アメコミとラーメン

自慢のSPIDER-MAN #700 Variant



今回はAmazing SPIDER-MAN ("ASM”)699.1号、700号それから、Avenging SPIDER-MAN 15.1号について。

まずは、表題の通り、自慢から。とは言うものの、仮にこの記事をアメコミを知らない人が読んだとして、何を自慢しているのかさっぱりわからないだろうな。この添付画像で少しだけはわかるかな。700号の通常版の表紙でも$6.99が定価。このVariant(表紙だけを変え、同じものを何冊も買わすための手口)は御用達Milehigh Comicsで$20もした。(それでも、御用達の価格は、もの凄く良心的。)

安く手に入れたとかそんなところが、自慢じゃなくて、やはりこのデザインの秀逸さが自慢。なんて素敵な表紙なんだろう。Norman Rockwellの描いた古き良きアメリカを彷彿とさせるこのセンス、流石Marcos Martin。決して彼が描く人物は好きではないのだが、それでもこのハイセンスなデザイン力の前にひれ伏してしまう。ASMの表紙では、10本の指に入るな。Variantは何種類も出ているけど、この表紙が一番良い。(他の人は知らないけどね。また、初代画家Steve Ditkoのものは、こんな値段じゃ買えない。$200とか聞いたな。)

面唐ュさいので、プリンタで画像を読み込む時に袋と一緒に読み込んじゃうのが常。しかし、一度読み込んだ後、もう一度良く見ると右上にGreen Goblinがいることに気がついた。と言うことは、SPIDER-MANも近くにいるに違いないと勘づき、今度は袋なしで、読み込んだ。良かった気がついて。しっかりGoblinと戦っていました。家の中にはPeterがいないけど、May伯母さんとMJは彼がいないことを知っている。May伯母さんはPeterがどこかで危ない目に会っていないか心配、そしてMJはPeterがSPIDER-MANとしてどこかで悪人と戦っていることを知っている。彼女の笑顔は心配というより、Peterなら大丈夫だという安心の微笑みかな。こんな1枚の画の中にそんな物語が詰まっている。

ASM 699.1号は、生きている吸血鬼Morbiusの誕生秘話。光文社版のスパイダーマンでも誕生秘話は語られているが、その話よりさらに時計の針を戻して語られている。結局.1(ャCントワン)って他の雑誌の予告編とか、新しい画家の紹介とかに使われるてるけど。本編とあまり関係なくて、あっさり読み終えちゃったな。

そして、最後はAvenging SPIDER-MAN 15.1号。お、こっちもャCントワンだね。筋書きをChris Yost、画をPaco Medinaが担当。Chrisの方は最近引っぱりだこの作家だな。そして、Pacoは形容詞のないX-MENで画を描いていた人だ。SPIDER-MANを描いても違和感がない。

いつものように気に入った台詞やシーン。まずは、今はPeterの肉体に入っているDr. OctopusがPeterを評して言った台詞。He never applied himself fully to science.もっと科学に専心していたら、大成したはずということか。いろいろPeterは大変だったんだよ。わかってないな、Octopusは。わかった上でそれ以外のことは、優先順位を下げるべきだと言っているのかな。

これから、Superior (過去に比べ一層優れているといった意味合い)SPIDER-MANになるってわりには、Peterの肉体を使ってしかそれを実現することができないというのは、何か情けないな。

まだ、この段階でもちょっと納得できないのが、PeterとDr. Octopusの精神が入れ替わった瞬間。金色の蛸型ロボットOctobotがSPIDER-MANの後頭部に針を刺すことはありえないんじゃないのかな。この時Spider Senseは作動していなかったのかな。King Pinの機械のお陰で。
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