SPORTS! SPORTS! 寝てもさめても

16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

う~む 白鵬も鶴竜も休場かあ。 寂しい場所になりそうだなあ。

2018年11月09日 | 相撲

1年納の九州場所。

昨年は場所前に日馬富士の暴行騒動が大事件になり、
優勝した白鵬の「すべての膿を出し切って」という言葉が波紋を呼んで。。。。。

とんでもない大騒動場所になりましたが、
その騒動に1年が経過してある意味決着がついたのがこの秋。
ようやく大相撲も「通常営業」に戻れるかと思いきや。。。。。

横綱の白鵬、鶴竜が九州場所の休場を発表。
3横綱は1横綱になり、
その1横綱というのは先場所なんとかかんとか引退を回避して、
今場所が「復活第2弾」の場所となる稀勢の里。

正直言って、
「大丈夫かいな?」
と心配は尽きないのですが、
舞の海さんによると、
場所前のけいこっぷりは先場所前とは雲泥の差だそうで。。。

その言葉を信じて、
期待することにしましょう。

完全復活を告げる久しぶりの賜杯、
期待しています。

さて、白鵬と鶴竜。

まあ、
予定通りなんでしょうね。

うがった見方はしたくないのですが、
白鵬は今後の力士としての目標は、
できるだけ長く、最低でも2020年の東京五輪までは現役を続けるということだと思います。

そのためには、
疲れが溜まってきたり故障・ケガの懸念がある時はスパッと休み、
体調を万全にして出場した時に結果を残す。
そんな感じなんでしょう。

それで結果を残せる調整力と潜在能力には恐れ入りますが、
なんだかワタシは「違うんだよなあ・・・・・」っていう違和感が少し残ったりしています。

「横綱の責任」っていうことをことさら強調したくはないのですが、
ちょっとそのあたり、寂しいものを感じます。

まあ、
それもこれも、
休養すら十分にとることができない現在の大相撲の過密日程こそに根本の原因があるんですけどね。

本場所が終わった後10日も経たないうちに巡業という名の地方廻りをさせられるなんて、
いったいケガや故障を抱えた力士は、
どこで体調を整えればいいのでしょうかね。

しかも横綱、大関には出場が常に無言のプレッシャーで義務付けられるような圧がかかっていますから、
大変なことは大変ですよね。

白鵬や鶴竜などのモンゴル勢は、
本当にそこらへん割り切ってうまく調整しているということも言えますね。

若いときは多少の無理もきいたでしょうが、
年とともに万全の体調を整えるためには細心の注意を払い、
程よく休養を入れながらでないと、
持たないのでしょう。

野球やらサッカーの選手も、
ベテランになると適度に欠場する試合を入れながら、
その調子を整えますからね。


まあ、
白鵬や鶴竜などにとっては、
「日本人横綱」である稀勢の里が8場所も休場を繰り返しながらも認知されたというのが、
休むということに対しての、
ある意味免罪符になっているのではないかという気もします。

大相撲、
そして横綱の在り方というのも、
今後代わっていくのかもしれませんね。

そういう意味では、
休場をせずに皆勤している力士は、
この時代においては本当に貴重な存在だという気がします。

その今場所は、
横綱・稀勢の里に対して大関陣がどこまで迫るのかに注目が集まりますね。

個人的には、
先場所カド番を脱出して今場所にかける大関・栃ノ心に期待しています。

横綱への足掛かりになる場所にしてほしいものです。
そう、2度目の優勝ってことですよ。

高安もどうなのかな?

また大関獲りがまだ消滅したわけではない御嶽海も、
優勝に絡むような星を上げることができるのでしょうか?
まあ、2横綱が休みの場所ですから、
33勝という基準だけでは少し「弱い」感じもしますがね。

何せ優勝した先々場所も横綱は2人いなかったわけですから、
「上位力士には勝てない」
という風評をひっくり返す必要がありますね。

それから貴乃花部屋から千賀の浦部屋に移籍した力士たちの活躍にも期待しています。
貴景勝、貴ノ岩に貴源治。
元師匠の”貴”がしこ名につくことだけが、
貴乃花親方が彼らを育て上げてきた証し。
土俵で元師匠の無念、
晴らすような活躍を期待しています。

特にこの1年、
いいことが全くない貴ノ岩の捲土重来に期待大です。

例年いろいろなことが起こる九州場所。
せめて土俵の中では力士たちが雑音に惑わされず、
力いっぱいの素晴らしいガチンコ相撲を見せてほしいものです。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 明治神宮大会 あす開幕 | トップ | 川崎フロンターレ 連覇おめ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

相撲」カテゴリの最新記事