事件のない空間

PCとか写真とかその他ゴッタ煮
かなり不定期

iTuness消滅

2019-10-11 22:14:00 | Electronics

macOS 10.15へとアップデートされて、ちょっと変わってる部分で少し戸惑っているマサムネです。今回ちょっとどころでは無い変更があるんですが。

何がちょっとどころでは無いかというと、iTunesが無くなった。iTunesと言えば、iPodの為のの音楽ライブラリーでiPodに音楽を転送したりなど同期を行うアプリとして始まり、音楽を購入する事もできるようになった。そこから発展してiPhoneとは音楽だけでなく連絡帳やカレンダーなどのデータを同期できるようになりなった。さらにiOSやそのデバイスの発展と共に映画や書籍などコンテンツの同期、対応する他のデバイスとコンテンツの共有やLAN内でのホームシェアリングなど出来ることがどんどん増えていき・・・そして巨大化していった。MacにおいてはiTunesはエンターテイメントのコアで有り、iOSデバイスの為のデータセンターであると言う、それ一つでいろんな役割を持っていたわけだ。
尚、書籍はiTunesでは同期だけで、購入や閲覧はiBooksというアプリで行っていた。確かiOS版よりも遅れて登場したかと思う。

その巨大化したiTunesが消滅した。後に残ったのはApple MusicでありPodcastであり、そしてApple TVである。iBooksはとっくにApple Booksとその名を変えている。一つのアプリにApple Booksを除くこれらすべてが内包されていたわけだ。分離されたことでこれら一つ一つは軽快になったかと思ったが、マサムネのMac miniではMusic Storeで検索しているとフリーズしたみたいにポインターが虹化する。何だこれ?
iOSやiPadOSデバイスとの同期はApple MusicやApple TVからでもそれぞれが管理するコンテンツに関してのみ行うことができる。ちなみに同期するだけ。同期の設定は行えない。じゃあプレイリストや映画などの選択はどうやってやるのか、そもそもApple BooksやPodcastはどうなるのか?

各種デバイスへの同期設定はすべてFinderで行う。Finderを起動してもどこにもそんな項目は無い。しかしiOSデバイスやiPadOSデバイスをUSBケーブルでMacと接続すると始めてそのデバイスが左ペインに表示される。それを選択することでそのデバイスの設定画面が表示される。なんだかFinder上にiTunesが表示されているような違和感だが、すぐ慣れる事でしょう。
Finderでは同期設定だけでなく、設定内容をすべて一度に同期することができる。さらにMac本体へバックアップすることまで可能である。何のことはない、これまでiTunesでやってた事をFinderに移しただけである。逆に言えばiOSデバイスやiPadOSデバイスを同期するためだけに巨大なiTunesを立ち上げる必要はなくなったわけである。こう表現すると何だか良い変更に思えるな。

まあ、WindowsでiOSデバイスやiPadOSデバイスを同期している人はiTunesを使用する必要がある事は変わらないのだが。

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