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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

大相撲名古屋場所 2日目ですでに、上位は総崩れ?!

2022年07月12日 | 相撲

大相撲名古屋場所は日曜日に初日を迎えました。

今場所も照ノ富士が圧倒的に強いと思いきや、
初日に阿炎に圧倒されて黒星。

何だか照ノ富士、
少し体が小さく見えるような。。。。。

絞ったのかな?
と思わないでもありませんが、
初日に土俵下に落ちた後、
なんだか少し膝を気にするそぶりを見せたところ、
ものすごく心配です。

しかし昨日2日目。
合口がいいとはいえいま日の出の勢いの霧馬山が相手。
前日の膝の不安を引きずっているといやだなあと思いながら見ていましたが、
とりあえずはしっかりとした取り口で初日を出してくれました。

だがまだ13日残っています。
最後までしっかりと相撲を取り切るには、
ひざに負担のかからないような取り口が必要。
今日は先場所大活躍の隆の勝ですから、
気を抜けない土俵が続いていきます。


さて、
問題の多い大関陣。

初日から2日間、
3人のうち2人が負けるという土俵で、
何とも締まりがありません。

カド番の正代と御嶽海。

正代はもう、
ちょっと厳しいんではないかという感じの相撲っぷりです。

琴ノ若、隆の勝に連敗。
しかも両方ともに完敗という相撲っぷりですから、
八角理事長ならずとも苦言を呈したいですね。
「もっと気迫を込めろ!」

御嶽海も、
昨日は琴ノ若に対して苦杯。

まあこちらは動き自体は問題なさそうなので、
何とかケガさえしなければ勝ち越しは大丈夫だと思われます。

しかしこちらも、
瞬間最大風速的に力は出るものの、
安定して大関の星を維持するというのは難しそうで、
典型的なクンロクになりそうな気配もしてきています。

もう一人、
唯一カド番ではない貴景勝は、
首のケガ以降どうしてもあたりに強さが出ていない感じで、
強引な突き落とし気味の技ばかりが目立っている感じです。

これは一見荒々しく見えるものの、
苦し紛れという感じも強く、
スキを突かれて負けるという相撲も増えてきそうな感じです。

立て直していくにはやはり、
立ち合いの鋭いぶちかまし、
これを再構築するしかないでしょう。

さて、
期待された関脇二人も、
連敗スタートとなっています。

大関取りもかかる若隆景は、
先場所に続いて非常に厳しい序盤の相撲となりました。

こちらもなんだか少し小さく見える感じの今場所。
回しを青から銀に代えて臨んだ今場所ですが、
逸ノ城、玉鷲に連敗。

大栄翔も同じく玉鷲、逸ノ城に連敗と、
両力士ともに今のところいい流れには乗れていません。

元気が伝えられている小結陣、
豊昇龍と霧馬山は昨日それぞれ大関、横綱に敗れ初黒星。

前頭筆頭までの上位陣は、
この結果わずか2日目で、
全勝(2勝)はなしという結果になっています。

何だか荒れた土俵ですね。

これまでは「荒れる春場所」なんていう異名を取った場所がありましたが、
好毎場所上位がころころ負けるんでは、
「毎場所荒れる大相撲」って感じです。

というか、
上位陣と幕内中盤までの力士の実力差が、
ほとんどないのではと思われる相撲も多くて、
今のところ横綱だけがひとり強くて、
あとは団子状態という感じですね。

まあ、
そう考えれば毎日の上位陣の黒星も、
違和感なく受け止めることができます。

今のところ大関を2連破の琴ノ若が絶好調、
そして休場明けの逸ノ城と鉄人・玉鷲がこれに続いています。
そのほかの力士では、
さほど目立って好調という力士もいなさそうです。

まあ、
場所が深まるにつれて、
好調な力士と不調な力士があぶり出されてくるのはいつものこと。

「大関交代」はなさそうですが、
「大関陥落」は十分にありそうな気配ではあります。

名古屋は暑そうですが、
体調管理には十分気を付けて、
コロナにもかからないようにしてくださいね。

でも相撲はやっているだけで、
なんだかワクワクしちゃいますね。



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