
Uncanny X-MEN (“UX”)6号、今月到着7号を読んだのでレビュー。筋書をCullen Bun、UX 6号一部の画をKen Lashley、二部の画をPaco Medina、UX 7号はLashleyがそれぞれ担当。添付はGreg LandのUX 6号の表紙。7号の表紙も非常によかったが、6号の表紙について話したいのでボツ。
今回も粗筋をさらっと紹介。PSYLOCKEは人格を失ったARCHANGELの脳内を探るうちに、彼から未来の惨事を予言される。彼女は MAGNETOと共に予言の場所コロラド州の街を訪問する。一方MとSabretoothは外部の情報提供者からの連絡を元にニューヨークを訪問する。UX6号の二部はXORN のMAGNETOに対する治療。これからの話の予告編といったところか。
今回も気に入ったシーンや台詞等を紹介。まずは、表紙。見た時から昔の表紙へのHomageだってわかっていたたんだけど、思い出せなかった。Land after Frenzという署名を元にGoogleで検索後に判明。X-FACTOR #6号の表紙へのHomageだ。そうかApocalypse WarsだからApocalypseの登場号だ。思い出したよこれ。懐かしい。そして、この1冊、あ無茶苦茶高くなってる。(リンクを添付したので、気になったらどうぞ。)
http://www.mycomicshop.com/search?TID=96951
予言のシーンでのARCHANGELの台詞が不気味であると共に、止めて欲しいと彼が願っているのが伺われるので紹介。”It’s inevitability unless you stop me.” itは廃墟同然になったグリーンリッジの惨状を示している。
長年のX-MENの敵MorlocksのリーダーCalistoの出現は面白い。皮肉でもあるのは、ARCHANGELの羽を傷付けたのはMorlocksだという点。これは偶然の一致ではなく、作者Bunnの意図的な演出だろう。
そのMorlocksが今は地下で人類と共存していること。もっと驚いたのは、こいつらの病はMの兄が後ろで糸を引いていたんだ。だからMに連絡したんだね。久し振りの登場だな、この吸血鬼野郎。
このコロラド州の街に現れたWarrenは本当のWarrenじゃないのか。Apocalypseの子供Genocide登場も大歓迎。
WarrenにハグされそうになったMAGNETOの困惑した表情と”A hug is not necessary.”って台詞が良いね。