九州場所3日目。
先場所逆転での優勝を飾った日馬富士が、
初日からの連敗を受け3日目から休場。
と思っていたら、
休場は連敗を受けてのものではなく、
場所前に起こした貴ノ岩への暴行事件が原因と報道され、
てんやわんやの大騒動が勃発しています。
マスコミ報道では、
あれやこれやと憶測も含め、
ぴーちくぱーちくと、
まあかしましいことですが、
いずれにしても暴行事件があったということは事実のようです。
その発端や顛末などは、
報道だけではわかり得ぬことがたくさんあるのでしょう。
昨今の新聞やテレビなどの≪フェイクニュース≫っぷりに辟易としているワタシなので、
掲げられている事実と思われる部分についてだけ、
断片的に『信用』することにしますが、
それにしても大きな事件に発展しそうで、
心配です。
日馬富士は先場所、
ある意味『相撲界を救った』ともいえる奮闘ぶりで、
満身創痍の体に鞭打って一人横綱として土俵を務め、
大逆転優勝を成し遂げました。
その気迫や責任感には、
横綱としての矜持を強く感じましたので、
それからわずか1か月でのこの暴行、
にわかには信じがたいです。
それが事実であるとするならば、
責めを負わなければならないでしょう。
もしかしたら、
土俵を追われることにまで発展するかもしれません。
暴行事件で引退に追い込まれたということになると、
真っ先に朝青龍の事を思い出しますが、
彼と日馬富士は、
全然違うと思っています。
『勝てば何をやっても許される、俺に口出しできる奴なんて、いねえ』
とばかりに傍若無人な振る舞いを繰り返した朝青龍に対しては、
全国の多くの相撲ファンが『国技を汚される』という思いを抱いていたのではないかと思います。
それゆえ、
彼が起こした暴行事件(しかも一般人に対して)については、
ほとんど擁護する声は起こらず、
「辞めるんなら、さっさと辞めれば!」
という感じでした。
それに対して日馬富士。
小さな体で土俵を務めあげ、
誰が見ても満身創痍なのは明らかながら、
とにかく責任感が強い・・・・・というイメージがあります。
それだけに、
このことで土俵を去るということに、
つながってほしくないというのが、
ワタシの偽らざる心境ですね。
それにしてもワイドショーなどでコメントしている人たちの無責任さ。
『日馬富士は相撲を辞めなければならない?』
なんていうコメントが多いのですが、
どうして現時点でそこまで言い切れるのか。。。
まだまだ真相が究明されていないこの段階で、
事件が起こったその日にこんなコメントをする人たち、
特に普段は好角家を名乗っている”某4コマ漫画家”など、
相撲愛が感じられませんね。
デーモン閣下や能町みね子さんなどの他の好角家と違って、
『相撲への愛があるのかね?』
って思ってしまいます。
まあ彼は、
DeNAベイスターズができた時も、
DeNAという会社が気に食わないから、
ベイスターズは金輪際応援しないとか・・・・確か言ってましたっけね。
今年の日本シリーズ、思いっきり応援してしたが。。。。。(何か?)
面白おかしいコメントをテレビでしようとするのは勝手だけど、
ファンはその時の言葉、
かなり頭の奥で、覚えているもんですよ。
言っていること、
軽いよなあ。。。。
(批判を浴びたら、『たかが漫画家の言うことをいちいち真に受けんでも』・・・・・って、誰かさんみたいに自虐的に言うのかな?)
おっとすみません、
つい熱くなってしまいました。
熱くなってはいけません、何事も。。。
いずれにしても、
現状では推移を見守るしかありませんね。
心配です。