべてがネガティブな話題ばかり。
横綱らしくない相撲に終始した前半、中盤戦、
ワタシも白鵬の相撲に許せないものを感じていました。

しかし。。。。

13日目からの3日間。
見事に横綱相撲を取って見せて、
周囲の雑音をシャットアウトした形になりましたね。

ワタシも、
『さすがに白鵬は強い』
ということを再認識した場所となりました。

久々の全勝優勝。
そして29連勝。

そんなことよりも前に、
『ライバルたちとの相撲で、真っ向勝負を選択し、ねじ伏せた』
ということが、
嬉ししかったです。

やはり第1人者は、
こういう相撲を取らなければならないと思います。

3番すべてに、
相撲の醍醐味ともいえる”攻防”がありました。
実力者同士の取り組みは、
やはりこうでなくてはいけません。

白鵬を筆頭に、
日馬富士、鶴竜、そして稀勢の里。

この4人の実力者が四つどもえとなって、
毎場所13日目からこんな感じで力の入る攻防を続けたら、どうでしょうか?
相撲人気は、盤石なものになるのではないかと思います。

横綱や大関の相撲というのは、
そうあってほしい。
そんなことをひっそりと願いいました。

面白い場所だったと思います。

次の『暑い名古屋場所』を、
”暑い”だけではなく、
”熱い”場所にしてほしいですね。

そして協会の”配慮”で来場所も綱とり場所となりそうな稀勢の里。
さあ、どうする?
一層気合い入れなきゃ、いけませんぜ。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 大相撲夏場所  稀勢の里 ... | トップ | 東京六大学野球  おお明治... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

相撲」カテゴリの最新記事