うた散り+章乃一連動特典の特別盤CDには、本放送と同形式のらじおの他に、特別編のドラマが収録されています。
いつもとちょっと違うアルルゥが、と本編らじおで言われていたあのドラマです。
以下、感想となっていますので未聴の方は気をつけてくださいね。
愛のハクオロ劇場-第165回 ”看病”
いつものように政務に励むハクオロさん。そろばんを弾きつつなにやら計算をしているようです。3ケタ4ケタの四則演算くらいなら、ハクオロさんなら暗算でやってしまえそうな気もしますけどそれはそれ。
そこへ登場するエルルゥ。
「失礼します。ごめん」
一瞬、何が起こったのかわかりませんでした。直後に笑い出す柚ちゃんと麻衣ちゃん。力ちゃんも苦笑してる様子。
力ちゃんの機嫌を伺いながら、リテイクを要求しつつエルルゥモードに切り替わる柚ちゃん。そして、力ちゃんから状況の説明が。
そう、どれだけセリフをかんでも、どれだけアドリブを効かせても、何があっても最後まで通す。それが、これから繰り広げられるドラマのルールなのです。
早いよまだ2行目ですよと桐井さんに非難され、ごまかし笑いな柚ちゃん。そういう訂正部分も含めて、全て収録だそうです。
つまりこのドラマを聴くことで、普段の力ちゃんたちの収録風景を垣間見ることができるのですね。なんと素晴らしい。
ともあれもう一度、ハクオロさんがそろばんを弾き始めました。後ろで咳払いして喉を調整してるのが聞こえてきます。そしてエルルゥ再登場。
エルルゥの淹れてくれたお茶を、おやぢっぽく啜る力ちゃん。もといハクオロさん。実際にお茶を飲んでるみたいですね。
約束があって今日中に仕事を片付けたいハクオロさん。そこへ登場する闖入者。
「お゛と゛ーさ゛ん゛」
ブース内、爆笑。どこの怪生物かと思いましたが、どうやらアルルゥは麻衣ちゃんが担当のようです。
頑張れば産まれて間もない赤ちゃんに聞こえなくもない奇声を上げる中原アルルゥ。どこか壊れているとしか思えません。まさかこんな形で、沢城さんの卓越ぶりを実感するとは思いませんでした。
いつもとちょっと違う、どころの騒ぎではないアルルゥ。密かに助けを求める麻衣ちゃんに、即座にOKを出す桐井さん。面白ければなんでもいい、ということでしょうか。
まあとりあえず、ハクオロさんの言っていた約束とは、翌日アルルゥとハチミツ採り、とのこと。柚ちゃんは笑いを堪えるのに必死な様子ですが、意外にも力ちゃんは普通にハクオロさんを継続しています。落ち着いた声で暴走アルルゥに対応するハクオロさん。それはそれで妙な違和感があります。
最近らじおばっかりでかまってあげられなかった、としみじみなハクオロさん。やはりうたらじは、トゥスクル国営放送ということで。
エルルゥにも早く休むよう促すハクオロさん。しかしここで素直に下がらないのがユズルゥ。
「おやすみなさい、のちゅーは?」
うわぁい。
何かを堪えるような沈黙の後、かろうじてハクオロさんを維持した力ちゃん。すごい精神力です。ユズルゥはいい声で無視だと言われて柚ちゃんに戻り、それでも更に迫ってみますが、フォークを気にしつつもスルーを決め込むハクオロさんでした。
あ、そうそう。今夜は冷え込むのだそうですよ。おざなりでも伏線は伏線ということで。へっくしょん(棒読み)
◇次の朝
起こしに来たエルルゥを、盛大な堰とくしゃみで迎えるハクオロさん。昨夜の無理が祟って風邪を引いた、ということのようです。
ハクオロさんの首筋に手をあてて、熱を測るエルルゥ。悪寒でゾクゾクしているハクオロさん。
「感じますか?」
何をだろう。ぼくわかんなーい。(ぇ
そんなエロルゥの侵攻にもめげないハクオロさん。なんとかアルルゥとの約束を果たそうとしていますが、流石にエルルゥに窘められます。
そこへ乱入するのは、アルルゥ筆頭の三人娘ご一行。暴走アルルゥの登場に思わず笑ってしまうみなさん。そして。
「おじちゃま~、じゃないおじさま~」
カミュは柚ちゃんの担当なんですね。言い間違えはともかく、こちらはそれほど違和感がありません。特に、「アルちゃん?」というセリフは結構似てると思います。でもやはり、ユズハの声がいちばん落ち着いて聞こえますね。
お話のほうは、駄々をこねるアルルゥをどうにか納得させる流れですね。
風邪が治ったら必ず、と再約束。聞き分けてくれたアルルゥにはご褒美です。
「なでりなでり。小山剛志じゃないですよ?」
どんな手付きでやってるんですか力ちゃん? まぁ実際に麻衣ちゃんの頭をなでてるってことは無いと思いますが。もしそうなら柚ちゃんがおとなしくしていませんから。
それはともかく、ハクオロさんになでなでされるアルルゥが羨ましいカミュ(の中の人)
「カミュには止めとこ」
ひどい扱いもあったものです。思わず素に返る柚ちゃん。
「じゃあちょっとだけ剛志さんで。な゛て゛り゛な゛て゛り゛」
新手の罰ゲームでしょうかこれは。
ここまできたらユズハにも。優しくなでりなでり。なんかちょっとやらしいですが。それにしてもえらい差別です。
ムックルをも撃退する必殺チョップを繰り出しそうな勢いで、その場を鎮めるエルンガー。そしてハクオロさんとふたりきりに。
こんなときくらい、ハクオロさんに甘えて欲しいエルルゥ。こんなときだからこそ、エルルゥには甘えられないハクオロさん。中の人の攻防が、またしても勃発しています。
ともあれ、看病をしていると思い出すのが、倒れていたハクオロさんを助けた時のこと。もうずっと昔の事のように懐かしむエルルゥ。
「忘れちゃったなあ」
ひどすぎ。物忘れがひどいのか、性格がひどいのか。
力ちゃんの場合、両方に該当しそうなのがまたひどい。
昔を懐かしんでいるうちに眠ってしまったハクオロさん。
「刺しちゃおうかな」
柚ちゃんにとってはある意味、最大級の愛情表現です。今なら、まな板の上のハクオロさんですし。合掌。
◇台所
ハクオロさんのために、食事を用意するアルルゥ。どうやらでたらめな勢いで食材を鍋にぶちこんでいる様子。そして仕上げはハチミツ。アニメ第17話を髣髴とさせる光景が繰り広げられています。
ていうか、く○よ○し○ち○んのラジオ番組を聴いてる気になってきました。実在するかどうかは知りませんが。
鍋の番をカミュに押し付けて今度は薬にとりかかるアルルゥ。薬のほうはユズハの監修のおかげか程なく終了。
意気揚々とハクオロさんの所へ向かおうとするアルルゥ。常人を逸脱したユズハの味覚と嗅覚を基準に保証されても信憑性ゼロなのは言うまでもありません。
という状況で、いよいよ自己弁護に走るカミュ。まぁ気持ちは判ります。
◇ハクオロの部屋
ここまでひたすら待ちだったオボロの慟哭。ひどい扱いしかされないのは、もはや運命だと思います。
ハクオロさんの体調を気遣うオボロ。ハクオロさんはまだ寝ているようです。
「ん~・・・・・・ユズハ」
外野から聞こえてくる、ガスガスという低音。それよりなお低く響くエルンガーの声。朝起きたらユズハ、どころの騒ぎじゃなくなります聖上。ほら、刺されてる刺されてる。
チキナロから手紙を預かってきたオボロ。今日中に手続きを済ませないと、大変なことになるようです。
例えば、ユズハの常備薬として定期的に購入しているであろう紫琥珀は、カケラだけで一生遊んで暮らせる値段のはず。うっかり延滞して3割り増しになった日には、冗談抜きで国が傾きかねませんね。
3割増えた場合、その分を小遣いからさっぴかれてしまうハクオロさん。
ここで無理をさせたら、後でエルルゥにボロボロにされるオボロ。
そして浪川さんを巡って一進一退の攻防が。なんか果てしなく間違ってます。
ここで妙案を思いついたハクオロさん。オボロをハクオロさんに変装させて、しばらくの間代わりに横になっていてもらおうという作戦。これでエルルゥの目をごまかしている隙に、仕事を片付けるというわけですね。
こんなこともあろうかと仮面も用意してある周到ぶり。何を言ってるんだ。
こうして身代わりとなったオボロが寝こけてると、そこにやってくるのは3人娘。
普段は看病される立場のユズハが、看病にきてくれたことに感激するオボロ。お兄さまの看病に来たわけではありません。
3人娘に起こされるオボロ。兄者のためとあれば、このまま成りすますのも仕方のないこと。なんとかハクオロさんの声を作ろうとしてます。
「あああ、んんん、ごほん。リアルタイムバランス栄養食」
・・・・・・いいのか?
まぁ、いい声といえばいい声なんですが、似てませんね(きっぱり)
ともあれ、いろいろ失礼なことを言われつつもごまかし続けるオボロ。
そしてお待ちかねのお食事タイム。不吉な予感を覚えつつ、ここで逃げては身代わりとは呼べん、と決意を固めるオボロ。いい漢です。方向性さえ間違わなければ。
気合一発、正体不明の何かを一気に食い尽くすオボロ。
続いては薬です。
「これはアルちゃんと二人で、選んでせンじてみマシた」
どこの田舎の出身ですかユズハ。あ、福岡でしたね。いやいやそうじゃなく。
訛ってるよと突っ込む柚ちゃんも訛ってますし。いやはや。
まあ、ユズハから薦められたものを拒むオボロなどオボロではないので、これまた一気に。
それでは元気になったところで、コトゥアハムルへレッツゴー。だめじゃん。
それはそうと、人を看病することができたと嬉しそうなユズハ。食事(?)と薬(?)を持ってきただけで看病というのは違うと思いますが。
そんなちょっぴり感動的な雰囲気をぶちこわす最終兵器が、アルルゥの手の中にあるのでした。
ギネ? あぶる? あー、つまり長ネギですか。こんがり焙って首に巻くと良いって民間療法がありますね。もう一つ民間療法っていうか、ただのデマカセみたいなのもありますが。
そんなものに法術を使ったら、焙るどころか消し炭も残らない気がしますが、今日のカミュはいつものカミュ以上に法術の腕は悪そうなので問題なし。
さて、こんがり焼けたわけですが、ここで悪魔の笑みを浮かべるアルルゥ。
ぶっすり、やっちゃうそうです。デマカセなほうの民間療法。
アッーーー!
てなところで戻ってきたハクオロさん。なんでオボロじゃなく桐井さんを待たせてたことになってるんでしょう。
突如現れたもう一人のハクオロさん(本物)に一瞬戸惑いつつも、再びアルルゥによるターゲッティング。オボロのダイイングメッセージとアルルゥの行動をみて状況を把握したハクオロさんは即座に撤退を開始。さすが稀代の策士、的確な判断です。
しかし、ある意味最も狩人の名にふさわしいアルルゥが、そう易々と獲物を逃がすはずがありませんね。
必死に逃げるハクオロさん。追うアルルゥ。風邪による体力の低下が災いして力尽きる寸前、エルルゥによって辛うじて救われました。
エルルゥの部屋にかくまわれたハクオロさん。この期に及んで気は休まらないなんて言ってる場合ではないと思います。そして、ぶつぶつと不穏当なセリフを垂れ流すエルルゥ。なにやら手に持っているようです。
「ずぶってすると風邪が治るんですって」
ギネでした。フォークのほうが、まだマシだったかもしれません。
ギネを手にハクオロさんに迫るエロンガー。
キーンキーンキーンキーン
うわあ・・・何があってもノンストップノン編集を宣言していたにも関わらず、これですか。
これはカット、絶対カットと言う力ちゃん。爆笑する麻衣ちゃん。何を口走ったんですか柚ちゃん。
というわけで、うっぎゃー。おわり。
えー。なんていいますか、終始ばかっぽかったです。誉めてます。
それと、麻衣ちゃんは後で沢城さんに謝っておいたほうがいいと思います。
実際の収録現場に近い雰囲気、ではあるのでしょうけど、本当に実際の収録時にこれだけ壊れていることは無いと思います。アドリブの内容なんか特に。
ギャグに終始できると判っているからこその雰囲気でもありますよね。
ああでも、にいにいが現場に居たら、本当の収録時もこんなノリなのかも。
とりあえず思ったのは、力ちゃんの安定感のすごさですね。
らじおであれだけ壊れやすい力ちゃんが、ここまでハクオロさんを維持できるとは正直思っていませんでした。
以上、愛のハクオロ劇場でした。
いつもとちょっと違うアルルゥが、と本編らじおで言われていたあのドラマです。
以下、感想となっていますので未聴の方は気をつけてくださいね。
愛のハクオロ劇場-第165回 ”看病”
いつものように政務に励むハクオロさん。そろばんを弾きつつなにやら計算をしているようです。3ケタ4ケタの四則演算くらいなら、ハクオロさんなら暗算でやってしまえそうな気もしますけどそれはそれ。
そこへ登場するエルルゥ。
「失礼します。ごめん」
一瞬、何が起こったのかわかりませんでした。直後に笑い出す柚ちゃんと麻衣ちゃん。力ちゃんも苦笑してる様子。
力ちゃんの機嫌を伺いながら、リテイクを要求しつつエルルゥモードに切り替わる柚ちゃん。そして、力ちゃんから状況の説明が。
そう、どれだけセリフをかんでも、どれだけアドリブを効かせても、何があっても最後まで通す。それが、これから繰り広げられるドラマのルールなのです。
早いよまだ2行目ですよと桐井さんに非難され、ごまかし笑いな柚ちゃん。そういう訂正部分も含めて、全て収録だそうです。
つまりこのドラマを聴くことで、普段の力ちゃんたちの収録風景を垣間見ることができるのですね。なんと素晴らしい。
ともあれもう一度、ハクオロさんがそろばんを弾き始めました。後ろで咳払いして喉を調整してるのが聞こえてきます。そしてエルルゥ再登場。
エルルゥの淹れてくれたお茶を、おやぢっぽく啜る力ちゃん。もといハクオロさん。実際にお茶を飲んでるみたいですね。
約束があって今日中に仕事を片付けたいハクオロさん。そこへ登場する闖入者。
「お゛と゛ーさ゛ん゛」
ブース内、爆笑。どこの怪生物かと思いましたが、どうやらアルルゥは麻衣ちゃんが担当のようです。
頑張れば産まれて間もない赤ちゃんに聞こえなくもない奇声を上げる中原アルルゥ。どこか壊れているとしか思えません。まさかこんな形で、沢城さんの卓越ぶりを実感するとは思いませんでした。
いつもとちょっと違う、どころの騒ぎではないアルルゥ。密かに助けを求める麻衣ちゃんに、即座にOKを出す桐井さん。面白ければなんでもいい、ということでしょうか。
まあとりあえず、ハクオロさんの言っていた約束とは、翌日アルルゥとハチミツ採り、とのこと。柚ちゃんは笑いを堪えるのに必死な様子ですが、意外にも力ちゃんは普通にハクオロさんを継続しています。落ち着いた声で暴走アルルゥに対応するハクオロさん。それはそれで妙な違和感があります。
最近らじおばっかりでかまってあげられなかった、としみじみなハクオロさん。やはりうたらじは、トゥスクル国営放送ということで。
エルルゥにも早く休むよう促すハクオロさん。しかしここで素直に下がらないのがユズルゥ。
「おやすみなさい、のちゅーは?」
うわぁい。
何かを堪えるような沈黙の後、かろうじてハクオロさんを維持した力ちゃん。すごい精神力です。ユズルゥはいい声で無視だと言われて柚ちゃんに戻り、それでも更に迫ってみますが、フォークを気にしつつもスルーを決め込むハクオロさんでした。
あ、そうそう。今夜は冷え込むのだそうですよ。おざなりでも伏線は伏線ということで。へっくしょん(棒読み)
◇次の朝
起こしに来たエルルゥを、盛大な堰とくしゃみで迎えるハクオロさん。昨夜の無理が祟って風邪を引いた、ということのようです。
ハクオロさんの首筋に手をあてて、熱を測るエルルゥ。悪寒でゾクゾクしているハクオロさん。
「感じますか?」
何をだろう。ぼくわかんなーい。(ぇ
そんなエロルゥの侵攻にもめげないハクオロさん。なんとかアルルゥとの約束を果たそうとしていますが、流石にエルルゥに窘められます。
そこへ乱入するのは、アルルゥ筆頭の三人娘ご一行。暴走アルルゥの登場に思わず笑ってしまうみなさん。そして。
「おじちゃま~、じゃないおじさま~」
カミュは柚ちゃんの担当なんですね。言い間違えはともかく、こちらはそれほど違和感がありません。特に、「アルちゃん?」というセリフは結構似てると思います。でもやはり、ユズハの声がいちばん落ち着いて聞こえますね。
お話のほうは、駄々をこねるアルルゥをどうにか納得させる流れですね。
風邪が治ったら必ず、と再約束。聞き分けてくれたアルルゥにはご褒美です。
「なでりなでり。小山剛志じゃないですよ?」
どんな手付きでやってるんですか力ちゃん? まぁ実際に麻衣ちゃんの頭をなでてるってことは無いと思いますが。もしそうなら柚ちゃんがおとなしくしていませんから。
それはともかく、ハクオロさんになでなでされるアルルゥが羨ましいカミュ(の中の人)
「カミュには止めとこ」
ひどい扱いもあったものです。思わず素に返る柚ちゃん。
「じゃあちょっとだけ剛志さんで。な゛て゛り゛な゛て゛り゛」
新手の罰ゲームでしょうかこれは。
ここまできたらユズハにも。優しくなでりなでり。なんかちょっとやらしいですが。それにしてもえらい差別です。
ムックルをも撃退する必殺チョップを繰り出しそうな勢いで、その場を鎮めるエルンガー。そしてハクオロさんとふたりきりに。
こんなときくらい、ハクオロさんに甘えて欲しいエルルゥ。こんなときだからこそ、エルルゥには甘えられないハクオロさん。中の人の攻防が、またしても勃発しています。
ともあれ、看病をしていると思い出すのが、倒れていたハクオロさんを助けた時のこと。もうずっと昔の事のように懐かしむエルルゥ。
「忘れちゃったなあ」
ひどすぎ。物忘れがひどいのか、性格がひどいのか。
力ちゃんの場合、両方に該当しそうなのがまたひどい。
昔を懐かしんでいるうちに眠ってしまったハクオロさん。
「刺しちゃおうかな」
柚ちゃんにとってはある意味、最大級の愛情表現です。今なら、まな板の上のハクオロさんですし。合掌。
◇台所
ハクオロさんのために、食事を用意するアルルゥ。どうやらでたらめな勢いで食材を鍋にぶちこんでいる様子。そして仕上げはハチミツ。アニメ第17話を髣髴とさせる光景が繰り広げられています。
ていうか、く○よ○し○ち○んのラジオ番組を聴いてる気になってきました。実在するかどうかは知りませんが。
鍋の番をカミュに押し付けて今度は薬にとりかかるアルルゥ。薬のほうはユズハの監修のおかげか程なく終了。
意気揚々とハクオロさんの所へ向かおうとするアルルゥ。常人を逸脱したユズハの味覚と嗅覚を基準に保証されても信憑性ゼロなのは言うまでもありません。
という状況で、いよいよ自己弁護に走るカミュ。まぁ気持ちは判ります。
◇ハクオロの部屋
ここまでひたすら待ちだったオボロの慟哭。ひどい扱いしかされないのは、もはや運命だと思います。
ハクオロさんの体調を気遣うオボロ。ハクオロさんはまだ寝ているようです。
「ん~・・・・・・ユズハ」
外野から聞こえてくる、ガスガスという低音。それよりなお低く響くエルンガーの声。朝起きたらユズハ、どころの騒ぎじゃなくなります聖上。ほら、刺されてる刺されてる。
チキナロから手紙を預かってきたオボロ。今日中に手続きを済ませないと、大変なことになるようです。
例えば、ユズハの常備薬として定期的に購入しているであろう紫琥珀は、カケラだけで一生遊んで暮らせる値段のはず。うっかり延滞して3割り増しになった日には、冗談抜きで国が傾きかねませんね。
3割増えた場合、その分を小遣いからさっぴかれてしまうハクオロさん。
ここで無理をさせたら、後でエルルゥにボロボロにされるオボロ。
そして浪川さんを巡って一進一退の攻防が。なんか果てしなく間違ってます。
ここで妙案を思いついたハクオロさん。オボロをハクオロさんに変装させて、しばらくの間代わりに横になっていてもらおうという作戦。これでエルルゥの目をごまかしている隙に、仕事を片付けるというわけですね。
こんなこともあろうかと仮面も用意してある周到ぶり。何を言ってるんだ。
こうして身代わりとなったオボロが寝こけてると、そこにやってくるのは3人娘。
普段は看病される立場のユズハが、看病にきてくれたことに感激するオボロ。お兄さまの看病に来たわけではありません。
3人娘に起こされるオボロ。兄者のためとあれば、このまま成りすますのも仕方のないこと。なんとかハクオロさんの声を作ろうとしてます。
「あああ、んんん、ごほん。リアルタイムバランス栄養食」
・・・・・・いいのか?
まぁ、いい声といえばいい声なんですが、似てませんね(きっぱり)
ともあれ、いろいろ失礼なことを言われつつもごまかし続けるオボロ。
そしてお待ちかねのお食事タイム。不吉な予感を覚えつつ、ここで逃げては身代わりとは呼べん、と決意を固めるオボロ。いい漢です。方向性さえ間違わなければ。
気合一発、正体不明の何かを一気に食い尽くすオボロ。
続いては薬です。
「これはアルちゃんと二人で、選んでせンじてみマシた」
どこの田舎の出身ですかユズハ。あ、福岡でしたね。いやいやそうじゃなく。
訛ってるよと突っ込む柚ちゃんも訛ってますし。いやはや。
まあ、ユズハから薦められたものを拒むオボロなどオボロではないので、これまた一気に。
それでは元気になったところで、コトゥアハムルへレッツゴー。だめじゃん。
それはそうと、人を看病することができたと嬉しそうなユズハ。食事(?)と薬(?)を持ってきただけで看病というのは違うと思いますが。
そんなちょっぴり感動的な雰囲気をぶちこわす最終兵器が、アルルゥの手の中にあるのでした。
ギネ? あぶる? あー、つまり長ネギですか。こんがり焙って首に巻くと良いって民間療法がありますね。もう一つ民間療法っていうか、ただのデマカセみたいなのもありますが。
そんなものに法術を使ったら、焙るどころか消し炭も残らない気がしますが、今日のカミュはいつものカミュ以上に法術の腕は悪そうなので問題なし。
さて、こんがり焼けたわけですが、ここで悪魔の笑みを浮かべるアルルゥ。
ぶっすり、やっちゃうそうです。デマカセなほうの民間療法。
アッーーー!
てなところで戻ってきたハクオロさん。なんでオボロじゃなく桐井さんを待たせてたことになってるんでしょう。
突如現れたもう一人のハクオロさん(本物)に一瞬戸惑いつつも、再びアルルゥによるターゲッティング。オボロのダイイングメッセージとアルルゥの行動をみて状況を把握したハクオロさんは即座に撤退を開始。さすが稀代の策士、的確な判断です。
しかし、ある意味最も狩人の名にふさわしいアルルゥが、そう易々と獲物を逃がすはずがありませんね。
必死に逃げるハクオロさん。追うアルルゥ。風邪による体力の低下が災いして力尽きる寸前、エルルゥによって辛うじて救われました。
エルルゥの部屋にかくまわれたハクオロさん。この期に及んで気は休まらないなんて言ってる場合ではないと思います。そして、ぶつぶつと不穏当なセリフを垂れ流すエルルゥ。なにやら手に持っているようです。
「ずぶってすると風邪が治るんですって」
ギネでした。フォークのほうが、まだマシだったかもしれません。
ギネを手にハクオロさんに迫るエロンガー。
キーンキーンキーンキーン
うわあ・・・何があってもノンストップノン編集を宣言していたにも関わらず、これですか。
これはカット、絶対カットと言う力ちゃん。爆笑する麻衣ちゃん。何を口走ったんですか柚ちゃん。
というわけで、うっぎゃー。おわり。
えー。なんていいますか、終始ばかっぽかったです。誉めてます。
それと、麻衣ちゃんは後で沢城さんに謝っておいたほうがいいと思います。
実際の収録現場に近い雰囲気、ではあるのでしょうけど、本当に実際の収録時にこれだけ壊れていることは無いと思います。アドリブの内容なんか特に。
ギャグに終始できると判っているからこその雰囲気でもありますよね。
ああでも、にいにいが現場に居たら、本当の収録時もこんなノリなのかも。
とりあえず思ったのは、力ちゃんの安定感のすごさですね。
らじおであれだけ壊れやすい力ちゃんが、ここまでハクオロさんを維持できるとは正直思っていませんでした。
以上、愛のハクオロ劇場でした。