アメコミとラーメン

今回は、日本のヒーローSUNFIREに注目、Uncanny AVENGERS



Uncanny AVENGERS("UA”)5~7号を読み終えたので、レビュー。

筋書きは、引き続きRick Remenderが担当。UA 5号の画をOliver Coipel、6,7号の画をDaniel Acunaが担当。表紙画はJohn Cassaday。今回はわりとおとなしめなデザインながらも、表情に迫力のある5号のものを採用。Oliverは昔THORの画を担当してた画家で、彼の描く人の顔は四角いのが特徴。特にTHORの表情は優しくて印象的だったな。一方、Danielの方はUncanny X-MENとX-MEN Legacyの画を一時描いていたな。(と書いたが、Wikipediaで確認するまで忘れていた。)結構おとなしめの画ながら、彼の描く人物の表情は力強い。この人にはSPIDER-MANを描いてほしいな。

話の方は、全体を通して、AVENGERSの強敵Kang, the Conquerorの周到な犯罪計画が中心。

今回も好きなシーンや台詞を紹介。まず、何と言っても元X-MENで日本のスーパーヒーローSUNFIREの再登場。(添付画像左から4人目。)それも一番好きな初期コスチューム。(一度載せたかもしれないけど、Philip Tanが描いたSUNFIREも載せちゃう。)

今回の話の重要な登場人物の一人Apocalypseに利用され、ヒーロー稼業をやめた彼をWOLVERINEがAVENGERSにスカウトする。誘い文句であり、何とかアルコール依存から立ち直らせようとして、出た台詞、He (Xavier教授のこと)always told me you’d (SUNFIREのこと)find a way to surprise us all.がかっちょ良いな。しかし、UA 7号で彼の命は、風前の灯。あっけなく、死んでしまうのか、それともホントに、読者を驚かせてくれるのかは、次号以降のお楽しみ。

SUNFIREの他にもこのAVENGERSのUnity Division(人間とミュータントの共存ということ)に新しいメンバーが加わる。WASPことJanet Van DyneとWONDER MANだ。何とJanetはこのチームの広報担当。リーダーのHAVOKに色目を使っているのか。面白い。色目と言えばWONDER MANは、SCARLET WITCHにデレデレなのだが、彼女の方が相手にしない。こういった人間臭いシーンは好きだな。

人間臭いシーンと言えば、メンバー間のいざこざは面白いな。この人間とミュータントの共存というお題目を本当に信じるCAPTAIN AMERICAでさえ、メンバーであるROGUEやWONDER MANに不信感を抱いている。その割に、かつて仲間を裏切ったSCARLET WITCHには優しい。

若かりし頃のTHORの過ち。すなわち、復讐のため、Apocalypseを殺してしまったことが今回の物語の重要なャCント。それにしても、彼の若かりし頃の過ちはどれだけあるんだ。裏で糸を引いているのは、Kangなんだけどね。THORの持っていた武器はMjolnirではなく、Jarnbjornという斧。だけど、Kangはどうやってこれを見つけたのかな。

Apocalypseの後継者となるべき双子の生みの親は日本人。しかし、この日本人の女性、日本髪を結っている。いったいいつの出来事なんだ。それから、双子を取り上げた怪しげな女官達の顔は鳥。エジプトっぽいけど、どうもRemenderなのか、画を描いているCoipelは、Stephen KingのDark Towerシリーズを意識しているんじゃないかという感じだな。

実は、この話UA 4号の終わりが予告編だということがわかってきたのだが、意味がわからないことが多すぎるな。例えばSeven become one.って何なんだろ。Remenderもオマケの画像の中で、謎はすぐに解決されないみたいなことを言っているし、買い続けないとだめだな。
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