みゝずのたはごと

店主の独り言

里の春

2009-01-14 11:08:58 | 独り言
天気の良い日曜日なので近くの多摩丘陵の散策にでかけました。
新宿から西に広がる武蔵野は今でも多くの自然が残っています。
ちょっと足を伸ばすだけで東京とは思えない里山が広がります。
よくオリエンテーリングで使うコースを歩いてみました。


好天が続き穏やかな暖かい日が続いているので梅の蕾が膨らんできています。枕草子の『五月ばかりなどに山里にありくいとをかし 草木も水もいとあをく見えわたりたるに・・・』は夏ですがいとをかしく感じたのか急に思い出しました。


てらてらと陽の光を浴びてみかんの顔も輝いています。


小さな牧場もあり(高級)黒毛和牛も今日はのんびりと反芻しています。


 人生を暗示するかのような分かれ道。あなたならどちらを選びますか。私は右から来て先まで行って行き止まり、戻ってこれから左へ行きます。


土手上の畑では老爺が蔬菜の採り入れに汗を流していました。


旧家屋も頑張って現役で活躍中。この辺りは近藤勇の足跡が数多く残っています。


正月飾りを炎を共に天に返すどんと焼きの準備ができていました。


3階建ての木造家屋は周囲に馴染じまず時空が曲がっている様な感覚を起こさせます。今は空き家でした。