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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

あの池永正明氏が死去。 

2022年09月27日 | 高校野球

~西スポより~
プロ野球西鉄ライオンズ(現西武)の元エース、池永正明(いけなが・まさあき)さんが25日、がんのため死去した。76歳。山口県下関市(旧豊北町)出身。葬儀・告別式は家族葬で営まれる。


西鉄ライオンズで活躍し、
黒い霧事件に巻き込まれて永久失格処分を受け球界を去った池永正明氏が、
死去しました。

ワタシは年代が少しずれているので、
池永氏の雄姿が目に焼き付いているというわけではありません。

西鉄ライオンズを中心に巻き起こった「黒い霧事件」も、
書籍で読むぐらいで、
その当時の空気までを知る人間ではないです。

しかし池永正明という名前は、
西鉄ライオンズというよりも、
高校野球の名選手として、
頭に刻み込まれています。

そう、
あの海草中の嶋清一とか、
沢村栄治のように。。
あるいは徳島商の坂東、魚津の村椿、浪商の尾崎のように。。。


下関商の池永といえば、
高校野球のファンにとって、
そんな存在でした。

『見たことのない剛腕投手』
それがもう、
一番子供心をくすぐる存在で、
池永の名前もワタシは「高校野球の、下関商の池永」として、
主にインプットされています。

その池永さん。

黒い霧事件で球界を追われ、
ずっとずっと野球という事とは完全に引き離される生活を送ってきたのが、
05年に名誉を回復されて復権され、
その時のインタビューなどが強く心に残っています。

なんとはいっても、
ライオンズの音に聞こえたOBですから。

その後はまたワタシ、
音沙汰なく過ごしていましたが、
昨日彼の死去の報を目にして、
感慨を深くしています。

この当時のプロ野球選手たちも、
たくさんの方々が鬼籍に入ってしまいました。

子供のころに目にした沢山の選手の姿がもうこの世にないというのは、
とてつもなく寂しいことなんだなと、
今実感しているところです。

波乱万丈という言葉、
この言葉が池永正明氏の人生に、
最も合っている言葉なんじゃないかと思っています。

心ならずも球界を去らなければいけなかった心境、
いかばかりだったろうと思わざるを得ません。

どうぞゆっくりと、
お休みください。

実質5年間で100勝。
今とは時代が違うとはいえ、
なんとすごい記録なんでしょうか。

そして甲子園の優勝投手。

一時「甲子園の優勝投手は、大成せん」
なんて言われた時期がありましたが、
なんのなんの、
ものすごい「優勝投手」がいたじゃないですか。。。

そんなことも振り返りながら、
少し昔の甲子園に、
思いをはせてみようかと思っています。



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