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そんな簡単にMAGNETOが負けるか、Uncanny X-MEN


INHUMANS vs X-MEN (“IvX”)と話が繋がっているUncanny X-MEN (“UX”) 18号、およびIvXが終わった後の後始末的UXの最終話19号をレビュー。筋書をCullen Bunn、画をEdgar Salazarが担当。添付画像は19号の表紙を採用。UXの表紙をよく描くKen Lashleyによるもの。

今回も、まずは粗筋を紹介。UX 18号では、INHUMAN族の基地を占領中のミュータント達。ZORNがINHUMAN族の反乱を制圧する話。19号は、MAGNETOとPSYLOCKEの一騎打ち。

今回も気に入ったシーンや台詞等を紹介。18号の話には、それ程感情移入できなかった。正直傍流のZORNを中心に構成された話だからだろうな。その中で二つ光っていたものがあった。それはSalazarの画。UX 16号のレビューでも褒めたけど、今回もこの人の画力には圧唐ウれた。脱帽。味みたいのは、これからなんだろうな。だけど、上手いから今は良い。

もう一つは、Sebastian Shawの荒っぽさ。ミュータントのためにみたいなお題目なんて、全然関心ない。暴れられて大満足ってだけ。彼らしい。

一方19号。PSYLOCKEがそもそもMAGNETO一派に所属した時のことを振り返って言った言葉、”I wanted to believe in his (Magnetoのこと) agenda.”。この中二でもわかる英語は実は結構奥深い。最初っから信じてないからwant toを使っている。

勝ち負けだけで言えば、PSYLOCKEが勝つわけだが、MAGNETOともあろうものが簡単にやられるかと思っちゃう。(簡単じゃない風にページ数が使われているのだが)その昔、WOLVERINEのadamantiumの骨を全部抜き取ったMAGNETOだよ。オイラからすればPSYLOCKEなんて屁でもないと思うけどな。

それとも、負けたのはMAGNETOの計算か。最終ページで、MAGNETOは、”I must remain dead.”と言っている。その後Exodusが、”Dead perhaps. But not that dead.”と言う。MAGNETOはそれを再確認するため”No. Not yet.”と締めくくる。死を装い、将来に備えるということか。今後彼は、悪人の側になるのかな。

前半でSalazarのこと褒めすぎたかなと思ったのはPSYLOCKEの東洋人的外観は上手く描けてない。

復活したElixirっていう治癒能力のあるミュータントがまた出てきて、MAGNETOを助けるわけだが、順番が違うでしょう。最初に助けるべきはCYCLOPSだよね。噂によれば死んだJean Greyも生き返るって言うし、そろそろだよねCYCLOPSの復活は。

あ、結局レビューを書くのはやめちゃったけど、UX Annualで、Elixirは復活していたんだよね。彼の使い道がこれだけだと思いたくない。
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