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3G>>>4G UPGRADE KIT

2017-11-20 21:25:26 | Electronics
家に帰ったら、EMOBILE改めY!MOBILEから何か到着していた。箱には"3G>>>4G UPGRADE KIT"と書いてある。そう言えば、1ヶ月以上前にそのような電話があったっけ。
9年前にEMOBILEとデータ通信契約してその時にUSBドングルを貰って4年位はそれなりに使っていたっけ。iPhone5を手にしてからは、テザリングも使えると言う事で、それ以降はず〜〜〜〜〜〜〜っと眠ったままになっているが。そして、そのドングルの中に赤SIMを入れたままになっていたはず・・・と言う事で、部屋の中を捜索するまでもなく赤SIMをサルベージ。



ドングルはD02HWと言うUSB接続タイプで、このドングルの中にはWindows用のドライバも入っており、Windows PCに挿すと自動的にドライバがインストールされると言うイージーな仕様になっていた。なお、Macでもドライバは本体に内蔵されていたので、USB端子に挿せばすぐにインストールできるようになっていた。通信速度は・・・え〜っと過去の製品のスペック表によると下り7.2Mbps、上り384kbpsとなっていますね。下りでこんな速度出ていた経験はなく、その半分以下がデフォだった記憶がある。知人の家だと、すぐそばにEMOBILEのアンテナが立っていて、4Mbpsほど出ていて、当時としてはそこそこ高速で結構快適だったが、マサムネの自宅だとアンテナは見えているんだが、かろうじて届くギリギリの線でまともに使う代物ではなかった。もっとも、CATVのトラブルで繋がらない時に緊急で役に立っていたのも事実。
なお、同じEMOBILEのEM・ONEだと完全に圏外だったので、D02HWは結構頑張っていた模様。このドングルでHuaweiと言う中華のメーカーを知り、面白い機器を開発するなあと感心した記憶がある。華為技術有限公司の別名と知ったのはもっと後のことだが。



さて、到着した物を確認しよう。箱の中身はY!MOBILEのPocket WiFi で、型番は607HWとなっている。Y!MOBILEの製品情報を確認しようとしたが、そのような製品は見当たらない。どうやら3Gのみ対応しているデータ通信専用製品を使っているユーザー向けの特別仕様らしい。Huawei製の端末で何気にHuawei E5577にそっくりなのだが、バッテリー容量が1500mAhと半分になっていて、それに伴い連続使用時間も省電力Onでも5.5時間と半分以下になっている。Y!Mobileの過去の製品で GL04Pという機種もよく似ていて、バッテリー以外にも通信速度が下り75Mbpsと607HWよりも低く、少し異なっている。
表面には左から”Pocket WiFi”ロゴ、表示パネル、電源ボタンの順に並んでいる。電源ボタンは電源のOn/Offだけでなく、メニュー項目の確認などに使われる。
手前中央にUSB端子があり、ここから内蔵バッテリーに充電する他、WindowsやMacに接続すると、USBモデムの様に使用することができる。ドライバは本体内にあるが、特にインストールする必要はない。自動的にインストールされるため、特に意識することはない。また、あえて手動でインストールすることも可能。
なお、その右側にあるボタンのようなものは、ただの隠し蓋。Huaweiにこの機種のバリエーションで使うような機能があるのだろう。大きさ的にUSB端子かもしれないが、詳細は不明。



裏面は全面バッテリーの蓋になっている。その手前がメニューボタンで、メニューを呼び出したり選択するのに使う。



バッテリーは今時珍しいパック方式で、3.8V 1500mAhとなっている。



バッテリーの下側にSIMとmicroSDカードを挿入する。microSDカードは32GBのSDHCまで対応しており、装着することで、USB接続時にUSBメモリーとして利用できる。
マサムネのSIMは、俗に赤SIMと呼ばれるEMOBILE時代の3Gデータ通信専用のカードで、背面に赤線の無い国際ローミング不可のタイプ。このカードがそのまま使えるのだ。

SIMを装着して電源を投入すると、あっさりLTEで接続できた。通信速度はPC-TE507FAWのAvastで測定して見たところ、下り16.71Mbps、上り5.88Mbpsという結果になった。マサムネの家のCATVは同じアプリで計測すると、下り25.38Mbps、上り3.03Mbpsなので、下りは遅いものの上りは速いということになる。CATVの方は家族と共有回線で、他にも使っている人や機器があるし、どちらもベストエフォートなので単純な比較はできないが、家の中でも十分使える速度で接続できている。

607HWは累計の通信量が表示パネルに表示され、31日毎にリセットされるようになっている。iPad Proでネットワークゲームを30分程プレイしてみたが、通信量はわずか3MBにすぎなかった。通常のweb閲覧とかの方は30分足らずで200MBとか行く場合があることを思うと、ゲームにもよるかも知れないが、ネットワークゲームと言ってもそれ程データをやり取りしているわけではないことが実感できる。まあ、ダイアルアップ回線の頃から存在するジャンルなので、ノウハウとかそもそも通信量は少なくて済むとかなんだろう。ちなみにYoutubeで8分16秒の動画を見たら、一気に65MBの通信量が増えた。動画はやっぱりデータ量あるねえ。こんなのを30本も見れば動画だけで2GB近くになり、例えばマサムネのiPhoneの契約だと上限スレスレになる。パケット量を気にする人が多いわけだ。WiFiが使えるところでは、積極的にWiFiに繋げるべし、これが基本ですな。

もっともマサムネの場合は、Pocket WiFiで一度でもネットに繋げた月に限れば、ガシガシ使っても問題ない。クソ安い基本料金に、通信量に制限がない古い契約が今だに生きているのだ。考えてみればとんでもない契約だな。


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