フードを食べなくなる・・悪戦苦闘す
アリス
5月29日で16歳と7か月になります

昨年の夏から一気に衰えが出て
16歳を無事に迎えられるだろうかと心配しながらもなんとか年を越し
年齢なりの元気さで過ごしてこれました
春を迎えるころから
治療を続けている左奥歯の歯槽の状態が悪化し
薬の種類や量が増えいろいろな副反応が出たり
腎臓の検査数値が少しずつ高くなるので
フードを腎臓食に変えたことで食べ渋りが出たりと
これまで経験したことのない「食べさせる」ための悪戦苦闘が始まる
チュール恐るべし
3月中旬に抗生剤を変更したことが影響したのか
夜遅く、寝床に運んだ後に胃捻転ではと疑うほどの急激な嘔吐を繰り返した
翌日は朝食抜きで受診し胃腸の異常はみられないと安心したが
食欲がもどらず固形フードを拒むようになる
必要になる時があるといただいていたワンチュールをかけるとなんとか食べる
のでアマゾンでワンチュールを大量購入する
カーディガンとペンブロークの違いはあれ
コーギーが食べないものはないと思っていたが
食べ渋りと選別がひどくなり
シニア用の缶詰やレトルトフードなどを混ぜる量が増えていく
5月になると砕いたものでも少量のフードが混じっていると食べなくなり
母が野菜類、鶏肉や豚肉に牛肉、ごはんにうどんなどを組み合わせ手作りしたフードを
さらにペースト状にしてなんとか食べさせるという状況になる
口腔内に問題を抱えていて
固形物が食べづらくなっていることも選り好みの原因になっているようだ
母が食べたものの重さを量ってカロリーを計算し記録に残しているノート
これだけでも大変だ

既製品のレトルトフードもいろいろ試している
カレー味のフードをがつがつ食べたので
期待して香辛料をそろえてカレー味フードを作ったが
すぐに食べなくなってしまった
試行錯誤しながら食材と食べさせ方のパターンが少し見えてきた
朝食はまず鶏肉や豚肉を炒めたもので始め
母が探した「健康一番」という「ごはんの素」をベースに
野菜スープやたんぱく源を加えた手作り食
サイドディッシュにはグランデリ鶏ささみほぐしシニア用等たんぱく質のとれるもの
そして必殺ワンチュール

袋まで食べにくる
が、ワンチュールさえ途中で食べなくなったことがあり
その時には絶食になるのではととても不安になりました
夜はご飯をベースに食味が変わるうどんなども混ぜ
カボチャベース等の野菜スープをかけたものと
やはりサイドディッシュとチュールで完食をめざしている
今期待しているのは人間用の離乳食

玉ねぎが入っているものも多く
選べるものは限られるが
試し始めたところだが食いつき良く食べた
歯の具合とか腰が不安定で立ち上がりが難しくなっていること
腎臓の調子や視力のことなどなど不安がいっぱいあるけれど
今は食べてくれることが一番の心配事となっている
食べてくれなければ他の問題を心配する余地もなくなってしまう
今日は晴れたが気温も平年並みで過ごしやすくカート散歩に行った
いつも同じ場所で降ろせとアピールするのは変わらない
負担にならない平坦な場所や下り坂でカートを降り
なんとか気分転換の散歩もできる

これなら何も言わずに食べてくれるという魔法のフードは見つかりそうもない
「悪戦苦闘」しながらも17歳まで外歩きができますようにと願うばかりです