ねこネットあま

このままでは多頭崩壊⑫

 

強制退去の3月17日
それまでの執行猶予1か月
3月18日になればおばあさんのおうちには
入ることができなくなり
取り残された猫達は保健所行きとなります。

 
しかし
その日を待つことなく
13頭の子達を保護することができました。

1頭だけリリースしたシャム系の子。

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この子は「グーちゃん」と名付けられ
元々はおばあさんの周辺の居た野良さんで
おばあさんの隣のおうちで
ご飯を貰っていました。
出入り自由だったおばあさんのおうちに
出たり入ったり・・・
そんな時
私達がこの家に出入りするようになり
予期せぬ完全室内へ。
 
 
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リリースした今は
隣の方がいつも見守って下さり
時々ラインで報告も。。
 
「グーちゃんは毎朝毎晩ご飯を食べに来ます。
外猫仲間の茶トラのたけちゃんはおデブ過ぎて
せっかく設置してもらったシェルターに入れない模様です。笑」
 
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そんな
隣の方が送って下さる写メを見ては安心します。
 
そしてもう1頭
近づいて来ないどころか
もの凄い勢いで逃げて行く子。
野良意識が強いので慣れないと判断し
一旦はリリースした
愛夢の母猫。
 
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ここの子達は半野良だったこともあり
ほとんどの子をおばあさんも触ることができなかったそうです。
つまり家庭内野良状態。
 
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愛夢の母猫は
子猫の時からこの場所にいて
6歳くらいであること
片目が見えていないこと
 
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昔はこんな可愛い首輪をつけてもらい
おばあさんがよく抱っこしてたそうです。
写メを送ってくれた隣の方が教えてくれました。
 
それを知ったのは、この子をリリースした後でした。
苦しい苦しい後悔の日々。
 
リリースして二日後
再びおばあさんの家に行った時
空にしたはずのおばあさん宅に愛夢の母猫が・・・
 
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この日私は何故ここへ来たのだろう?
 
持ち込んだ物は他のメンバーが
片づけてくれる事になっていたので
私は来る必要はありません。
 
「まだ終わってないよ。
この子は残したらいけないよ」
 
神様が私をこの家にもう一度呼び寄せたんだと思いました。

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慎重に保護器からケージの中へ移します。
暴れるどころか、怯えるどころか
この場所に興味があるのではないかと思うほど。
落ち着いていました。
 
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そっとこの子に触れてみる。
ごろごろと喉を鳴らし、甘えてすり寄る。
おばあさんのおうちでは全くなかった姿でした。
この子のこの変化は何だろうか?
あんなにも私から逃げていたのに。。
ケージの扉を開けてみる。
 
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そっと私の横に。
 
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お外に出ていた子なのに
完全に家猫の姿です。
 
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愛夢の母猫。
*歩夢(あゆみ)*と名前がつきました。
 
リリースしたはずのこの子が
荷物を取りに来たおばあさんと一緒におうちの中へと入り込み
待っていたはずのおばあさんはもうここへは帰らない。
その事実がわかったのではないかと思うくらいの
この子の変化。
 
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少しづつここに馴れていこうね。
みんなみんな優しいからね。
 
抱っこもできるこの子はすぐに病院へ連れて行けます。
ウイルス検査や健康チェックをしなくてはいけません。
一つ気になっていたこと。
 
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歩夢の右前足。
爪が損傷し根元からどす黒く変色していました。
爪をどこかに引っ掛けたのか?
ここも診てもらおうね。
 
病院ではとてもおりこうさんでした。
ウイルスもなく
白濁している右目も見えているということでした。
良かった。。
そして変色した右前足の爪。
根元から折れ、化膿して腐ってきている。
爪を根元から剥がしていく。
さすがに痛みで暴れましたが
爪を綺麗に消毒
2週間効く抗生剤を注射してもらいました。
 
院長先生「これでだいぶ楽になると思うよ。
今まで相当痛かったはずだから。
抗生剤で2週間後腫れが引かなければ
爪のとこにできる癌の可能性もあるから
レントゲンや血液検査が必要になるけど
たぶん大丈夫だと思うよ。」
えっ!!!
さらりと怖いことを言いましたが
きっと大丈夫。
 
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爪を取る時たくさん血が出て痛かったんだろうと思います。
帰ってからしばらく足を上げていました。
 
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その後は爆睡。
そりゃあ疲れたよね。
早く良くなりますように。。
 
そして歩夢ちゃんの子供
愛夢
退院後、我が家に。
 
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吐くこともなく食欲も元気もあります。
みんなと距離を縮めながら。。
 
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ちゅーるの争奪戦も勝利♪
少しづつ体もふっくらしてきました。
 
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でも、なかなかおしっこが思うように出ない感じ。
トイレでしゃがんではちょろちょろ出て
またすぐにトイレに行っては出ない。
病院で出してもらう手助けをされながら
何とか自分でたくさん出せるようになってほしい。
そう思っていた矢先
おしっこが全く出なくなりました。

3月4日(月)
いつものように病院でおしっこを出してもらいますが
すでに膀胱はパンパン
管を通し完全に空にしたい。
 
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院長先生が出した後もこんなに小さな体に
これだけのおしっこが溜まっていました。
 
膀胱が伸びて大きくなってしまい
おしっこをしたいという感覚もなくなっている。
院長先生の決断。
手術をしましょう。
 
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愛夢また入院です。
管を通し膀胱におしっこが溜まらない状態にする。
伸びた膀胱を縮めていくことと
男の子の愛夢を女の子にする。
性転換手術?
♀より♂の方が尿道が細く
おしっこを出すのに力がいる。
おしっこを出す力が弱い愛夢を女の子にすることにより
少しの力でおしっこが出せるようになるんだそうです。
 
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無事手術が終わり
とても元気そうな愛夢。
表情もとても良いです。
今はまだ管が通っていて
膀胱におしっこが溜まらない状態にしてありますが
数日後に管を抜き
その後どうなっていくか。。
 
 
自分でおしっこができるようになり
愛夢の退院は近い♪
願いを込めてそう思っています。
 
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我が家の子達と少しづつ距離を縮めている
愛夢ママ、歩夢ちゃん。
 
愛夢が退院してきたら
ママとご対面だよ。
 
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