一週間前、お友達の愛犬まる君が旅立ちました。
12歳11ヶ月の犬生でした。
まる君とは同じしつけ教室で出会ったお友達。
だたのしつけのつもりが、いつの間にか服従訓練となり、訓練競技会へ出るようになり、苦しみや喜びを分かち合う仲となりました。
私はルナを亡くしてから世界が灰色になり、一切の競技会を止めてしまいました。
その後、アニマルコミュニケーターとなった訳ですが、まる君は最初の頃の練習相手でもあります。
毎年ペンションにお泊りに行ったり、デイキャンプにお誘いを受けたり楽しく過ごさせてもらいました。
そのまる君が連休中、調子を崩し他界してしまったのは私にとってとてもショックな出来事です
まる君が旅立った夜、最後のお別れに伺いました。
私のバッグには生前まる君が残してくれたママへのお手紙が入っています
2年前軽い脳梗塞発作を起こした時、まる君ママにコミュニケーションを頼まれました。
その時、まる君は自分の死が近いことを予感したのか、私に自分がいなくなった後ママに伝えて欲しいとメッセージを残しました。
そのメッセージを手紙に書き写し、大切に保管していたのです。
ママにはメッセージがある事は伝えてありました。でもまる君の意思を尊重して今まで保管してあったのです。
まる君はその後回復し、手紙もいつの間にか何処へやら・・・見当たらなくなってしまっていました。
どんなに探しても見つからなかったんです

まる君も「もうあれいいよ、渡さないでね」と恥ずかしそうに言っていましたのでまる君ママと笑い話になっていました。
そのお手紙が偶然出てきたのです

4月の中旬に・・・。
別の探し物をしていた私の目に見覚えの無い封筒が1通。
「なんだ?これ?」
開けてみればまる君のお手紙

かなり驚きました
私としてはよかった~ママに渡せるぅ~と安心もしました。
でも今思うと今回の準備だったのかなと思えます。
まる君が最初に調子を崩したのは4月の初旬だったそうですから・・・。
まる君の旅立ちを知った時、一人泣いている私にまる君の声が聞こえました。
「泣かないで…。ボク頑張ったんだよ、幸せだったんだよ。 だから泣かないで・・・。」
先に逝ったルナにまる君の事を頼み、冥福を祈りました

何度経験してもお別れは辛いものです

ソウルコミュニケーションしていても思わず涙ぐんでしまう事もありまだまだ未熟な私を痛感します
まる君ママの辛さはこれからかもしれません。
「ママを頼むね…」
ママ思いのまる君の言葉が響きます。
「まる君、安心してね。力になれるように頑張るから・・・。そしていつも見守っていてね

」