アメコミとラーメン

大人買いはほろ苦かったAll New X-MEN




先週に引き続き、月末近くに到着したアメコミのレビュー。今回は、All New X-MEN 1号、2号と、X-MEN Legacyの1号、2号について。

そもそも発注時には、All New X-MENって題を見て、Uncanny X-MENの後継的なものかと思っていた。筋書きだって、人気作家Brian Michael Bendisじゃん。しかし、これを注文した後にUncanny X-MENって雑誌もRebootされることを知る。え、じゃこれってどういう位置づけなの。ミニシリーズ?

画は、Stuart Immonenが担当。名前は知っている。人物のアップは悪くないんだよ。特にBEAST = Hank McKoyの若いころの顔。だけど、コスチューム姿のX-MENはあまり買えん。それから女性の眼が良くない。インカ―かな、悪いのは。さらに、Milehigh ComicsのVariant Cover(表紙は通常版のものとは異なるが、中身は同じというアメコミを沢山売るためのギミック。ちなみに、おいらはこのギミックに良くひっかかる。)は通常版のものより良くない。(比較のため、通常版の表紙を左、Variantの表紙を右にしたものを添付した。通常版は裏表紙も画でそれだけでもお買い得。)そして、通常のものが$3.59(定価$3.99)に対し、Variant は、$6.00もした。表題の通り大人買いはほろ苦い思い出に変わってしまった。

一方、筋書きの方。悪の宇宙エネルギーPhoenix Forceの力を宿したX-MENのリーダーCYCLOPSは恩師Professor Xを殺めてしまう。そして、現在彼は、仲間と共に、新しく誕生したミュータントを徴兵中。完全にアウトロー状態。一計を案じたBEASTは、昔のX-MENを現在に連れてきて、今のCYCLOPSと対峙させようとする。

今回も気に入ったところから。まず、BEASTの祈っている姿。手と手を合わせて皺合わせメ[ズ。仏教徒だっけ?

今回のSTORMことOroroの言葉は好き。ミュータント同士が戦い合うのを避けるべきということを堂々と語っている。それから、上記BEASTのアイディアは、ICEMANの言葉がヒント。この辺も読み飛ばすわけにはいかない。

現在のX-MENの学校の校長はWOLVERINE。彼はやはり過去から来たJeanには弱かった。へなちょこなWOLVERINEは好きだな。そして、彼はCYCLOPSのことが嫌いらしい。ハハ。ANGELの能天気な、「現代のテレビはかっこ良いね」って台詞は彼らしい。

1963出版されたX-MEN の初期の1ページをImmonenが忠実に再現しているところも好き。実はこれ、iPhoneのアプリMarvel ARってのを使って得た情報。X-MEN (1963)は1970年代後半からしか読んでいないので、流石にわからない。ちなみに、iPhoneやアンドロイドを使用している人はこのアプリをダウンロードすべき。時々こういう小ネタに出会える。

それから、過去Then、現在Nowって使い分けは、ドラマSupernaturalっぽいね。それはさておき、Bendisはいろいろ言われているが、この話は面白いね。続きが楽しみ。

最後に、手短にX-MEN Legacyについて。Legacyって1991年に出版されたX-MENの第2シリーズの後継って位置づけだよね。Rebootされて1号からやり直しだけど。その割にはReboot前から引き続いて、扱い低いな。

今回は、LegionっていうProfessor Xの息子が中心に話が進んでいる。正直どうもこのミュータントが好きでないのと、画家が好きでないので、読んでいてしんどいな。もう少しがんばって、買い続けるけど、このがんばり長くは続かない。
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