アメコミとラーメン

Robertoの嫌味がない金持ちキャラ爆発、NEW MUTANTS 5号、7号



読む順番としては、X-MENより後のNEW MUTANTS。X-MENより面白い回もある。十分楽しめた5号そして、1号飛んで7号のレビュー。

筋書をJonathan Hickman画をRod Reisがそれぞれ担当。添付画像は5号のもので、Reisの作品。実際にこんなシーンはない。今回はDeathbird側にNEW MUTANTSがついているからね。

Reisの画を楽しむことが出来て良かった。月に何冊も出す必要ないね。毎月1冊のペースで出版されていたら、Reisの描かない6号のような余計な話を読まなくて済む。

早速粗筋。Shi’arの王族として正当な血筋であるDeathbird。彼女はCANNON BALLとその妻Smasherにエスコートされ、故郷へと帰還の旅に。Deathbirdを快く思わないShi’ar人が殺し屋を差し向けた。

ちなみに、この殺し屋軍団は結構マヌケ。そこが良いかな。Karmaのテレパシーで自分自身を痛めつけるよう指示される軍団のメンバーは滑稽。5号の最後のCliff Hungerを受けての7号での解決篇では、わずか3ページの前回までのお話でほぼ制圧されてしまった。

いつものように気に入ったシーンや台詞等を順不同で紹介。まずは5号。これまでの粗筋をブラジル人であるRobertoのお喋りで進めるやり方は、おもろい。もう金持ちで思い上がっているのが、嫌味に聞こえないHickmanの台詞回しが凄いね。どこまで本当だかわからにけど、ブラジル人は鳥が好きだから、Deathbirdにも感心がある的な正当化は好き。

これで終わったかと思ったら、7号でも前回までのお話部分はRobertoの担当。これも抜群に面白い。後半からはRobertoの妄想で話が進む。Deathbirdの台詞、”This is not how it happened.”と否定するコマまである。

Mondoの口がないJonoに対する質問とその受け応えも面白い。M “How are you going to drink that without a mouth?” J “Very carefully.” 答えになってないようでなっているユーモアが秀逸。

漸く星についたNEW MUTANTS等。彼らを待ち構えていたのは生きたガスボール。なんだか変だなと思ったら、これはShi’arの王女が変身した姿だったというオチが最後にある。ヘンテコながら楽しい。

Robertoはこの星に残留することになるのだが、またまた、彼の金持ちキャラ爆発。この星の不動産も手に入れてしまった。これまで、宇宙でいろいろ散財する伏線を出して最後のオチでそれ活かしている。
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