えみこの部屋

最期まで元気で過ごしたい

失うこと

2016-01-18 09:53:09 | 日記
自分の不注意で失敗し、何かを失うと云う事は
あとあと笑い話で終わってしまうが

将来あるべき、小さな命、若い命、
日本を、世界を走り回って活躍したであろう人達
お互いを信頼しあって生活をしていた連れ合い、
まだまだ元気だった親達

時が過ぎれば・・・というが、時が過ぎても決して
忘れることは無い
自分の命のある限り、背負って生活をしなければいけない
悔しいという以外、言葉でのあらわしようが無い

私も、小学校1年の時に弟が生まれた
「おめでとうございます、坊ちゃんですよ!」
と産婆さん、「裸やのにどうしてわかるの???」
それ位(初心ウブ)(-_-;) だった。
その弟が1歳2か月で亡くなった
戦後で、医療が貧しかった時代だった
当時、私は死と云う意味が未だはっきりと理解出来なかった

随分と厳しい母だったけど、そして一人ぼっちの私は
「貰いっ子」と何時も思っていた位いじけていたので
本当のお母さんが迎えに来たら許してあげようと何時も 
思っていた・・・

自分が親になって両親の悲しみがどれ程大きかった事か、
充分にわかる、愛する人を亡くした人達には、

         何の言葉も出ない、出せない