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第10世代Kindle Oasis

2019-10-08 13:17:07 | Electronics
コミックスはともかくテキスト書籍は電子ペーパーの端末で読むのが快適だねとか思うマサムネです
電子ペーパーな電子書籍リーダーの代表格と言えばAmazon Kindleシリーズで、マサムネはこれまで第5世代 Kindle Paperwhiteを使っていました。第5世代というと分かりにくいかも知れませんが、早い話が最初のPaperwhiteで2GBのストレージと212ppiの6インチ電子ペーパーディスプレイを搭載しています。しかしメインメモリーが256MBしか無いせいかレスポンスの悪さに負けて、ここ2年程はAndroidな NEC TE507/FAWになっていました。TE507/FAWのディスプレイはHD画質ではありますが色再現性など優秀で写真を表示させるのに非常に適しております。ですがテキストの表示には意味がありませんしやはり液晶ディスプレイですから直射日光には弱く、また発光体を眺めている事になるわけですから目も疲れてきます
そんなわけでAmazonが買い替えキャンペーンをで15%値引きを行なっている機会に買い替えというか買い増しする事にしました

Kindleシリーズも昨年から今年にかけて全機種が第10世代にモデルチェンジして性能的にはどれを選んでも
良さそうな感じです。その中から当初はPaperwhiteの4G+Wi-Fiモデルを選択していました。8GBモデルを選ぼうにも4G+Wi-Fiでは32GBストレージ広告無しの設定しかありません。注文してから「テキスト書籍に32GBもいらねえよな」とか思いつつ、Kindleシリーズのレビューサイトを眺めているうちに考えが変わり注文をキャンセルして新たにOasis 4G+Wi-Fiを発注していました。

実のところKindle Oasis はiPad mini 1st Gen.並の性能を搭載した高性能な電子書籍リーダーです。2コア1GhzのCPUと512MBのメインメモリーは正にiPad2そのものと言って良く、解像度も十分高く モノクロながら256階調のグレースケールを表現力を持つ電子ペーパーディスプレイは300ppiの解像度を持っていてテキストやモノクロ画像では美しい表現力を発揮しています。この様な性能を持ったデバイスがタブレットPCではなく電子書籍を読む為だけに存在するという事実に7年間の進歩は斯くも大きなものであるかと驚く一方で、それだけの時間が経過していれば成る程とも思うのです。第5世代Kindle Paperwhiteを使ってきた身としてその性能向上がどれほどの効果をもたらしているのだろうか、実際に使った印象を以下に記述しましょう

7インチの電子ペーパーディスプレイは6インチとさほど変わらないだろうと思っていましたが、実際に書籍を読んでみるとページ内のテキスト量が増えたためか内容を把握しやすくなっている気がします。付け加えるとコミックスのような画像を主体とした書籍では驚く程読みやすさが向上しており、たかが16%程度の差そして1インチ大きいだけに過ぎないのに印象は随分変わります
更に第5世代Paperwhiteとは比較にならない程ページ送りが速いのでストレスを感じることなく読み進むことができます。そのレスポンスはiPadのKindleアプリに勝るとまでは行かないものの、テキストを読む場合にストレスとなるような遅さでもありません。コミックスリーダーとしては使いたく無いレベルだった第5世代Paperwhiteに対して第10世代Oasisはややもっさりとしつつもストレスなく読むことができます。YouTubeにはKindleシリーズ各機種を並べてページ送りを比較する動画が有りますので実際に見てみるとよく分かるでしょう
そして高精細な電子ペーパーはまるで印刷されたかのような滑らかな文字を表示し、しかも液晶ディスプレイと異なりそれ自体が発光しているわけでは無いので目に優しく長時間の読書にも耐えることができます

とまあここまでは第5世代Paperwhiteからどこまで改良されたかと言うのがポイントでしたが、ここからは第5世代Paperwhiteには無い点について記述してみましょう

まず目に付くのはその独特な形状でしょうか。ベゼルは通常のタブレット端末と異なりディスプレイの右側を大きく取ってあり、そこにページ送り/戻りボタンを上下に配置している。本体を裏返すと右側は薄く削られた様になっており、左側とは約5mmほどの段差があります。この段差を利用することで右手でしっかりと持つことが可能になり、また広く取られたベゼルのおかげでディスプレイに指が掛かる事はありません。電子書籍としてよく考えられたデザインではないでしょうか。テーブルに置いてしまうと安定感のない斜めった状態ですが、それで壊れると言うことも無いでしょう。
そして上下に並んだ2つの物理ボタンはやや大きく間隔を開けて並んでおり、その間に指を置くことで持っている手をふしぜんにうごか不自然に動かすことなくページ送りや戻りを行うことができるのです。物理ボタンの無いPaperwhiteでもページ送りや戻りのどちらかはディスプレイをタップすることで簡単に行えますが、もう一方はポジションを変えるかもう一方の手を使う事になり、スムーズにとは行かないでしょう
では左手で持った時はどうするのかとか、左手でボタン操作できないのでは困るとか思うでしょう。マサムネがそうでした。実際にボタンを左側にして持つと、Oasisは上下を自動的に判別してディスプレイ表示を180°回転してくれます。この自動回転機能は上下のみで、しかも垂直に近いところまで立てている必要がありますから、寝転がって読んでいても不意に回転してしまう様なことはありません。この様に回転すると上下のボタン機能も入れ替わるため、例えばデフォルト設定の上のボタンでページ送りは180°回転しても上のボタンがページ送りとなるのです。なんて気が利いているのでしょうか
第5世代Kindle Paperwhiteにはフロントライトを内蔵しており、多少ムラが有るもののディスプレイを照射して暗い所でも読むことを可能としていました。第10世代Kindle Oasisにもその機能はより改善された形で搭載されており、ムラのない均質な照射を行ってくれます。また他のKindle端末にない機能として周囲の明るさに応じて自動的に照射する強さを変更してくれます。日中屋内から屋外に出た時やその逆の場合にその効果を大きく実感できます。第5世代Kindle Paperwhiteではメニューから強さを手動で変更していたことを思うと、この様な自動化は本を読む事に集中できる良い完了ではないでしょうか。また自動化はこれに留まらず、日出日没も含めた時間を指定する事で照射するLEDの色温度まで変更してくれます。これらにより目の負担は第5世代Kindle Paperwhiteの時以上に軽減され、快適な読書を楽しむことができます。
他にも、IPX8等級の防水機能を持っていたりディスプレイとフラットなベゼルデザインを持っていたり背面外装をアルミにしてあったりとKindle端末では最上位機に相応しいデザインを実現しています。その分、Kindle端末としては高価ではありますが

マサムネはKindle Oasisを手に入れるに当たって4G通信付きを選択しました。第5世代Kindle Paperwhiteの時も3G通信付きで、ファイルサイズの大きいコンテンツはダウンロードできませんでしたが、Wi-Fiに接続しなくても読書履歴などの同期やWikipediaの参照などを行うことが出来て非常に便利だと感じていました。そこで今度も4G通信付きが良いとなった訳ですが、4G通信付きは32GB広告無しモデルしか無く、お蔭で必要以上に大容量のストレージとなってしましました。
この内臓4G通信ですがKindke書籍の購入ページで3G通信ではダウンロードできない旨を記載しているコンテンツでもダウンロードできる場合があります。どこまでダウンロードできるのか試していませんが、テキスト主体で図版の多い一般教養書籍は概ねダウンロードできています。これと関連するのか不明ですが、最近一部の書籍でファイルサイズ的に3G通信でダウンロードできなかった筈の書籍の購入ページから
「この本はファイルサイズが大きいため、ダウンロードに時間がかかる場合があります。Kindle端末では、この本を3G接続でダウンロードすることができませんので、Wi-Fiネットワークをご利用ください」
との記載が消滅しています。Kindle端末が第10世代から4G通信へと移行したことと関連があるのかもしれませんが、まだ3G通信が可能であることを考えると謎のままです

さて、ここまでは第5世代Kindle Paperwhiteとの比較でしたが、今度はマサムネが未だに現役で使っているiPad mini 1st Gen.と比較するとどうでしょうか。冒頭でも述べた様にカタログスペックでは同等となっており、差が発生するとすれば搭載する オペレーティングシステムの違いという事になるわけです。そして汎用OSのiOS9.3.5を搭載するiPad miniに対してKindle書籍リーダー専用OSを搭載するKindle Oasisはその単機能ゆえに有利な筈です。実際にそうなのでしょうか
実はこのiPad miniは2台目でかつては16GB Silverを使っていましたが、iPad Air 1st Gen.を入手した時に身内にやってしまいました。その後、iOS10の時代になって32bitアプリが動かせなくなった時に、一部のゲームがプレイできなくなりやむを得ず64GB Slateを手に入れたのです。その後、64bit対応化が進んでいますが未だにというか永遠に64bit対応をしそうも無いアプリがありますので、今後も大事にしていかなくてはならないっぽい状態です。

まず、起動からです。Kindle Oasisの場合は電源ボタンを押す事でスリープから復帰し、ホーム画面なり本の途中なりを表示します。それまで一呼吸といった感じです。もっともスリープが長いとより深いスリープに移行するらしく、その時は待機画面下部に「起動中・・・」と表示されしばらく待つ事になります。iPafd miniの場合はアプリアイコンをタップすることから始まります。タスク中にKindleアプリが立ち上がっていれば速いのですが、そうではない場合はKindle Oasisの起動よりも待たされます
ライブラリの表示でも差がついてます。Kindle Oasisでは一呼吸置く間に表示されますが、iPad miniではコンテンツが数千点という多さですとかなり待たされることがあります。一度キャッシュ的なものに格納してしまえば表示自体はそれほど待つこともありませんが”すべて|ダウンロード済み”を切り替える時はやはり数千点のアイテムが重いのかかなり待つ事になります。ただ、表示してしまえばスクロールは多少ぎこちないもののスルスルと動きます。一方のKindle OasisはOSの仕様上スクロールせずページを切り替えていく動作で、これが意外と早く送り/戻るボタンを使うとそれほどストレスなく切り替わっていきます。電子ペーパーの表示速度の限界まで高速化してあるみたいです。なお、ボタンを連打しても表示が終わるまでに押したボタン操作は無効になる様です
次に本を開いてみましょう。Kindle Oasisは相変わらず一呼吸置いて表示されます。iPad miniでは・・・最初のテキストが表示されるまでかなり待ちます。iOS9で使ったことがあるiPad AirやiPhone6sではなかった現象です。512MBと言う狭いメインメモリーが原因なのは明らかです。登場当初から低スペックと言われていたiPad miniは当初からWeb閲覧などでも窮屈そうでしたが、こんなところでも実感できます
Kindle Oasisのページ送りは先ほども申した様にサクサク行えます。一方のiPad miniの受難はまだ続きます。スライドさせて上手く行けばOasis程度のスピードにはめくっていきます。尚、アニメーションはOffです。しかしタイミングによってはページ送りされず、もう一度と言うか何度かスライドさせてやっとページをめくります。ストレスマックス、第5世代Kindle Paperwhiteの方がかなりマシといって良いレベルです。ここでもメインメモリーの狭さが足を引っ張っているのでしょうが、最早ここまで来ると嫌がらせとしか思えません
こうなるとコミックスではどうなるのかと思いやられます。Oasisで開いてみましょう。キビキビと開きます。ページ送りも電子ペーパーのリフレッシュの為に反転したりしますがストレスなく読める程度のレスポンスを見せています。ではiPad miniではどうなるのでしょうか。開きます・・・開いてます・・・開いてます・・・やっと開きました、クソ遅いわ。第5世代Kindle Paperwhiteの方がはるかに速い。ページ送りは若干ガタガタしていますがストレスなく読め、それだけがPaperwhiteよりもマシなポイントです。不思議なことにテキスト書籍位で発生していたフリーズもどきな動作は確認できませんでした。コミックリーダーとしてならまだマシと言うところでしょうか。普通逆だろと思うのですが、テキストと画像の扱い方の問題でしょうかねえ。もっともカラーページの表示は案外綺麗ですね。どういう訳かiPad mini 1st Gen.の163ppiのディスプレイでもすごく綺麗に見えるんですよね。コントラストは低めですけど。

そんな感じで、iPad miniは電子書籍というかKindleのリーダーとしては最早使いたくないレベルの低性能デバイスと成り果てていました。逆に第5世代Kindle Paperwhiteは同じ世代のデバイスにも関わらず、若干もっさりと言うレベルで電子書籍リーダーとしてはまだ使えるレベルの動作です。そしてカタログスペックではiPad miniと同等でありながら第10世代Kindle Oasisの軽快さはその美しいモノクロ表示とも合わせて感動的ですらあります。専用機器の強みを見た様な思いです。

さて、そもそもOSサポートが打ち切られて久しくアプリすら旧バージョンしか動かないiPad mini 1st Gen.はともかく他のデバイスでとの比較ではどうなのでしょうか。Kindle Oasis以前にテキストリーダーとして愛用していたNEC TE507/FAWを見てみましょう。

TE507/FAWはNECが販売していた7インチディスプレイのAndroidタブレットです。アスペクト比16:9のHDディスプレイを搭載していて、その細長い筐体のおかげで長時間鷲掴みしていてもまったく疲れないと言うサイズが電子書籍リーダーとみて優れた点です。そしてこれ以上小さいとテキストが細かくなるので長時間読み続けたくないと言うにくいサイズでもあります。とりあえず、一通り動かしてみましょう。
まずはアプリの起動からです。割と待たされますがiPad mini 1st Gen.ほどでもありません。テキスト書籍はPaperwhiteよりは速く表示されます。ページ送りはキビキビとした動作を見せます。流石につい2〜3ヶ月前まで現役で使っていただけのことはあります。コミックスも同様にストレスフリーな動作ですが、物理的にディスプレイが小さいので少し読みにくいところが難点です。なおディスプレイの表示自体は彩度がやや低いものの色再現性は非常に高く極めて美しいと言えるレベルです。
あと、機種によって異なるかもしれませんが、Android版Kindleアプリは本体の音量ボタンでページ送り/戻りが可能なのは地味に良い点です。
基本スペックは低いAndroidタブレットですが、第10世代Kindle Oasistoと比較しても全体的にストレスなく読書できるだけのレスポンスを保っています。カラー表示できる強みがある反面、横幅がOasisよりも狭いため固定レイアウトの書籍では判型によってはPaperwhite並の小さな表示になるのが難点でしょう。

大きなディスプレイを搭載した12.9インチiPad Pro 2nd Gen.ではどうなるのでしょうか。
アプリの起動とテキスト書籍やコミックスを開くレスポンスは速く、コミックスのページ送りもストレスなく実行され非常に快適です。一方テキスト書籍のページ送りは基本的には高速なものの、たまにもたつく場合があります。
それにしても、アスペクト比4:3の12.9インチディスプレイの大きさは圧巻としか言いようがありません。大きなディスプレイなだけにテキスト書籍ではフォントサイズも大きめで少々離れていても苦も無く読書可能ですし、フォントを小さめにしてテキスト量を増やすこともできます。そして何よりもその大きさの恩恵を受けられるのはコミックスでしょう。縦位置にした場合でB5判1ページの表示を、横位置にではB6判見開き2ページの表示サイズになります。それぞれマンガ雑誌と標準的な単行本のサイズに相当します。解像度が264ppiで印刷品質には及ばないため、紙の本で一般的な125〜175lpiには一部及びませんが、縦位置の1ページ表示なら単行本印刷でも対応できるレベルでしょう。というか文庫本サイズがベースになっている書籍なら十分ではあります。あとは配信されるデータ次第というところです。
12.9インチと言うiPad Proの物理的な大きさは変えられない強みですね。その大きさと重さは欠点でもありますが。

より小さなiPad mini 5th Gen.はどうなのでしょうか。基本的な動作はiPad Proと変わりなく、ただ小さいだけです。小さいといっても第5世代Kindle Oasisよりはほんの少しですが大きめですし、当然カラー表示です。鷲掴みできるギリギリの本体サイズもあって屋内でコミックスを寝転がって読むのに向いてます。

最後はiPhone Xsです。5.8インチとは言え極めて縦長なディスプレイで横幅が狭く、固定レイアウトの書籍にはまったく向いていません。一方でテキスト書籍には十分なレスポンスと可読性を保っております。常に持ち歩いている性質のデバイスと言うことでテキスト書籍ではよく利用していたりします。数千冊の本をダウンロードが必要とは言え常時持ち歩いているとはすごい時代ですね。

これまでKindle書籍リーダーとして利用できる各種デバイスを見てきました。ここまで項目としてあげてきませんでしたが、バッテリー稼働時間は液晶ディスプレイを利用したiOSやAndroid機よりも、Amazon Kindleリーダー各機種の方が長く保ちます。電子ペーパーを利用していることと省電力なプロセッサーを利用している相乗効果でしょう。まあ、数ヶ月と言うのは1日30分の読書という条件なのでともかく、マサムネの様な1日2〜3時間ほど読書する使用方法でも3日や4日は平気で保ちます。充電を忘れることもしばしばある程、バッテリー残量に無頓着になります。バッテリーを気にせず読むことに集中できるのは精神的にかなり良い効果と働きます。

Kindle Oasisはその独特な形状によって持ちやすさと軽さを兼ね備えつつ、読みやすい表示と操作しやすいデバイスに仕上がっています。特に4G+Wi-Fiモデルは通信環境を意識しなくてもWhispersyncよって同期してくれるし、本の詳細・・・要はKindle書籍の販売ページを表示させ購入することもできます。思いつきで端末内ライブラリに無い書籍をダウンロードする時も、利用可能なWi-Fiを用意したり探す必要はありません。Kindleの書籍を読むと言う一点に関していえば、それだけで全て完結していると言えるでしょう。

今やマサムネは第10世代Kindle Oasisを可能な限り持ち歩き、手近なところに置いて暇があれば読書するようになりました。Kindle Oasisの中には100冊以上の本があり、必要なら数千冊のライブラリからダウンロードする事で、通信環境さえあれば何時でも希望する本を読むことができます。もちろんそれはAmazon Kindleリーダーである必要はありません。スマートフォンでもタブレットでもなんならパソコンでも可能です。しかし持ちやすさ、読みやすさ、通信の手軽さ、稼働時間と言ったメリットは他には無い特徴でしょう。
とは言うものの、第10世代Kindle Oasis 32GB 4G+Wi-Fiは4万円以上といささか高額ではあります。Paperwhiteなら2019年10月1日の時点で13980円から、Paperwhiteの4G+Wi-Fiモデルなら22980円で購入できます。Oasisである必要がなければもっと安価に手に入れることができます。

第10世代Kindle Oasisは優れた読書端末ですが、ポケットに入らない事と鷲掴み出来ない点が不満でしょうか。鷲掴みについては独特な形状のおかけで解消されますが、ポケットにはどうしたって無理ですよね。4.3インチ 300ppi程度(1024 x 768)の電子ペーパーを搭載し、ベゼルをOasisクラスにした書籍リーダーがあればいいのにと思います。計算したらおおそよ105mm x 85mm程度でNEC TE507/FAWよりも横幅が小さいので確実に鷲掴み可能です。厚さは10mmに達しても不都合はないでしょう。大きさがKindle端末の半分程度になるため、重量もシリーズ最軽量な第8世代Kindle Oasisよりも下回ることができます。というかやや幅のあるiPhone3Gですね。ディスプレイが小さくなるので、フォントサイズもデフォルトの”5”がOasisの”2”の設定に近い小ささとなるのでしょう。60%程の大きさですがディスプレイ自体が小さくので、割と近づけても視線移動量は少なくて済むため問題ありません。まあコミックリーダーとしては小さすぎるとは思いますが。ストレージはテキスト書籍主体になるでしょうから8GBもあれば良いでしょう。もちろんIPX8相等の防水機能とオプションで4G+Wi-Fiはあるということで。


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