東京五輪2020 松山は惜しかったが、最後までよく戦ってくれた。

それにしても連日暑いですね。

昨日の東京オリンピック。
相撲でいえば「中日」に当たる日でしたので、
いよいよ競技も終盤戦でしたね。

この日のハイライトは、
やっぱり陸上男子100ｍの決勝ですかね。

準決勝で中国の選手が戦慄のアジア記録でトップ通過。
驚きとともに「誰が一体勝つの？」
と興味も上がりました。

決勝もまさに「無印」のイタリア、ヤコブスが9秒80で優勝。
当然アメリカとか、ジャマイカらカリブの選手が勝つと思い込んでいただけに、
なんだか驚きました。

ボルトなきスプリント界、
ますます群雄割拠で混迷を極めそうですね。


日本選手では、
ゴルフの松山英樹がメダルに挑みましたが、
ショット、パットがかみ合わずプレーオフで敗れて4位でフィニッシュしました。

この日はホント、
大事なところでのパットがことごとくカップに嫌われ、
ストレスのたまるラウンドだったのではと思います。

やはりコロナで直前に離脱したのも、
大きな影響があったと思います。
酷暑の中のラウンドでしたし、
病み上がりの身にはかなり堪えたのではないでしょうか。
表情にもいま一つ冴えがなかったように見えました。

しかし自国開催の競技で、
何とか金メダルを獲ろうともがいている姿、
素晴らしかったと思います。

当初から苦戦が予想されていたボールゲームは、
昨日は明暗が分かれました。

男子のバスケットボールは、
1勝をかけて最終戦に臨みましたが、
やはり力の差は明らか。
3連敗でこのオリンピックを終了しました。

八村選手がＮBAで活躍しているというだけで、
何だか上位に進出できるかもなんていうふわっとした期待が広がっていたように見受けられましたが、
現実は厳しかったですね。

各国ともにＮＢＡの選手が揃っているのは当たり前の競技において、
まだまだ日本は食いこんでいけるほど成熟してはいなかったという事です。
しかしここからがまたスタート。
バスケ人気自体は盛り上がっていますし、
ようやく一枚岩になって強化に励める環境が整ったとともに、
八村選手、渡辺選手のような「夢のまた夢」と思われていたＮＢＡ選手の出現もあります。
次回のパリ五輪では、
目標の「勝利」に向け、頑張ってほしいと思います。

一方で日本が伝統的に強く、
かつては金メダルも取った男子バレー。

2勝2敗で迎えた1次リーグ最終戦。
日本はアジアのライバル、イランと戦いました。

厳しい戦いになると思ってはいたものの、
予想以上に厳しかった。

しかし最後の最後、
日本の背中を押したのは、
間違いなく自国開催であるという事だと思われます。
「地元のオリンピックで、ここでは絶対に負けられない」という強い思いが、
最後の一歩を踏み出させて3－2のフルセットでの勝利。
ようやくバルセロナ以来29年ぶりの8強の座を勝ち取りました。

Ａ組では3位ですので、
準々決勝の相手はＢ組2位のブラジルでしょうか。

開始されたレスリングでは、
男子グレコ60キロ級で文田選手が決勝へ。
堅実な戦い方で、
金メダルを目指します。

女子の76キロ級では皆川選手が3位決定戦に進出。
メダルの獲得を目指します。

ボクシングでは、
女子フライ級で並木選手が準決勝へ。
これでメダル確定です。

女子のボクシング、
前日にはフェザー級で入江選手が決勝に進出しています。

ワタシはボクシングは大好きですが、
アマチュアをほとんど見ないので、
選手の名前もほとんど知りませんでした。

ましてや女子選手の行うボクシングは、
たまーに興行の前座の試合などで見るだけでしたので、
初めて「手に汗握ってみる」という経験をしました。

入江選手は初戦の戦いぶりを見た時に、
「これは男子選手と比較しても、テンポの良さや技術はかなりのものだなあ。こんなに強いのか！」
と感心して、その後も注目していたらこの決勝進出。
なんだかうれしい限りです。

並木選手、入江選手ともに、
一番高いところで輝く笑顔を、
見てみたいものです。
がんばれ！

体操の萱選手のあん馬銅メダル、
見事でした。

そして競泳女子400ｍメドレーリレーを泳ぎ切った後の池江選手の、
万感胸に迫るインタビュー。
感激してしまいました。


勝っても負けても、
まずは自分のやってきたことが出せるという事ができれば、いいですね。


今日は何の競技があるのかな～

毎日朝起きると、
日程とにらめっこするのが、
日課となっています。