Study of Spenser

ロバート・B・パーカー著、ボストンの私立探偵スペンサーを読み解くガイドブックです

誘拐 - God Save The Child - (1974) 12章

2009-08-31 | 海外ミステリ紹介
概要: スペンサーは、スミスフィールドのバートレット家に泊まることになり、夕食の時間にケヴィンの失踪とマージャリーへの脅迫についての関係を考察します。  □□ 豆知識はブレッド・アンド・バター・ピクルズについてです . . . 本文を読む

誘拐 - God Save The Child - (1974) 11章その2

2009-08-30 | 海外ミステリ紹介
概要: マージャリー・バートレットは、自分の命を狙うという脅迫電話を受けたので、スペンサーにすぐに来て欲しいと言い、スペンサーはまたまたスミスフィールドに向かうことになります。そしてマージャリーのボディガードを頼まれることになるのでした。 豆知識は、コカコーラ社のソフトドリンク・タブと、ナビスコ社のナター・バター・クッキーです。 . . . 本文を読む

誘拐 - God Save The Child - (1974) 11章その1

2009-08-29 | 海外ミステリ紹介
概要: スミスフィールドからボストンに戻ったスペンサーは、警察署にヴィック・ハロウェイの前科を調べに行き、その後自分のオフィスに戻ります。郵便物の仕分けをして、留守番電話応答サービスにコンタクトすると、マージャリー・バートレットから何度も電話があったと知らされます。 豆知識は、テニスプレーヤーのボビー・リッグス、ライブラリのボストン・アセニーアム、作家のフェイス・ボールドウィンです。 . . . 本文を読む

誘拐 - God Save The Child - (1974) 10章その2

2009-08-28 | 海外ミステリ紹介
概要: ヴィック・ハロウェイにケヴィンのことを尋ねるスペンサーですが、ハロウェイに追い返されてしまいます。それでも自分が引っかきまわすことで、何かのほころびや嘘や誤りが出て、事件の展開が見られるのではないかと考えているのでした。  □□ スペンサーのセリフ「If at first you don't succeed」についての豆知識を掲載しています。 . . . 本文を読む

誘拐 - God Save The Child - (1974) 10章その1

2009-08-27 | 海外ミステリ紹介
概要: ヴィック・ハロウェイのアジトの場所はスーザンがもたらしてくれ、彼女の道案内でスペンサーはその場所にハロウェイを訪ねます。ハロウェイはボディビルのやりすぎのような体型をした男で、スペンサーはスーザンが何となく感じていた、どことなく普通ではないという印象は正しかったと思います。 豆知識は、ハドソン・モーター・カー・カンパニーとジャンクフードのトゥインキーです。 . . . 本文を読む

誘拐 - God Save The Child - (1974) 9章その3

2009-08-26 | 海外ミステリ紹介
概要: ケヴィンの誘拐については、スーザンにあれこれ質問するのですが、スーザンはハロウェイが普通ではない印象を持っているが何も確証はないと言い、スペンサーは行き詰まってしまいます。 しかし二人はカルヴァドスを飲みながら、お互いへの好意を確認するのでした。 . . . 本文を読む

誘拐 - God Save The Child - (1974) 9章その2

2009-08-25 | 海外ミステリ紹介
概要: 食事が終わり、スペンサーとスーザンはようやくケヴィン・バートレットの誘拐の話にうつります。今どき(といっても1974年)の犯罪は、過去の単純な犯罪とは違っているという意見で、何かしら奇妙な点があるように思っています。  □□ 豆知識としては、レオポルドとローブ事件、ルース・ジャッド事件、U.S. Postal Serviceのモットーについての記載があります。 . . . 本文を読む

誘拐 - God Save The Child - (1974) 9章その1

2009-08-24 | 海外ミステリ紹介
概要: (スペンサーから見ると)完璧ななりでスペンサー宅を訪れたスーザンに、スペンサーがメロメロの様子が伝わってくる第9章の前半。二人とも冷やしたレッド・ワインが好みであるとか、食事中におしゃべりをしないですごせるとか、エトセトラ・エトセトラ、スペンサーが非常にスーザンを意識しています。 . . . 本文を読む

タイトル『Study of Spenser』について - インターミッション【1】

2009-08-18 | Weblog
画像は、ボストンのバークリー音楽院 『Study of Spenser』とは、文字通り『スペンサーの研究』なのですが、少々引っ掛けもあるのです。 その一つは、サー・アーサー・コナン・ドイル(Sir Arthur Conan Doyle)のシャーロック・ホームズ一作目『緋色の研究 A Study in Scarlet』、もう一つは、ジャズ・トランペット奏者のクリフォード・ブラウン(Cliffor . . . 本文を読む

お詫び

2009-08-17 | Weblog
お詫び:火急の用事が出来てしまって本日はアップロードできません。 ハーフ・ダズンのフレッシュ・オイスターの画像をお楽しみください。 . . . 本文を読む

誘拐 - God Save The Child - (1974) 8章

2009-08-16 | 海外ミステリ紹介
概要: 自宅に帰ったスペンサーは、アムステル・ビールを飲みながら、スーザン・シルヴァマンを食事に誘い、フレンチ・シェフさながらにポーク・テンダーロイン・アン・クルートのカンバーランド・ソース掛けを作ります。スペンサーは冷やしたレッド・ワインが好きだと告白しています。 . . . 本文を読む

誘拐 - God Save The Child - (1974) 6章その2

2009-08-14 | 海外ミステリ紹介
概要: 万全の体制だったはずの捜査員の配置は、誘拐犯がオートバイで現われ、金の入ったバッグをマージ・バートレットから奪うと、乗馬道を通って森の中へと逃走してしまうことで、ヒーリィ、トラスク、スペンサーのチームは裏をかかれてしまいます。  □□ 本文には、警察無線に使われている《10-4》などの紹介をしました。 . . . 本文を読む

誘拐 - God Save The Child - (1974) 6章その1

2009-08-13 | 海外ミステリ紹介
概要: スペンサーは厩舎の従業員を装い、脅迫状から二日が経って、身代金受け渡しの日がやってきました。天気は上々で、誘拐犯に、金を持って待つ役目を指名されたマージャリー(マージ)・バートレットは、突拍子もない格好で現われます。 スペンサーが仕事中に口笛をふく<Home on the Range>についての豆知識があります。 . . . 本文を読む

誘拐 - God Save The Child - (1974) 5章

2009-08-12 | 海外ミステリ紹介
概要: スペンサーたちは地図検討し、人員の配置を決めます。さらにヒーリィはスペンサーを伴って乗馬用の厩舎のオフィスに行き、厩舎の管理人に警察側の人間が従業員のふりをして潜入することを承知させます。  □□ スペンサーが引用する<マールボロ・カントリー>と、スペンサーが使う偽名<ニック・チャールズ>についての豆知識を掲載しました。 . . . 本文を読む