~日刊スポーツより~
日本高野連は4日、第92回選抜高校野球大会(19日開幕、甲子園)について、史上初の無観客で開催準備を進めることを決めた。主催者の日本高野連と毎日新聞社は大阪市内で運営委員会と臨時理事会を開き、出場32校に無観客での実施に向けての準備を要請することを決めた。だが、新型コロナウイルスの感染状況によっては中止することも明言した。開催の可否は11日の臨時運営委員会で結論を出す予定だが、予断を許さない状況だ。
とりあえず選抜は無観客試合で行うことを軸に調整されるという発表がありました。
無観客の試合とはいえ、
開催されるという事で前向きにとらえる向きが多いですね。
出場校の皆さんにとっては、
夢の甲子園での大会ですから、
安堵していることでしょう。
しかしながら、
状況が刻一刻と変わる現在の情勢を踏まえると、
まだまだスポーツイベントが開催されるかどうかの判断は、
ギリギリまでわからないというのが本当の所でしょうね。
昨日の発表では、
開会式をはじめとする選抜前のイベントや公式練習などもすべて中止となるとのことですから、
まさにぶっつけ本番で「夢の球場で試合をやる」という事に特化した大会になるという事で理解しているところです。
この開催の是非についてはいろいろと意見もあり、
そのどれもが一理あるのですが、
関係者がギリギリの選択を迫られる中で、
出来うる最良の答えを探そうともがいたうえでの方針という事で、
尊重しながら進んでいければと思います。
さあ、
各校は現在、
練習を休止している学校も多いと聞きます。
これから本番まで、
コンディションの維持ということ以上に、
練習試合の中止により、
実戦感覚がほとんどないまま本番に突入するという事態になるでしょうから、
このあたりが試合をする上でのカギになることでしょう。
もちろん大会、試合ですから、
選手たちはアスリートとして、
勝ちに向かい優勝を目指すことは確かです。
しかしそれ以上に、
かつての2回の震災、
そしてもっと振り返れば戦後、
そういった「野球ができることの幸せ」がせめてグラウンドの中ではいっぱいにあふれる、
そういったプレーを目指してもらいたいし、
そんな大会になることを祈念しています。
まさに「勝ち負けを超えたスポーツのチカラ」が、
この国難に立ち向かう国民のチカラになっていければ、
それがスポーツというものが存在し愛される「意義」そのものではないかと思っています。
ワタシも今年は、
そんな感じで、
画面の前で選抜を観戦できれば、
と思っています。
例年ワタシ自身も楽しみにしている戦力分析や優勝予想、
今年はやらないで見ようかなあ・・・・・
そんな感じでいます。(現在の心境です)
もう、
グラウンドいっぱいに繰り広げられるプレーそのものが、
この暗澹たる空気を少しでも吹き飛ばしてくれること、
期待しています。
何とかそれまでに、
パンデミックになることを阻止せねばなるまい。。。。。。
会社は行くけど、
その他は家にこもるぞ~。
そんな気でいる、ワタシです。