アメコミとラーメン

DARK TOWER その43


2カ月ぶりのDARK TOWER (以下"DT”)The GunslingerのArc(複数話完結の話)、 The Little Sisters of Eluria(“LSE”)。

今回も本題に行く前に、寄り道。Stephen Kingの小説版DTの新作The Wind Through The Key Holeのイラスト担当が、Jae Leeに決まったみたいだ。Jae Leeと言えば、このBlogで散々取り上げている天才画家。初期の漫画版DTシリーズは彼の画によるものだよね。最近では、Wolverineの新シリーズの表紙画を担当している。(話が大分横に逸れるけど、Jae の表紙だけは良いけど、中身の話がもう一歩なんだな、この新シリーズ。)

さて、今回はLSEの4話、5話目が同時に到着した。表紙は最終話である5話のものにした。4話目の表紙は修道女の一人の顔アップで浮キぎる。原案をRobin Furth、筋書きをPeter David、画をLuke Ross、彩色をRichard Isanoveがそれぞれ担当。表紙もLukeとRichardの共作。Luke Rossの画は前回まで結構褒めていたのだが、修道女の一人Jennaの顔だけは、気に食わない。白目部分が大きすぎるな。善玉の白目部分は小さくすべし。

一方、修道女に捕われの身の主人公がJennaの助けを得て難を逃れるまで。小説版を読んでいるので、あまり驚きはない。最後のオチは結構好きだな。小説版とは違った終わり方だったはず。(確認しようとしたら、小説がどこかに行っちゃった。)胸に十字架の模様のある犬(添付画像参照)が鍵。

ちょっと面白いなと思ったのが、修道女達が十字架を付けているRolandを殺して、血液をすすることができないので、Rolandの精液で我慢するところだな。(このBlogらしくない話題なので、細かい話は省略。)

おまけの、Robinの頁は面白かった。そう修道女達がどうやって吸血鬼になったかという話だ。どうもJennaだけが、仲間はずれで、他の修道女達とは違う扱いなのだが、その理由がわかった。そうか、彼女は人間と吸血鬼のハーフだったんだね。それから、このミニ小説を読んで、謎がとけたというか、謎が深まったことがある。この修道女達はみんな沢山の虫が集まって人間の形になっているということを発見。Jennaだけがそうだと思っていた。しかし、そうだとしたら、Doctor Bug(人を治療する虫)と吸血鬼とは同じものなのかということが新たなる疑問点。このミニ小説によれば、Doctor Bugは吸血鬼が生まれる前から、存在していることになっている。

これで漫画版は終わりかと思ったら、まだ続きが読めるみたいだ。The Battle of Tullが次の話。楽しみに待とう。
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