半月の休みはあっと言う間に過ぎ去り、9月2日からIntensive Thaiのレベル3が始まった。この関門を抜けると、晴れて初級を卒業することになるのだが、果たして未来には何が待っているのだろうか。
久しぶりに登校したので、新鮮な感じはするものの、もはや最初のドキドキ感はない。まずは8階の事務室にて登録を確認し、教科書類一式を受け取るのだが、3回目ともなると慣れたもので、誰がクラスメイトになるのか、名簿をチェックする余裕まで出てくる。今回は12名のクラス。驚いたことに、レベル2で机を並べたメンバーが9人も入っていて、後の2名はレベル3からの新規入学組であった。気心が知れたメンバー、かつ女性率が75%と来れば、初日からアットホームさ全開であり、賑やかに切磋琢磨できる雰囲気は誠に喜ばしい。
1時間のオリエンテーションの後、早速授業が始まった。レベル3の教科書は8章106ページしかなく、レベル2の24章264ページ(付録を除く)に比べて2.5分の1の厚さしかない。1章に3日(9時間)を費やすので、一見楽そうに見えるのだが、とんでもない。教科書中の英語は必要最低限となり、各ページはタイ文字だらけ。主語、動詞、代名詞等の文法用語さえタイ文字だ。このため、タイ語辞書アプリである「ごったい」と格闘する羽目になる。これとて、タイ文字のキーボードに慣れていない身には、入力だけで相応の時間がかかる。
レベル3は読み書きに重点を置いていて、1つの章は、5-10行程度の文章読解が三つ、それに新規の文法解説、重要単語・熟語の学習から構成される。そして、総合力の養成として、2章毎に計4回の個人プレゼンテーションが課されるのが一番の特徴だ。日本語ならともかく、まとまった内容をタイ語で5分間話すのは、現時点ではかなり難しい。1回のプレゼンは総合成績に対して2.5%の重みを持ち、先生は、ストーリー、発音、質疑応答、消費時間等の観点から採点する。最初のお題として、第1章の主題でもある「家族」が提示された。発表は来週の月曜日なので、少しの時間的猶予はあるものの、内容を考え、パワーポイントを作り、タイ語の説明文を書き下ろすとなると、お先真っ暗である。
この週末はゴルフなんてとんでもない。部屋にカンヅメ確定だ😹