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今回はなかなかご用達から来なかったけど、一番最初にThe Amazing SPIDER-MAN(ASM)の直近号、687号、688号を読み終えたので、レビュー。
まずは、687号。筋書きをDan Slott、画をStefano Caselliが担当。Arc(複数話で完結する話)、Ends of The Earthの最終回。Dr. Octopus("Doc Ock”)は、地球温暖化を解決しようと見せかけ、実はその逆に地球の温暖化を進め人類のほとんどを抹殺しようとしている。
今回も、気に入っているシーンや台詞等を書いてこう。まずは、悪人共を唐キため密かに用意した武器を全て使い切ったSPIDER-MANの泣き言に対する仲間SILVER SABLE(以下”SS”)の激励が良い。「(SPIDER-MANの)超人的な力、敏捷性、そして特殊能力は、これまで役に立たなかったってことね。」つまりそれを使って悪人共に対峙せよってこと。この否定文を使った言い方は、気が利いている。
Doc Ockのロボットに取り憑かれたAVENGERSの一員雷神THOR。ロボットを使ってDoc Ock自身がTHORを操ろうとした瞬間のシーンは良いね。THORの魔法のトンカチMjollnirはそれを持つに値した人のみが持ち上げることができる。悪人のDoc Ockに操られたTHORはトンカチを持つに値しない人間てこと。だから、トンカチは手から落ちてしまう。そんなのなくてもSPIDER-MANはTHORには敵わないんだけどね。(ちょっと脱線しちゃうんだけど、このトンカチMjollnirの発音を映画THORを観て勘違いしていたことを発見。”J”は”Y”の発音。)
ちなみに、最後の方のSSが犠牲となったシーンは、またまた、ファンを怒らせたらしい。Marvelのことだから、どうせこんな思わせぶりなシーンはどうにでも曲げられるけどね。
続いて、688号。筋書きをDan Slott、画をGiuseppe Camuncoliが担当。Giuseppeの鉛筆の時には、インクは必ず、Klaus Jansonだ。
添付画像の通り、今回の悪役はLizard登場。そして吸血鬼Morbiusもね。
科学者でもあるMorbiusはLizardに殺された息子のDNAを使い、Lizardを人間に戻そうとする。それをSPIDER-MANと彼の勤務先の同僚が手伝うって内容。
まずは、好きなところから。先月のこのBlogでSPIDER-MAN(=Peter Parker)の最近の口癖”No one dies.”なんて無理でしょと書いたけど、それをちゃんと彼に伝えた人間がいる。元奥さん(結婚が最初からなかったことになっても元奥さんと拘る。)のMary Janeだ。最近のMJの使われた方好きだな。優しさに溢れている。MJの言葉に対するPeterの答えはちょっと悲しいんだけどね。
それから、元カノのCarlie Cooperからの電話の着メロ。Policeの”Don’t Stand So Close to Me”(邦題「高校教師」)意味深な着メロの歌詞だね。まだ、PeterはCarlieに未練があるの?
今回は、気に入らないことが多い。まずは、この添付した表紙の画像。ASMの自主規制レーティングはT。13歳以上が対象ってことか。うーん。それにしては、なんかこれ残酷というか、ASMに相応しくないっていうか、嫌い。だけど、どうしても読んでくれている人にも判断して欲しかったんで添付した。
それからPeterの髪の毛の色。昔から茶色のはずなのに、ブロンドに近い茶色になっている。一瞬わかんなかったよ。
最後は好きではないけど、うまいと思った台詞。SPIDER-MAN がLizardに対して家来の人間はどうなったと問いかけに対し、Lizardは役に立たないけど、最後は「栄養」として役だったと返事をする。Lizardの残酷性を表すために使われたんだね。