東京オリンピック開催中のこの東京。
同時に2年ぶりに、
全国高校野球選手権大会東西の東京大会が開催されています。
東京オリンピック開催に伴って、
神宮球場は使用不可となるため、
東京大会は神宮球場を使用せず(開会式他は除く)、
準決勝、決勝は東西どちらの大会ともに、
東京ドームで開催されることが決まっていました。
通常東京の高校球児というのは、
神宮での戦いを見据えて日々練習に励んでいるのですが、
今年(当初は去年)東京ドームで準決勝、決勝が行われるということを聞いて、
球児たちはテンション上がったんじゃないかな・・・・と思っています。
(残念ながら我が家の元高校球児は、年代的にその恩恵にあずかれず。)
そんな「ドームで高校野球!」が、
土・日と行われ、
決勝のカードが決定しました。
土曜日は西大会の準決勝。
前回大会で久々に甲子園出場を果たして連覇を狙う国学院久我山が、
第1シードの日大三を下して決勝へ。
日大三はエース宇山が誤算。
何とか粘りを見せましたが、追い付くことができませんでした。
第2試合では東海大菅生が、
得意のスピードを生かしたキレのある攻守で世田谷学園を圧倒しました。
明けて日曜日は東大会の準決勝。
第1試合では関東一が、
第2試合では二松学舎大付が貫録勝ち。
関東一のエース市川と、
二松学舎のエース秋山。
東京都の左右の屈指の好投手同士の決勝となりました。
今日10時から西大会決勝が、
15時半から東大会決勝が、
東京ドームで史上初の同日開催。
この2校の代表で、
今年も49代表校が出そろいます。
さてさて、
ワタシはしっかりとこの土日、
東京ドームに出かけてきました。
緊急事態宣言下という事もあり、
東京ドームもしっかりとした態勢の下で感染症対策を行っていました。
こちらも初めての体験の、
「地方大会での指定席」で、
例年「早くいかないといい席が取れない」という状態を体験してきているだけに、
楽といえばこれほど楽なこともない、
夏の高校野球観戦でした。
土曜日も日曜日も、
ピーカンの天気で32,3度はあったんじゃないかと思われる気候でしたが、
ドームの中は空調も効いて快適そのもの。
全く暑さを感じないなんて、
やっぱりドームはいいなあ・・・・という事を実感してしまいました。
冷たい飲み物ばかりを取りすぎて、
最後のほうはもう、体が冷えまくってしまうという、
何だかなあ・・・・・という状態になってしまいました。
対戦校の応援席は外野にしつらえられ、
ブラバン、チアなどもしっかり入って、
いつもの年に近い雰囲気を醸し出してくれました。
しかしなんというか、
真夏の炎天下でないことから、
なんというか、高校野球の夏の予選ならではの「激闘感」みたいなものはありませんでしたね。
雰囲気でいうと、
プロ野球に近いかな?
いや、6月の大学野球選手権の雰囲気かな?
もし可能なら、
東京は準決勝、決勝の3日間は、
毎年東京ドーム借りて試合したらどうでしょうかね。
諸般の問題で無理?
でも選手の「健康」を考えるのであれば、
これが一番いい答えかもしれませんよ。
ドーム球場も適正に利用して。。。。。。
これが今後の高校野球の、
スタンダードになっていくかもしれません。
まあ、なんにしても。。。
この7月最終の土日、
例年は神奈川か東京の激戦を見に、
ハマスタ、神宮に出向くのですが、
今年はドームだったので、
疲れ方が全然違っています。
全くと言っていいほど、
疲れを残さず今秋に突入できました。
そこはうれしい限りです。
だけどなんか。。。。。。
何かが物足りない。。。
真夏のギラギラの太陽が、
やっぱり高校野球には必要なんだよなあ。
そんなこと、
強く感じたこの「ドームで高校野球」体験でした。
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