各都道府県警機動隊での出動服は、新型（黒色のヘルメット、黒色の出動服、透明なジュラルミン製の盾）と、旧型の出動服（青色のメットと青色の出動服、鉄製の盾）が混合である。
機動隊でもっとも規模が多いのは、警視庁機動隊である。（第1～第9機動隊と特科車両隊の10隊）
暴徒がよく使用する武器のひとつが「火炎瓶」である。これは、瓶の中に燃えやすい可燃物をいれ、火を付け相手に投げつけるものである。
これは、誰でも作り、使うことのできる武器であるため、世界中の暴動、デモ、反政府活動などで目にするものである。
日本で警察の機動隊が出動服とともに首もとに白色のマフラーを巻くのは、首もとから可燃性の液体が入らないようにするためと、
炎による有害な煙を吸わないように口元を覆うためである。
また、怪我をしたときに傷口に包帯代わりにも使用できる。
最近、アメリカ、中国、シリアなどで、デモ隊が暴徒化し、治安部隊と衝突する事件をニュースで聞く。
デモ時は、旗や横断幕で自分たちの活動に注目を浴びせるものである。もちろん警察も黙って見ているだけでなく、武装警官を周辺に
立たせ、また、政府の施設などには、歩哨を立たせ警備させる。
しかし、デモ参加者が暴徒化した場合には、武装警官隊が、放水や催涙弾を撃ち込み鎮静化する