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事件のない空間

PCとか写真とかその他ゴッタ煮
かなり不定期

NHKって

2006-02-11 19:59:36 | TV
「英語でしゃべらナイトスペシャル 発信東京スタイル」なる番組の再放送(16:20より)を見てた。オリンピック特番の後にそのまま続けて見てたのである。まあ下らん番組だわ。外国人から見た東京を紹介するという感じか。「次の角を曲がった時に何があるかわからない面白さ」とか何とか言ってた。要するにカオスか。日本の街って大体そんなもんじゃね?

外国人にとって東京といえば秋葉原であり原宿らしい。オタクとゴスロリ。大須へ行けばどちらも見れますw
もはや定番となったメイド喫茶へ向かう一行。「アメリカにはこういう店は無いけど、五年後にはきっとあるよ。外国人はオタクのする事を真似したいんだ」とか真顔で言ってた。ホンマかいな。するとピカデリーサーカスにゴスロリファッションでうろうろする集団がいずれあらわれるんか?LAダウンタウンでビームサーベルを装備した一行に出くわす事になるんか?・・・・・・ありそうで怖いw
ところで一行の一人、釈由美子がピンクのメイド服に着替えてテーブルに座り、オタクオタクと称する米人とトークしてました。どうせやるならこういう役割は石田純一に任せんか?とか思う。あの人なら喜んで着替えてくれると信じています。
その石田純一は別働隊単独行動で地震体験とか温泉とかカプセルホテルとかレポートしてました。なんか普通すぎる。

ちなみにこの番組、海外向けの東京観光案内というべき内容なのでした。

番組を見終わって


フジヤマゲイシャハラキリ、それとジシン。これが日本に対する伝統的なステロタイプなイメージ。いやここは番組にあわせて紋切り型の印象と言っておこう。これに「今まで見たことも無い新しい文化の形」が日本のイメージになるんか。どんな国や。日本人の大部分はいわゆるオタクじゃないぞ。日常にありふれているのは確かだけど。
番組中、模型屋でオタクオタクが「人々は八百万の神の存在が自分で作った自分だけのドールに魂を込めている」と言い切った。慧眼だと思う。というかさすがオタクオタク、冷静な視点だな。こういう斜めの視点から自国を見つめるのも面白い。

なお、録画していないので番組の画像は無し。代わりに手持ちから番組の趣旨にあったそれらしいのを用意してみる。オタク文化とファッションと日本と新大陸とアジアと日常と非日常が入り混じった街、「大須」から。

まんが世界昔ばなし

2006-01-14 15:46:10 | TV
パソコンテレビGAYOで今日から雪の女王が見れるようになった。昔見たような気がしないでもないが、記憶に無いと言う事で見てみた……

……見なかったことにしよう……

……で終わらせてもしょうがないので、もう少し詳しく。
「花園の魔女」「ラップ人の女とフィン人の女」のエピソードは丸々カット。「王子と王女」のエピソードは無茶苦茶簡単に流している。まあ一応前後編潰してはいるといっても、たった20分で雪の女王全部をカバーするのだから仕方が無い。
このアニメに登場する雪の女王は悪い人です。さらわれるのはカイだけじゃいないです。しかもラスボスとしてゲルダとカイの前に立ちふさがります。困った人ですw

さて、こんなアニメは記憶の彼方へ封印して、明日のNHKアニメ劇場の放送を楽しみに待つことにしましょう。

ひまわりを食む少年

2005-09-25 16:05:08 | TV
9月18日23:00頃からNHK総合で放送されていたらきし「シルクロード・黄河を越えて」を今日になってやっと見た。録画したまま放置しすぎ。

録画分は当時西安を出発して河西回廊へと抜けていく。万里の長城を右手に眺めながらの行進だ。そして嘉峪関へと至る。住民は漢民族が中心だが、しだいにウイグル系・チベット系・モンゴル系の人々も姿を見せるようになってくる、そんな旅路だ。

ひまわりの種って、中国ではおやつとして食べるそうだが、美味しいのかな。

貨車に乗ってラクダは天山を越えてゆく

2005-09-24 21:19:31 | TV
8月14日23:45頃からNHK総合で放送されていたらきし「シルクロード・南彊鉄道」を今日になってやっと見た。録画したまま放置しすぎ(ぉ

録画分は当時トルファンからコルラへと敷設されたばかりの南彊鉄道の試運転に、NHK取材班が10日間に渉ってお邪魔し列車の旅を楽しんでいた。余談だが、トルファンはかつての高昌国の地で、7世紀の高昌国王麹文泰はかの玄奘を支援している。本当に余談だ。南彊鉄道は現在はウルムチからトルファンを経てタリム盆地西端のカシュガルへと通じているそうだ。

蒸気機関車っていいねえ。はたから見ている分には。中の人が時々映し出されていたが、暑いわ重労働だわ忙しいわでマジ大変そう。面白い事に取材班が便乗した列車の機関車は「解放型」と呼ばれ、南満鉄道で使われていたのだそうだ。

死の砂漠をラクダが行く

2005-09-23 20:45:19 | TV
7月11日23:00頃からNHK総合で放送されていたらきし「シルクロード・流砂の道」を今日になってやっと見た。録画したまま放置しすぎw
シルクロードは確か80年頃に放送された番組で、石坂浩二がナレーションし、井上靖が詩を詠みそれを宇野重吉が読み上げる番組。あとタイトル文字なども井上靖だったと記憶している。メインテーマは喜多郎。物悲しい旋律が印象的な音楽だった。

録画分は楼蘭からミーランを経てタクラマカン砂漠のほぼ中央にあるニヤ遺跡へと向かうルート。はっきり言って駆け足ですな。ミーランの町に住むウイグル族の暮らし振りをもっと見たかったな。後年のドキュメンタリーではもっと深く掘り下げて紹介してはいるしかし時代はどんどん移り変わっていきウイグル族も時代に合わせて生活しているので、70年代末期の各地に住む人々のライフスタイルはこの番組でしか知ることができないのよね。未公開映像を放送した事もあったような気もするが、私は未見のまま。

余談:ミーランのウイグル族の主食はナンだそうな。小麦粉を練って釜で焼くインド料理店などでおなじみのあれ。一週間分まとめて作るのだそうな。

大黄河

2005-09-22 21:59:45 | TV
7月11日2:46頃からNHK教育で放送されていたらしき「大黄河」を、今日になってようやく見てた。録画したまま放置しすぎ。

録画した分は黄河上流と中流地域を収録した回の再放送で、黄河を下りつつチベット系少数民族や陜北の人々を映し出している。ナレーションはまったく無く、時々思い出したようにテロップが流れるだけ。BGMが雰囲気を盛り上げている。中流域の黄土平原からの土砂で染められる黄河は圧巻。そして黄色い大地。
中流域にある陜北の人々は華北文化の源流とも言われているらしく、実に中国的な風俗と文化を持っていて面白い。お祭では花火は当然、切り絵やお札をあちこちに貼り付けたり、竜や獅子舞が踊ったり楽しそう。
そして小麦、小麦、小麦、小麦粉。食い物と言ったらもう小麦粉っていうくらい小麦を食べている。練り物を茹でたり揚げたり蒸したりと、バリエーションも豊富。もちろん豚肉も食べる。厳しい冬を過ごすのに豚肉と野菜無しでは過ごせないらしく、貯蔵庫に大量に保管してある。貯蔵庫の蓋に「幸福家庭」とか書いてあったような気もするが記憶が定かではない。小麦粉をロバとともに挽いていた一家が楽しげだった。

零戦ニ欠陥アリ

2005-08-13 23:59:31 | TV
太平洋戦争開始から終戦まで海軍の主力戦闘機だった零戦。
開戦時には搭乗員の器量の高さとも合わせて数多くの戦果を上げ、西沢広義を始めとして多くのエースパイロットを生んだ名機だった。

NHK教育で放送された番組はこの零戦の欠陥に対して立ち向かった設計者たちの物語である。
おおっ、こうやって書くとプロジェクトXみたいだな。
実際には「パワー不足→エンジン強化→航続距離低下→燃料タンク増設→被弾面積増加」のコンボをたどって至ったわけで、苦労して改良して割には報われていない。

そう言えば坂井三郎氏が「大空のサムライ」で52型よりも21型の方が好きだったと書いていたような気もする。完成された戦闘機の改良はどこか無理があるという話しもあるが、P-51やスピットファイアのように改良によって化けた戦闘機もあるわけで。
もっとも番組でも触れられていたが、零戦の場合はギリギリまで切り詰めた余裕の無い設計で、期待の強度も弱いと米軍のテスト結果もあるそうで、「改良?無茶言うな」というのが本当かもしれない。

防弾の問題は深刻だったらしい。前線のパイとロットが防弾の必要を訴えて、設計者にもその声は届いていたらしい。でもできなかった。航空本部が必要なしと判断したかららしい。その中の一人が軍令部の源田実氏。視聴していて思わず「お前も戦闘機パイロットだろ」と突っ込みたくなったのは言うまでも無い。まあ本当は武装強化、速度強化、爆弾搭載と優先順位をつけていったら、防弾装備がどうしても実現できそうも無くて要求から外さざるを得なかったということでしょうが。

とまあ一応擁護もしてみたが、海軍が零戦だけで戦っていた時期に陸軍は一式戦隼、四式戦疾風と開発し実戦配備しているのだよねえ。ハ-45誉の不調に泣かされる事も多く「大東亜決戦機」ならぬ「」大東亜欠陥機」と揶揄されることもあったらしいが、時代のトレンドに合わせつつ当時の日本のパイロットが好んだらしいドッグファイトも得意で、しかも防弾板もちゃんと装備していた。あ、海軍も雷電とか紫電改とか配備しているじゃないとかは無しで。あれは局地戦…つまりインターセプターであって制空戦闘機じゃないから。インターセプターなら陸軍も二式単戦鍾馗とか三式戦飛燕とか配備しているから。そういえば紫電改も誉だな。飛燕に至っては首無し写真が有名でハ-112に載せ買えた五式戦を作る羽目になった話しは有名でしょう。零戦もエンジンを色々試しているし、旧日本軍の戦闘機ってエンジンに泣かされてる話しが多いなあ。
とは言え、陸軍と海軍と言う組織の違いはあれ、同じ国の軍隊なんですよ。インターセプターまでそれぞれ自前開発って、砲弾の互換性が無いからってやりすぎ。そもそも砲弾の互換性が無い時点で問題だが。

番組は最後に時期主力戦闘機「烈風」の生産直前まで行きながら終戦と言うところで締めくくられていたわけで、時既に遅しですな。番組全体に漂う海軍バッシングがやりきれない。事実なだけにね。最近は陸軍バッシング以上に海軍バッシングが目立つなあ。かつての海軍賛美の呪縛から解き放たれているのかな。坂井三郎氏の著作でも晩年に行くほど(組織としては)海軍バッシング、陸軍の方が合理的とか言ってるし。

大自然スペシャル赤道シリーズ(2)

2005-08-12 23:23:10 | TV
ガラパゴス諸島周辺の海は魚でいっぱい

ガラパゴス諸島といえばビーグル号、ビーグル号と言えばダーウィン。かのダーウィンがガラパゴス諸島でのダーウィンフィンチの研究を元に進化論をまとめたのは有名な話しでしょう。もっとも今回の放送にはガラパゴスの海と、海に生きるあるいは海から糧を得ている生物が中心なので、ダーウィンフィンチ、リクイグアナやリクガメの出番は一切無し。
主役はウミイグアナ、コバネウ、カツオドリにアホウドリ……鳥が多いな。そして舞台を支えるのはガラパゴスを取り巻く5つの海流。暖流の南北の赤道海流と赤道反流、寒流のフンボルト海流とクロムウェル海流。これら海流の動きによって産まれる四季の変化。赤道直下でも四季の変化ってあるのね。まあ熱帯雨林にも雨季乾季があるので不思議に思う方が変かも。

グンカンドリが少し登場してた。飛んでいるカツオドリから魚をかっぱらうのは知っていたが、巣の材料までかっぱらっていたとは知らなかった。当然雛にやる餌もカツオドリからかっぱらっているので、子育てのサイクルはカツオドリに合わせているんだそうな。と言う事はトウゾクカモメもカモメのサイクルに合わせてるのだろうか。

アオアシカツオドリの求愛のダンスって、不器用に脚を踏み鳴らす姿がかわいい。パタパタと言う感じで。脚をパタパタ、羽をバサー、この繰り返し。単純だけど微笑ましい。
一方ガラパゴスアホウドリのダンスはやたら手順が多い。多い上に相手のくちばしに当たるか当たらないかの距離を保ちつつ小刻みにくちばしを震わせている。いや当ててる、カカカカカカカカッって感じで。やっぱ難しいらしい。なにせナレーションによれば若鶏は数年は修行しなくてはいけないらしい。実際に若いオスとメスのダンス映像も流れていたが、ド下手wおまけにお互いリズムがまったく合っていないので、なかなか続けられない。アホウドリの世界もコミュニケーションが大事らしい。

さて、次回放送は少し間が開いて18日、巨木の世界だそうだ。森の人も出るみたいで楽しみ。

大自然スペシャル赤道シリーズ(1)

2005-08-10 20:34:30 | TV
本日は昨日放送分の大自然スペシャル「赤道シリーズ(1)黄金の大河アマゾン」を見た。アマゾンの中でも雨季に森が水深15mまで沈む「水没林」をテーマとしていた。
水没ですよ、水没。森が沈むって事は木の根っこが水に浸かりっぱなしって事ですよ。普通なら腐る。間違いなく腐る。しかし水没林の植物は違う。腐らないように進化している。根っこ内部に空気穴をあけて対抗している。通気性があるから腐らない。なんて奴らだ。

水没林で魚は繁殖する。水中の葉に卵を産む奴、水上の葉っぱに卵を産む奴など様々。ピラルクーは乾季に子育てをする。ピラルクーの稚魚のダンスは実に美しい。繁殖ばかりでなく捕食行動も面白い。雨季におけるアロワナの虫捕りは実にダイナミックなジャンプを見せたり、楽しませてくれる。他にもカーディナルテトラ、エンジェルフィッシュ……おいおいこいつら以前家の水槽で飼っていた熱帯魚ではないか。アマゾン産とは聞いていたが、水没林に住んでいたのね。などという発見もあったり。

他、マナティ、オオカワウソ、アカシロウアカリにも触れられていたが、まあこんなところで。今日の放送分はガラパゴス諸島らしい。楽しみだ。

地球ふしぎ大自然

2005-08-09 22:12:01 | TV
8月1日NHK放送の地球ふしぎ大自然選「アマゾンの飛ばない鳥ラッパチョウ」を録画してあったので、今日になってやっと視聴した。

ラッパチョウは飛ばない鳥といってもダチョウのような感じではなく、どちらかと言うと鶏のような感じの鳥。木に登ったり木から降りたり、あるいは川を渡るときは短い距離ながらちゃんと飛んでる。飛べないのではない苦手なだけだ。分類上は鶴の仲間のようで、言われてみれば確かに鶴に似ていなくもない。餌を啄ばんだり、遊んでいる姿は鶴そのものだ。しかし、飛ばないで地上で生活している姿は、鶏くさい。

番組で紹介されていたラッパチョウの生態は実に面白い。樹上で猿が食い散らかして地面に落とした木の実を食べていて、そのため一日中猿を追って森の中を歩き回っていたりする。群れは原則一妻多夫で予備のメスがいて、雛たちの親は誰かわからない、あえて言うとオス皆が親だったするあたり、珍しいのではないか。

昨日放送分の「イッカク」を見ようとしたら、郵政関連法案否決衆議院解散のニュースで潰れてた。これぞNHKクオリティ