高校野球の代替え大会は佳境を迎えていて、
全国の大会で決着がついたところが多いですね。
まあ、
考えてみれば今日は8月9日。
本来ならば甲子園も開幕している時期ですからね。
東京では週末にかけ、
東西の東京大会が決着しました。
西東京では東海大菅生が佼成学園を9回2死から追いついての延長サヨナラ勝ち。
3年ぶりの栄冠を勝ち取りました。
東東京では帝京が、こちらも9回1死から追いついて延長サヨナラ勝ち。
ここ5年ほどくすぶっていましたが、
久しぶりの夏の栄冠です。
3・4番が大阪出身と聞いて、
帝京も変わったなあと思いました。
明日は甲子園での交流試合を尻目に、
この両校が『今年の東京No1』をかけて激突します。
なんだか楽しそうな試合です。
ワタシは昨日、
配信で群馬大会のライバル対決である健大高崎vs前橋育英の試合を観戦していました。
このライバル対決だけは見逃せない・・・・と思ったからです。
両チームともに2010年代から圧倒的なチーム力を背景に全国デビューを果たしたチームで、
両校ともに甲子園ではのびのびとその力を発揮してくれます。
この両校の活躍が群馬の高校野球のレベルを『関東屈指』と言われるまで引き上げたのはご承知の通り。
しかし近年は、
特に夏の選手権予選では前橋育英が健大高崎を圧倒しています。
今年は秋の県大会では前橋育英が健大高崎を準決勝で破りましたが、
その後実力を伸ばした健大高崎は3位で出場した関東大会で各県の強豪を次から次へと破って優勝。
更に出場した明治神宮大会でも決勝まで進出し、
一躍その名を上げ、もちろん選抜出場校となりました。
一方の前橋育英は、
群馬県2位で出場した関東大会では惜敗して選抜甲子園出場はならず。
ということで、
秋から夏にかけ、
両校がどんな形で成長してきたかがわかる対戦に、
注目が集まっていたというわけです。
試合は前橋育英が序盤攻めて4-0とリードしますが、
今年の健大高崎はリードされても慌てません。
あっという間に同点に追いつくと、
その後は前橋育英の投手陣を猛打で圧倒、
8回で11-4と大量のリードを奪いました。
しかしさすがはライバル・健大高崎に何年も負けていない前橋育英。
ここから意地が炸裂して5点を返し11-9と、
『さすがはライバル対決、一筋縄ではいかないな』
と思わせる結末でした。
健大高崎は今年こそはの気迫で勝ちをもぎ取りましたが、
前橋育英は『負けてなお強し』という思いを、
ライバルに植え付けた対戦ではなかったかと思います。
両校のつばぜり合いは、
これからもまたずっと続くのではないかと思います。
次は関東大会、いや、選抜の決勝で・・・・・・
そんなことを思ってしまいました。
ようやく神奈川、千葉、埼玉での大会が始まって、
まだまだ高校野球の季節は続いていきそうです。
しかしながら、
試合を見ていると、
スタンドからの大歓声やブラバンの音色、
そういったものがないので、
やはりいつもとは大きく違ったものに見えます。
やっぱり高校野球は、
歓声やブラバン、
そういったものも一体となった『みんなのもの』なんだなあ。。。。。
そんなことを思っているワタシです。
そんな中で明日からはいよいよ甲子園での交流試合が始まります。
そういえば今年はまさか発売されないであろうと思っていた週刊朝日の甲子園大会号、
もうワタシは年イチで買っていて50年近くになる雑誌ですが、
書店に例年と同じように並んでいて、
思わず『おおっ!!!!』と叫んで手に取り、
早速に買ってしまいました。
やっぱりこれがねえとなあ。。。。
ということで交流試合、
明日は2試合の予定です。
第1試合 大分商(大分) vs 花咲徳栄(埼玉)
第2試合 明徳義塾(高知) vs 鳥取城北(鳥取)
花咲徳栄は別として、
他の3校はいずれも代替え県大会で敗れてしまいました。
特に明徳と鳥取城北は、
県内で実力は圧倒的だと言われていましたので、
ちょっとショックを受けているのではと思われます。
しかしながら、
最後の最後にこの甲子園での交流試合がありますから、
ここで「明徳ここにあり」「鳥取城北ここにあり」という試合をしてもらいたいですね。
3年間の思いを込めたたった1試合限定の「激アツの戦い」期待しています。
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