Don’t Dilly Dally

…とことことことこ

住職は中学の後輩

2024-08-01 14:39:38 | 雑記

暑い夏、施餓鬼供養の季節です。うちは曹洞宗なので「施食会」となりますが、意味は同じですね。

検索をしてみたら、

『施食会(せじきえ)とは、もともと施餓鬼会(せがきえ)と言われ、この世界で彷徨う餓鬼達に食べ物とお経の力を施し、生まれた大きな功徳を、檀信徒のご先祖さまや多くの亡き方々へ向けて供養をする鎌倉期より続く伝統的な法要です。』

とのこと。

以前は必ず法要に参列していたのですが、コロナ禍に突入してからすっかり足が遠のいてしまいました。最後に参列したのは姉の新盆のときなので、かれこれ6年も前になるでしょうか。

これはその時の画像です。お坊さんがいっぱい。

五色の施食旗が窓からの風に揺れて涼しげです。

実はこのとき、法要が始まる前に本堂の横手にあるトイレに行きました。そして手を洗っていたらお坊さんたちがゾロゾロとトイレの外の廊下に集まってしまい、出るに出られない状況になりました。

お坊さんたちが本堂へ移動したら席に戻るつもりだったのですが、あの静寂の中を「失礼しまーす」と横切るわけにもいかず、このアングルから覗き見ることになったのです。

ちなみに中央に立っている住職は私の中学の後輩です。あちらは私のことをよく覚えているそうで、両親の法事の会食の席で、「サッカー部の斉藤先輩と付き合ってましたよね?」と邪気のない笑顔で言われ赤面したことがあります。

 

私が青春時代を過ごした湘南のまち。

私の故郷です。江の島の展望台から撮りました。

中学では後輩だったはずの住職ですが、今ではすっかり落ち着いた雰囲気の有り難みのあるお坊さんになっています。少年の頃から穏やかだったのか、それとも修行や徳を積んで今の雰囲気になったのか。

私は住職の目にどのように映っているのでしょう。「当時からああいう雰囲気の先輩だったよな」という感じでしょうか。

 

もうすぐお盆。

たぶん今年もお墓参りには行けそうもありません。「この罰当たりが!」と後輩に喝を入れてもらう必要がありそうです。秋のお彼岸には必ず伺います。必ず。…たぶん。きっと。

最後に言い訳を。(笑)

定期的に本堂でお経だけはあげてもらっています。

 



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2 コメント

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お寺さんは (シャイン)
2024-08-03 17:16:24
どんな宗教でも(新興宗教と呼ばれているものは違いますが)
お堂の中や住職さん達は
何故かとても清々しいと感じます
選ばれた人がなるのか
なるべくしてなる人がなるのか
普通じゃできないなって思います
allyさんは素敵な幼馴染がいるのですね
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Unknown (ally)
2024-08-04 05:20:05
> シャイン さんへ
> お寺さんは... への返信
幼馴染、確かにそうですね!
あまり住職を幼馴染と思ったことはなかったんですが、確かに幼馴染です!またお経をあげてもらいに行かなければ。^ ^

お坊さんもそうですし、キリスト教の牧師さんなどもそうですが、やはりなるべく人がなるんですかね。凡人とはどこか違う気がします。
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