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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

バレンティン50号!!

2013年08月28日 | プロ野球

いま、ヤクルトの試合が熱い。

とはいっても、
チームの順位争いの事ではありません。

チームは例年になく投手陣が崩壊。
野手陣もケガ人続出でメンツが揃わず、
ここ数年では最も厳しい、
最下位を『定位置』としてしまっています。

昨日もチームの顔であり続けた宮本が引退を発表。
いいニュースはないなあと思いきや。。。
唯一の【明るいニュース】が連日新聞各紙を席巻しています。

それは、
バレンティンのホームラン。

とにかくすごい。
凄すぎる。

8月は当たればホームラン。
月間の本数は何と16本!!
(この本数、普通のクリーンアップ打者の、年間の本数でっせ!)

昨日の2発で、
ついに50号の大台に乗せました。

ホームランの日本記録と言えば、
言わずと知れた王さんの55本(1964年)。
タイ記録で、01年のローズ、02年のカブレラが並んでいます。

かつてバースが王さんの記録に並ぼうとした時、
巨人は執拗に四球でバースを歩かせ、
記録更新を阻止したことがありました。

その後も同様のことが”暗黙の了解”のうちに続き、
王さんの55本という年間本塁打記録は、
一種の『アンタッチャブル』な記録として扱われてきた歴史があります。

しかしながら今年。

バレンティンはこの8月、
まだ33試合も試合数を残したこの時期にすでに50本到達。

彼自身開幕から10試合以上欠場しているということを考え合わせると、
『脅威』以外の何物でもない記録です。

もはや55本の年間本塁打記録の更新は時間の問題。
9月第1週にでも、
更新される勢いです。

その後どこまで記録が伸びるのか。
楽しみになってきました。

今年は特に観客動員数に悩んでいるヤクルトにとっては、
まさに『救世主』的な存在となりましたね。
ホームラン記録がどんどん更新されれば、
ヤクルトの試合に足を運ぶファンの数も増えることでしょう。

かくいうワタシも、
今年バレンティンのホームランは1本しか見ていませんので、
『ど~れ、今度は3塁側から見てみようかな』
なんて思っているところです。

今年のバレンティン、
球の見極めが著しくよくなっていると感じます。

元々打球の角度などは『ホームランバッター』そのものですから、
球の見極めが出来て好球を逃さないとなれば、
これだけ実績が上がっても不思議ではありません。

今年は1年間『お休み』していますが、
西武・中村選手と、
そっくりなタイプではないかとみています。
生粋のホームランバッターですね。

これから1か月。

『どこで記録は破られ』
『はたしてどこまで伸びていくのか』

注目して観ていきたいと思っています。
(それにしても40号が出てから50号が出るまでの期間の短いこと・・・・驚きますね。)

*おまけにヤクルトがCS争いに顔を出してくれれば、もっと嬉しいけどね。


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