母は、四六時中お金を探していて、夜もごそごそと、
灯りを豆球にしていても、ごそごそと一晩中
横で一緒に寝るようにしても朝食の用意の間に
出掛けて、探し回る でも、大抵は交番にお金が
無いと云いに行っているので、☎で呼び出しが来る
もう、🏠の中はめちゃめちゃな状態が続いていた
家中が共倒れになりそうだった
老人力と云うのは強い!!出掛けようとしたら、
ぐいぐいと引っ張って行く、疲れた頃に連れて帰る
そんな毎日が続き
私も体がもたなくなって、終に夫が休暇を取って
付き合って呉れたけど、何時までも続けることは無理
当時は我市には未だケースワーカーさんがセンターに
一人しか居られなくて、その人にも中々コンタクトが
取れずに、とうとう友人の医者の知人でホームを
経営している人に内緒で入れて貰うことにしたが、
面接に行って、いざ!という時には なかなか決心が
着かずに(いわゆるまだらな痴呆だったので)3回程
連れて行ったり帰ったりを繰り返し、とうとう入院を
私は自責の思いで苦しい毎日を過ごした・・・
医者に言われてから、二年は経過していた。