アメコミとラーメン

DARK TOWER その46


約2カ月振りのDARK TOWER (以下"DT”)The Gunslinger。新しいArc(複数話完結の話)、 The Way Station(“WS”)が開始した。今月もアメコミがご用達からいつもより早く到着したため、2冊続けて読んだ。添付画像は、西部劇っぽい1号の表紙。

原案Robin Furth、筋書きPeter David、彩色Richard Isanoveは、アメコミ版DTに最初から関わっている制作陣。今回のArcでの画は、Laurence Campbellが担当。早速Googleで検索。この人PUNISHERを描いていた人らしい。ちょっとPUNISHERまで手を出せないんで知らなかったけど、すげー画を描く人だ。興味があれば、彼のサイトを訪問してください。
http://www.getcampbell.com/
WSでの彼の画も良いのだが、実はインクを入れただけの方が光っているかもしれないな。特にWS2号のJakeが、ニューヨークの道路を渡ろうと待っているシーンが良い。視線が右そして左と移っていることで、時間は経過しているが、なかなか道路を渡れないことが表されている。

基本的な話は、原作The Gunslingerの中の一話WSを忠実に進めている。Tullという町を出た主人公Rolandが砂漠の中で見つけた駅(駅馬車の)で出会ったJakeという少年との冒険譚だ。

夢とも現実ともつかないシーンの連続が、ちょっと話を理解する邪魔をするのだが、その辺は我慢我慢。(1回原作を読んだので、わかっているつもりだが、昔なので忘れているね。)Rolandが砂漠の中で水もなく、乗っていた馬も死に、渇きから幻影を見ていることが描かれている。

原案のRobinは随分このJakeというキャラクターにご執心らしい。おいらも同意見だな。

最後にこのDTの大きな要素としてDéjà vuっていうのがあるな。今回のWSでもそれが随所に表れている。DTのファンであれば、このギミックに十分納得するだろうな。

最後どうなるかを知っているので、楽観はできないが、Laurenceの画を楽しみに3号以降も読んでいこう。
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