新春特別号！vol.1

Happy New Year to you!

I wish this year will be the happiest and best for you.

Yours sincerely,

 

皆さん、こんにちは
ブログ編集部です

あけましておめでとうございます
今年も『アミーユライフ』を宜しくお願いいたします

昨年に引き続き、施設からの近況報告や原稿執筆者の伝えたいこと
また、企画中ですが、訪問者の介護・施設などについての素朴な疑問を施設管理者へ質問できるコーナーなど、充実した内容でお伝えできればと思います
さらに、『編集部より』もリニューアルして『ブログの箸休め』と題し、ブログの内容に関連した「へぇ～」と言える雑学をお伝えしようと思います。
箸休めのようにお気軽の読んでいただくと幸いです
『アミーユライフ』共々ご愛読いただきます事を、宜しくお願いいたします

 

さて、お正月３が日はいかがでしたか？
初日の出、初詣、実家へ帰省、親戚へ挨拶回り、家族・カップル旅行・・・仕事etc

何かと忙しいスケジュールでお疲れでしょう
あまり【多忙】すぎると『不思議の国のアリスの３月ウサギ』になりますよ

いやいや、何処へも行かず、しっかり飲んで食って騒いで寝て・・・
【食う寝る】の繰り返しはウシになりますよ

正月休み返上で働いていた方、お疲れ様です
世の中がお休み中、会社の事情であれば仕方がない・・・
『馬車馬のように働く』とあるように【働き者】はウマになりますよ

「そんなもん関係あるか」とお正月とは無縁の方
怒りたい気持ちも分かりますが、あまり吠えるとイヌなりますよ

いろんな物事を動物に例える事がよくありますね
昔から人間と動物は結びついているので切っても切れない関係なのでしょう
『お正月』の動物といえば・・・
十二支ですね

子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥
ね・うし・とら・う・たつ・み・うま・ひつじ・さる・とり・いぬ・い

今年２０１３年は巳年、巳は６番目
何故６番目なのか、十二支の順番について逸話があるので紹介しましょう

 

≪十二支のお話≫

【第１章】　　

むかしむかしのある年の暮れ、神様が動物たちにお触れを出した。
「元日の朝、新年の挨拶に来るがよい。来た順番に１２番目までを１年間その年の人間界の守り神にしてやろう。」と約束した。
それを聞いた山や森や野の動物たちは「よし！我こそは！」と元日が来るのを今か今かと待っていた。

そんな中、神様宅へ行く日を忘れてしまった猫は仲良しのねずみへ聞いた。
ねずみはケロッとしてこう答えた。
「２日の朝だよ。１月２日の朝に神様宅へ早く着いた者勝ち。元日には人様の家を訪ねるなと昔から言うだろ。」
猫は礼を言って帰っていった。

大晦日になりました。
大晦日ともなれば人間だけでなく動物たちも大忙し。
動物の場合は明日の準備でだけどね。

屋根裏で準備をしていたねずみは、下で何かブツブツ言っている牛に気づき耳をすました。
「俺は足が遅いから皆より先に出発しなきゃ勝てそうにないなぁ。」
そう言いながら旅支度を始め、準備が整うと朝日が昇る前のまだ暗いうちから小屋を出た。
しめたとばかりにねずみは牛の背中に飛び乗った。
そうとは知らぬ牛は暗い夜道を霜を踏みしめ踏みしめ神様の御殿へと登って行った。
門の前に着くとだあれも居ない。
「ほーう、これでわしが一番に決まったようなもんだ。」
牛はよだれを垂らしながら元日の朝の来るのを、今か今かと待っていた。

牛が極秘で自宅を発った翌日、つまり元日の朝、NHKの朝のニュースで「来た順→干支順」とすることが発表された。
動物たちは一斉に自宅を出発。
足の速い、うさぎ、馬、犬、空を飛べる龍らが先頭を争ったが、
神様宅は遠方だったため、各自途中で食事休憩や仮眠をとった。
唯一うさぎだけは、亀との一件で、「休むと亀にすら追い越される」ということを学んでいたため休むことなく走り続けた。

一番鶏が時を告げると門は静かに開いた。
牛はにんまりして門をくぐろうとすると、背中にいたねずみがぴょんと飛び降りて、ちょろちょろと門をくぐって
「神様、あけましておめでとうございます。ねずみが新年のご挨拶に来ました。」

番のりはねずみ
牛は番になった

【第２章】へつづく
『新春特別号！vol.2』は1/9更新予定です