山の日の祝日の月曜日。
お盆休みに入った人たちも多く・・・・・
ということなのですが、
移動自粛勧告が出たりして、なかなか遠出も帰省もままならない夏。
そんな中昨日は、
甲子園の交流試合が開幕して、
ほぼ無観客、ブラバン応援もない中ではありましたが、
球児の目いっぱいのプレーを堪能することができました。
昨日のワタシの1日はというと、
朝イチで群馬大会決勝、桐生一vs健大高崎を楽しみ、
途中から高校野球交流試合の花咲徳栄vs大分商を観戦。
更に昼から東京都の東西NO1決定戦、東海大菅生vs帝京を楽しみながら、
交流戦第2試合明徳義塾vs鳥取城北に手に汗握り、
最後は大阪の「昨年全国制覇vs一昨年春夏連覇」というこれ以上豪華な対戦はないというライバル対決、
履正社vs大阪桐蔭の試合を堪能しました。
例年以上に高校野球三昧の1日を過ごしたわけですが、
気が付いたらもう、日がとっぷりとくれていました。
今年はこんな『高校野球三昧の一日』を過ごしたのは初めて。
どの試合も本当に手に汗握るレベルの高い試合で、
高校野球の素晴らしさ、そしてすごさを存分に堪能しました。
交流試合は、
第1試合は花咲徳栄が大分商・川瀬の立ち上がりを攻めて3点を先取、
そのリードをエース高森が最後まで守り切って3-1で勝ちました。
選抜が中止になると自校グラウンドで行進を行ったり、
また夏には学校でコロナ感染者が出たりと話題やら心配やら、
色々と大変だったであろう花咲徳栄は、
この甲子園でのびのびと躍動していました。
また、敗れた大分商の川瀬も、
大物感漂うマウンドさばきで、これからが楽しみな選手だということをうかがわせてくれましたね。
第2試合は最後までどちらが勝つかわからない接戦を展開し、
明徳義塾が6-5で鳥取城北にうっちゃり勝ち。
明徳にとっては何ともうまくいかない試合展開だったでしょうが、
8回一つの相手の隙から追い上げて、
9回に4番の逆転サヨナラで勝つという、
選手の肚の座り方がやっぱりすごいチームだということが再認識された試合でした。
各代替え大会では、
東京都NO1決定戦が面白かった。
東海大菅生が8回まで完璧に帝京の前に沈黙していたものの、
9回チャンスをつかむと3番の同点2塁打で追いつき、
満塁からサヨナラ勝ちで「東京NO1」の座を勝ち取りました。
近年東海大菅生の充実ぶりは東京の中でも際立っていますが、
最後の最後に昨日もその『No1は俺たちだ』という気概を見た気がしました。
たぶん今年甲子園が行われていても、
なかなか面白い戦いができたことでしょう。
敗れた帝京も、
久しぶりに東京の中でその存在感を発揮してくれました。
前田監督の監督生活もカウントダウンでしょうから、
何としても今一度甲子園で「帝京ここにあり」というところを見せたいでしょうね。
今年はそのいいきっかけになるような代となりました。
そして大阪の『ザ・決戦』。
昨年と一昨年の全国制覇校同士、
今年ももちろん全国制覇を十分に狙える戦力を有しての対戦となりました。
大阪のみならず、全国の高校野球ファン注目の対戦が、
昨日の夕方から行われました。
昨年全国制覇までたどり着いたとはいえ、
履正社にとって大阪桐蔭は「越えなければいけない大きな壁」であることは変わりません。
全国制覇直後の昨秋の府大会決勝では延長で敗れ、
また夏の予選では過去11連敗という「天敵」。
甲子園がかかっていない試合とはいえ、
『絶対に負けることは許されない試合』と位置付けての、
気合満点の攻守を見せてくれました。
試合は初回から両校の打線が相手の剛腕エースに襲い掛かる展開。
何度も満塁のチャンスが演出され、
「いったいどうなってしまうのだろう」という試合展開となりました。
しかし昨日の履正社は、
大阪桐蔭のエース藤江をはじめとする投手陣を打ち崩し、
9点を取り圧倒。
キャプテン・関本が「圧倒的な強さを見せつけて勝つ」と言っていた通りの展開で、
9-3とライバル・大阪桐蔭から、
夏の大会では本当に久しぶりの勝利を挙げ、
この大会を締めました。(大阪は準決勝で終了)
勝った履正社も負けた大阪桐蔭も、
そのレベルは間違いなく全国屈指で、
やっぱりこの両校は破格の2チームなんだなあということを再確認。
次は選抜決勝で、
2度目の『決戦』を全国のファンに、
見せてほしいと思います。
今日も暑くなりそうですが、
交流試合を含めて、
熱い対戦が見られそうで、
楽しみです。
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