
入手したEXAKTA VX1000に装着されていたレンズはCarl Zeiss Jena Pancolar 50mm F2というレンズです。明るくて寄れる使いやすい標準レンズです。
その名前とスペックから伺えるように単層コーティングされたガウスタイプの標準レンズです。部屋の照明をレンズに当てつつ観察すると6枚のレンズから構成されているみたいです。5群6枚のような感じではありますけど、4群6枚かもしれませんし全然違うかもしれません。東側のパンカラーは西側のプラナーと同じく戦前のビオターの後継だそうです。
マサムネはそのパンカラーという名前を聞いたとき、戦後を思わせるハイカラなイメージを思い浮かべました。パーマ頭のBGが銀座を颯爽と歩き、リーゼントのサラリーマンが夜のバーでハイボールを飲んでいるような。東京オリンピックと大阪万国博覧会がごっちゃになって映し出される街角のカラーテレビに人々が群がる。・・・・・・時代背景ごちゃごちゃかもなあ。
マサムネのパンカラーはフォーカスリングと絞りリングがゼブラ模様になっています。まるでお葬式のように辛気臭いデザインですね。リングの動きはねっとりとした渋い動きで、不用意に動くことはありません。マサムネが他のカメラでよくやってる指一本でフォーカシングなんて到底無理です。
レンズ鏡筒脇にあるのがシャッターボタンで、VX1000にレンズを装着すると、ボディのシャッターボタンの位置に来ます。レンズ単体でボタンを押し込むと設定したレンズ絞りが絞り値まで閉じられます。ボディに装着した状態では絞り込まれた後にレリーズされます。単純な方法でFマウントのように自動絞り機構を擬似的に実現しているわけです。実際は自動詞彫りではなくプリセット絞りです。
通常はプリセット絞りですけど、それでは困るという場合はシャッターボタンを押し込みつつギザ付のリングを反時計回りに回すことで手動絞りに変化します。これでマウントアダプターを使ってフォーサーズなどに転用しても、問題なく使えるわけです。

マウント面には三本爪のバイヨネットとレンズ固定ピンがあります。それ以外は何も無いすっきりしたマウントです。エキザクタマウントはFマウントとかフォーサーズマウントと比較するとかなり小さく、50mm F2ですら後玉はいっぱいいっぱいにに見えます。
シャッターボタンの裏にピンが突き出ており、こいつがボディのシャッターボタンを押し込みます。ケーブルレリーズを使うとピンだけが押し込まれます。

このレンズの最短撮影距離は50cm弱、最小絞りはF22です。絞りリングを動かすと二つの爪が対照的にスライドし、鏡筒上部の斜めのゼブラ模様を追いかけていくことで被写界深度を示してくれます。マサムネはこれを理解するのに小一時間かかりましたw一眼レフカメラなのに目測機以上に目測フォーカスで使いやすそうなレンズです。
Pancolar 50mm F2の画像はE-410にSonnar 135mm F4を装着して撮影しました。とても50年以上前のレンズとは思えない写りの良さですね。フォーサーズは135フィルムの中心部だけ使っているからでしょうかねえ。
その名前とスペックから伺えるように単層コーティングされたガウスタイプの標準レンズです。部屋の照明をレンズに当てつつ観察すると6枚のレンズから構成されているみたいです。5群6枚のような感じではありますけど、4群6枚かもしれませんし全然違うかもしれません。東側のパンカラーは西側のプラナーと同じく戦前のビオターの後継だそうです。
マサムネはそのパンカラーという名前を聞いたとき、戦後を思わせるハイカラなイメージを思い浮かべました。パーマ頭のBGが銀座を颯爽と歩き、リーゼントのサラリーマンが夜のバーでハイボールを飲んでいるような。東京オリンピックと大阪万国博覧会がごっちゃになって映し出される街角のカラーテレビに人々が群がる。・・・・・・時代背景ごちゃごちゃかもなあ。
マサムネのパンカラーはフォーカスリングと絞りリングがゼブラ模様になっています。まるでお葬式のように辛気臭いデザインですね。リングの動きはねっとりとした渋い動きで、不用意に動くことはありません。マサムネが他のカメラでよくやってる指一本でフォーカシングなんて到底無理です。
レンズ鏡筒脇にあるのがシャッターボタンで、VX1000にレンズを装着すると、ボディのシャッターボタンの位置に来ます。レンズ単体でボタンを押し込むと設定したレンズ絞りが絞り値まで閉じられます。ボディに装着した状態では絞り込まれた後にレリーズされます。単純な方法でFマウントのように自動絞り機構を擬似的に実現しているわけです。実際は自動詞彫りではなくプリセット絞りです。
通常はプリセット絞りですけど、それでは困るという場合はシャッターボタンを押し込みつつギザ付のリングを反時計回りに回すことで手動絞りに変化します。これでマウントアダプターを使ってフォーサーズなどに転用しても、問題なく使えるわけです。

マウント面には三本爪のバイヨネットとレンズ固定ピンがあります。それ以外は何も無いすっきりしたマウントです。エキザクタマウントはFマウントとかフォーサーズマウントと比較するとかなり小さく、50mm F2ですら後玉はいっぱいいっぱいにに見えます。
シャッターボタンの裏にピンが突き出ており、こいつがボディのシャッターボタンを押し込みます。ケーブルレリーズを使うとピンだけが押し込まれます。

このレンズの最短撮影距離は50cm弱、最小絞りはF22です。絞りリングを動かすと二つの爪が対照的にスライドし、鏡筒上部の斜めのゼブラ模様を追いかけていくことで被写界深度を示してくれます。マサムネはこれを理解するのに小一時間かかりましたw一眼レフカメラなのに目測機以上に目測フォーカスで使いやすそうなレンズです。
Pancolar 50mm F2の画像はE-410にSonnar 135mm F4を装着して撮影しました。とても50年以上前のレンズとは思えない写りの良さですね。フォーサーズは135フィルムの中心部だけ使っているからでしょうかねえ。
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