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アメコミとラーメン

緑のコートと紫のセーターが!映画Amazing SPIDER-MAN 2



公開日翌日にAmazing SPIDER-MAN 2を観てきたので、レビュー。これアップしないと人の批評を読んだり、聞いたりできないから、さくっと。当然のネタバレ多数。観る前には読まないでください。

粗筋はこのャXターの写真に全てが語られている。しかし、この「「戦い」絶対に勝つ。」ってコピー当たり前過ぎてピンと来ないね。

気に入ったところ。今回の映画のキーワードはHope。SPIDER-MANが何故戦い続けるのかっていうraison d’etre。人々 に希望を残す。その象徴が最後の方のRhinoに一人立ち向かう少年。この少年がPeterの子供の頃と重なって、良かったな。逆にその希望を取り上げられたのが、今回の悪役Green Goblinであり、Electro。

二人の女性GwenとMay叔母さんは凛々しくて素敵だったな。この点はアメコミの中の設定とは異なる。そしておいらの好きな所でもある。

イギリスに留学することが決まったGwenが期待している言葉を伝えられない、もどかしいPeterはアメコミの設定そのまま。結構これも好き。そして、最後にPeterが伝えた解決策は原作にない素敵なもの。なるほど。

Gwenの緑のコートと紫のセーターの意味。これは原作の中では彼女の死装束。その通りの結果となったが、ファンの期待に忠実だった。中途半端な解釈ではなく良かったな。Gwenの落下のシーンはなかなか綺麗だった。

出だしの時計の歯車の映像がどうして使われたのかは良い伏線だった。最後のGwenの死の予兆なんだね。予兆と言えば彼女の父親の幻もPeterの罪の意識の為せる業というばかりでなく、Gwenを迎えに来たとも考えられる。

ということは、次回のASM 3にはMary Jane Watsonが重要な役割を担うね。

悪人集団、Sinister Six(映画化が決まっているらしい)を想定した今後への布石は良し。Rhinoも悪人集団の一員だからこそのラストシーンなんでしょう。

一方、気に食わないところ。本作も含め、アメコミ映画の公開日が近過ぎ。完全共食い状態。もっと考えてよ。

全体に編集が変。前半の時間の流れはゆっくり過ぎた。後半は良かったのだが。

その結果、悪者が目立たな過ぎ。Electroのシーンなんて短くして、もっとHarry = Green Goblinとの知能戦を長くしてほしかった。執拗な攻撃が次々とあっても良いと思うんだ。Sam Raimi版のSPIDER-MANでのGoblinの使い方が如何に優れていたかが今更ながらわかった。

以下の伏線の使い方が下手くそ。一つ目。GwenとHarryのエレベーターの中での会話。PeterにはGwenが必要みたいな台詞は、もっと効果的に使ってほしかった。(もっと明示的に台詞に現れてくるとかね。)

それから、Peterの父親の死の真実も安っぽく種明かしして欲しくなかった。ASM 3に引っ張っても良いと思う。

お客さん少ないな。新宿ミラノだからかな。デートだったらピカデリーにするもんな。
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