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モラ夫回顧日記

モラ夫から逃げ出し、モラ夫の生活を破綻させ一矢報いました。
しかし彼は逃がした獲物をすんなり諦める男ではなかった。

地雷

2006年06月16日 22時53分50秒 | モラハラ
「捨てる神あれば、拾う神あり」とは良く言ったものです。
数日後、素晴らしい物件を見つけました。
事務所が20ほど入ったこじんまりとしたビルでメゾネットタイプの部屋です。
私が一番気に入ったのはビル正面入り口はカメラ付きオートロックだったこと
です。

しかも、恐れていた保証人の件も「お母様が保証人になればいいでしょう」と
ビルオーナー会社の担当者が笑顔で言ってくれました。
実は、だめもとでこの担当者にこれまでのこと(離婚や30年やってきた会社を
離婚した夫に取られた話)を話したのが良かったのかとも考えます。
今の時代は離婚した女性に対する偏見が少なくなったと実感しました。

「これですべてがうまく行く」と思えたのもほんの数日間だけでした。
何と、ヒモラが仕掛けた地雷が埋まっていたのです。

事務所が決まって数日後、借入れの保証の件で保証機関の担当者が自宅兼
事務所に訪ねてきました。
夏風邪を引いたと言って鼻を拭きながらそのA氏が持ってきた書類を見て私と
英二は顔面蒼白になりました。
金融関係企業はさすがに個人情報の宝庫でした。
当たり前といえば当たり前なのですが、私と息子の情報、そして息子の父親
(ヒモラ)の情報までもしっかりと書類になって用意されておりました。

そしてA氏は口を開きました。
「英二(息子)さんのお父様はご自分の会社が倒産する以前に、息子さんに
は別の会社をやらせていると言っておられたという情報があります」
「つまり、申し上げにくいのですが計画倒産の疑いがあるということです」
A氏はティッシュで鼻を押さえながら言いました。

引っ越しを決意

2006年06月15日 23時41分25秒 | モラハラ
会社兼自宅の現在の住居はヒモラに知られていた。
いつまた彼の回し者がやって来るかもしれませんし、ヒモラ本人が乗り込んで
くるやもしれません。
こうなったら安全のためにもこの部屋から逃げることが最善だと考えました。
しかし、商品製造にお金をつぎ込んでおりましたので先立つものが足りません。
そこでわずかな預金ながら口座を持っていた近くの信用金庫に相談に行きました。
息子が持って行った会社の決算書を見て担当者はすぐに書類を揃えるように言ってくれました。

「これで引っ越せる」
役所の審査を受け、書類を揃えて銀行に提出。
あとは信用保証機関の承認をもらえば良いだけでした。
まず、事務所になる部屋を探し始めました。
仕事を終えたあとや休みの日はいつも物件を見て歩きました。

最初に気に入った事務所は駅から7分ほどのオフィスビル内、15坪ほどの部屋。
築年数も浅く、広さも環境も気に入ったし、予算的にも割安の物件です。
早速申し込みました。

しかし不動産屋さんから提出するように送られてきた書類を見て気が重くなり
ました。
家族以外の保証人はもとよりその人の源泉徴収表までも必要だったのです。
年老いた両親は年金暮らし、兄も定年後アルバイトの身。
他に誰が源泉徴収表など用意してくれるでしょうか。
この時は、頼りになる後ろ盾がいないことの不幸が身にしみました。


黒幕

2006年06月13日 00時06分34秒 | モラハラ
"風邪ひいちゃったおばちゃん"との取引をお断りして一ヶ月ほど経ったある日
海外に暮らす長男英一から父親の情報を知らせる電話がありました。
父親のヒモラは長男には時々電話を入れているらしく、この情報網でしか私と
次男にはヤツの動きはわからなかったのです。

長男の話を聞いてびっくりです。
何と、ヒモラは○○エンジニアリング株式会社という会社と契約して新規事業
アドバイザーとやらをやっているというではありませんか。
その新規事業というのは30年前に私が立ち上げてヒモラを社長にした会社(すで
に倒産)のブランド名を使った事業だったのです。
私はあまりの驚きでへたり込んでしまいました。

自分では製品を考えることも作ることも出来ないヒモラは我々を騙して商品を
巻き上げようとしていたのか。
それとも会社ごと乗っ取ろうなどと企んでいたのだろうか。
そういえばサンプルとしていくつか商品を送ってほしいとか言っていた。
しかし、不覚にも最初の電話のとき依頼された商品カタログ10部をすでに送って
しまった。

これから先、あいつがどんな落とし穴を仕掛けてくるかと考えると悔しさと不安
で眠れない夜が続きました。

取引依頼の電話

2006年06月11日 22時53分55秒 | モラハラ
私と次男とで始めた会社は何とか起動に乗り、人並みの生活が出来るように
なったある日、一本の電話が入りました。
「こちらは○○エンジニアリング株式会社と申しますが、御社の商品をぜひ
取り扱いと思ってます」
あまりビジネスライクではない話し方の中年女性の声です。
私たちにしてみれば一社でも多く取引先を増やしたい矢先、でもこの女性の
話し方に何か引っかかるものを感じました。

工作機械の卸売りをしている会社がなぜ、知識がまるで無い分野のかわいい
商品を扱うのだろう?
アメリカのホテルで販売するというので、私どもの卸価格から考えますと
アメリカでの販売価格はかなり高いものになりますが大丈夫なのでしょうか?
と訊ねましたが彼女には意味がわからない様子でした。

いろいろとつじつまの合わない点が多く、即答を避けると、相手の女性が
来週月曜にまた電話しますとのことになった。
(今考えるとここで内部での作戦会議があったのでしょう)

さてその月曜になっても電話が無い。
「ああ、諦めたな」と思ったが気になるのでその会社の状況を調べてみる
ことにした。
父親にまで騙された経験を持つ次男英二は、まず相手を調べてからでないと
信用しません。
早速調査開始です。

「○○エンジニアリング株式会社」確かに存在しました。
登記簿を見ると社長が2年ごとに代わっているし、業績が最悪。
本業がうまく行かなくなって他業種に手を出そうとしてることが明らかで
あった。

相手の素性がある程度わかったところに1週間ほど経って例の女性から再び
電話があった。
「すぐにうちの会社にいらしてください。うちの社長がお会いします」
こちらの意向も聞かずに高飛車な物言いであった。

「先日お電話くださるとおっしゃったのでお待ちしておりましたが、どう
なさいましたか?」
とたずねるとその中年女性はケラケラと笑いながら答えました。
「ああ、先週?わたしねえ、風邪ひいちゃったのよ」

因果その4 息子よお前もか

2006年06月04日 01時14分44秒 | モラハラ
長男の結婚から1年目、やっとのことで夫が離婚届けにサインしてくれました。
私と次男が家を出て約2年後に、額に汗して働くことを知らないヒモラは、
当然のように破綻をしました。
もちろん離婚したとは言え、私も彼の保証人にさせられていましたので前述の自己破産という結果になりました。

あとで知ったのですがヒモラが"コツコツ貯めたお金だ"と言って出してきた
長男の結婚資金1000万円。実は高利貸しから借りたものだったのです。
このほかにもいろいろあって金融機関の方から聞いた話では彼の負債総額は1億円を超えるものだったそうです。

元夫ヒモラが夢の生活を追い求めるあまり、家計の計算がまるで出来ない人間
(ベターライフ依存症とでも呼ぶべきでしょうか)だったという事は身を以って思い知らされました。
このベターライフ依存症のDNAは息子にもしっかり遺伝していると知って愕然としたのはつい最近のことです。

お嬢様と結婚した長男英一は、海外に住み、2人の子供をもうけ、
アメリカのホームドラマに出てくるような芝生のある家2台のドイツ車を所有し、自分の給料ではとても補えない生活をしていました。

かつて彼の父親(ヒモラ)が自分の親兄弟を見下し、彼らとの交流を絶ったように、
セレブの仲間入りをしたと勘違いしている長男もまた自分の家族との交流を絶とうとしています。
貧乏で年老いても働かなければならない母(私は働けることを誇りに思ってますが)を恥じているようにも見えます。
この部分に父親から息子への恐るべき因果を感じずにはいられません。

ところが、先日珍しくこの息子から電話がありました。
何と、優雅に暮らしていたはずの息子が、
多額のカードの支払いに追われて困っているというのです。
「お母さんに相談したってしょうがないけどね・・・」
それって私に借金したいってこと?

お金に困ったこの感じ、イライラし八つ当たりするかの様なこの感じ、
言葉の中に思いやりも優しさも無く一方的に話す長男は元夫ヒモラとそっくりでした。
膨らむ一方の彼らの生活は、奥さんの実家からの援助ですらもう追いつかなくなったのでしょうか。
私が「お父さんと同じにはならないでね」というとかすかに「うん」と言って電話は切れました。

因果その3 結婚式

2006年05月31日 23時40分12秒 | モラハラ
数ヵ月後、息子が婚約者を連れて我が家に泊まりにくることになりました。
夫はその1ヶ月ほど前から、工務店さんを家に呼び、何やら自宅の改装を始め
ました。
リビングやダイニングルームを大改装です。
家が建ってから10年経ったとはいえ、まだ充分きれいな部屋でしたが、もっと
見栄えする部屋にしたかったのでしょう。
私には一言の相談も無かったことは言うまでもありません。
なにしろモラですから・・・

夫が工務店さんを見送るため、玄関に行ったスキに内装工事の見積り書を覗き
見ると、見積額は二百数十万円とあります。
そんなお金一体どうするの・・・

工事が終わると程なくして久しぶりに海外から帰ってきた長男が白いスーツに
身を包んだ彼女を伴ってやってきました。
ヒモラ夫は自分を少しでも背を高く見せたいときのしぐさでちょっとかかとを
上げながら玄関にやってきて
満面の笑みで二人を招き入れました。

美しくなったリビングルームでは、ゲストの二人を前にしてヒモラ夫が得意気に
両手を振り回しながら何やら話してました。
当然、こんな時は私が同席することは許されません。
後日、息子に聞いたところ、その時指輪代として300万円を渡されたそうです。
しかも、彼らが予定している海外での結婚式費用はすべて父親であるヒモラ夫が
出すと言い出したというでは
ありませんか。
私が彼女の両親にお金がないと頭を下げたのは何だったの?

「そのお金はどうするの?」
問い詰める私にヒモラは平然と答えました。
「このくらいのお金、私だって持ってるよ。今までコツコツ貯金してきたんだ」
呆気にとられて、もう言葉がありませんでした。
彼がコツコツ貯金する訳がありません。
また大嘘をついているのは分かっていましたが、これ以上追求する気にはなれま
せんでした。

長男の結婚式が終わった夜、ホテルで暗い海を見ながら私の心は決まりました。
(これでもう、仲の良い夫婦を演じる必要は無くなった)

海外での挙式の1ヶ月後、彼女の実家近くの有名ホテルで再び二人の2回目の披露宴が豪華に執り行われました。
もう私には彼らに関わる気力は残されておらず、急遽1週間の格安ツアーを一人で申し込み、仕事で海外出張に行く
という事にして息子達の披露宴を避けてしまいました。
私がパリへの一人旅に逃げている間、夫がどうしていたかは知りません。

因果その2 これが理想の結婚か

2006年05月30日 20時48分03秒 | モラハラ
7月の初旬。その日は朝から太陽がまぶしく、私は黒いレースの日傘を手に先方のお宅へと向かいました。
新幹線の中で(きっとあちらのご両親だってこの縁談に喜んでる訳ないよね)と考えながら・・・
「とても残念ですが、きっと息子は時間が経てば立ち直れると思います。どうぞご心配なさらないでください」
などと、いろいろな状況をシミュレーションしつつ、この縁談がまとまらないことを願うばかりでした。
新幹線がトンネルに入れば窓に浮かんでくる夫と息子の顔。複雑な思いが錯綜します。

彼女のご実家はおじいさまが病院を経営、お父様が院長、お兄様も伯父様も医者という一家でした。
医者でもない息子がこの家族の中にうまく溶け込めるとは考えられません。
今にもつぶれそうな会社をやってる我が家となんかつりあうわけも無いし、きっと断ってくれると思いながら私はピカピカに磨かれた大理石の玄関に立ちました。

笑顔で迎えてくれたのは、おだやかでやさしそうなご両親。
まずは、夫が急な仕事が入ってしまって伺えなかったと非礼を詫びます。
実際には急な仕事などではなく、ヒモラは面倒な事から逃げ出してしまっただけなんですけれどね。
夫の尻拭いでうまく取り繕うことは日常茶飯事であったので、いつも自然にうまい言い訳がでてきます。
一通りの挨拶が終わったところで、ウェッジウッドに注がれた香りの良い紅茶を
一口飲み込んで本題に入りました。
「息子とお宅のお嬢様が愛し合っているようなので、私どもとしてはぜひ結婚させてやりたいと思ってます。
しかし、ご存知かもしれませんが息子は働き始めたばかりで収入も少なく、我が家は援助することもできません。
それに、息子を大学に行かせるためにお金をつぎ込んでしまい、今、我が家はお金が無く、結納金も出せないばかりか、まともな結婚式だってやってあげられません」
正直にすべてを一気に話しました。

ちょっと間を置いてお二人は顔を見合わせて言いました。
「いいんじゃないですか。結納はいらないし、結婚式の費用はうちが出しますよ。結婚させてやりましょうよ」

あー、大変なことになった。
こんな結婚をして息子は本当に幸せになれるんだろうか・・・
息子は彼女の実家のお金をあてにしてるようにも見えるし、これがヒモラ族の理想の結婚「逆玉」ってやつか・・・

因果その1 お嬢様大好き

2006年05月28日 19時04分08秒 | モラハラ
ヒモラ夫はお嬢様大好き男でした。
彼は事あるごとに教員の娘で、一般的な家庭に育った“お嬢様”ではない私と、
“お嬢様”とを比べて馬鹿にしておりました。
ヒモラから逃げ出した今となっては、もうあのお嬢様好きで不愉快な思いをする事もないと思っておりましたが、
何の因果か二人の息子のうち、長男は父親そっくりのお嬢様好き。
息子は大学を卒業すると、すぐに結婚すると言い出し、
由緒ある家とやらのお金持ちのお嬢様と結婚する事になりました。

お嬢様と結婚する事が出来なかった自分の夢を息子に託すかのごとく、小躍りして喜ぶヒモラ。
息子もまた、彼女の家がいかにお金持ちかを家族に自慢しておりました。

すっかり舞い上がっている二人とは対照的に私はこの結婚に不安を感じていました。
当時、私は家計に口出しする事も、家計の中身を見ることも聞くことも許されていませんでしたが、
我が家の家計が大変な火の車となっているのは感じていたからです。

案の定、冷静になると、ヒモラは結納金も結婚式の費用も無いことに気づいて荒れ始めます。
「どうするんだ!」「英一がかわいそうだろ!」
私の顔を見れば目を三角にしてグチグチと攻め立てます。
長男もまた、いつになってもはっきりしない親に苛立ちを見せ始めました。
見栄っ張りのヒモラは、かわいい長男にお金が用意出来ない事を言えなかったのです。
日ごろからヒモラはこの長男には欲しいものは何でも買い与え、「ポルシェを買ってやろうか」などど
電話で話しているのですから、息子は我が家がこれほど貧乏だなんて考えも及ばなかったのでしょう。

このころから長男にもモラの兆候が現れてきました。
私が彼女を気に入らないから結婚に反対していると思ったらしく、
「彼女はお母さんなんかとは違うんだから」とか、
「お母さんだって彼女からプレゼントもらったりして世話になったろ!」
などど厳しい口調で言うようになりました。

私にどうしろと言うんだろう・・・実家でお金を借りて来いってことかなあ・・・・

こうなったら、あちらのお宅に伺ってこちらの状況を知ってもらうしかありません。
あちらのお宅は新幹線で3時間あまりの距離。
その決心を夫に話すと「私は行かんよ」「おまえが一人で行けばいいじゃないか」
当日の朝、さっさとどこかへ遊びに出かけてしまうヒモラ。
初めてあちらのご両親にお会いするのに、伺うのは母親だけという結果になりました。
もう「当たって砕けろ」って感じで、私は一人重い足取りで電車に乗り込みました。

怪獣ヒモラ

2005年07月23日 10時53分14秒 | モラハラ
モラルハラスメントという言葉を知ったのはつい最近のことでした。
私の別れた夫だけが、稀に見る異常な性格の持ち主だったのかと思っていたものが、
同じ様な人が世の中にはいっぱいいると知って大変驚きました。
最近私は彼のモラハラを確立したのが私の存在だったのかとか、
もし私じゃない女性と結婚していたら、彼はあの様にはならなかったのか、
などと考えることがあります。
別れ話の時、モラ夫が言ったセリフ。
「私がこうなったのはあんたのせいだ!あんたが私をこうしたんだ」
この言葉を聞いてから4年になりますが、まだ意味がわかりません。
モラ夫になったということか、ヒモ男になったことなのか・・・・
もしかして私が怪獣ヒモラを作り上げてしまったのでしょうか。
きっと私は被害に合いやすいタイプだということでしょう。
「私がもう少し若いときに離婚してたらねえ」と息子に言ったことがありました。
息子は言いました「母さん、若かったらまたあいつみたいな男に騙されてるよ」
うーん、なんだか納得です。
もうひとり怪獣ヒモラを作っていたかもしれませんよね。
さて、その後のヒモラは家賃が払えずにマンションを追い出されたとか・・
普通の人間なら自殺も考えてしまう状況ですが、怪獣ヒモラは獲物になる人間がいるかぎり絶対に自殺なんかしません。
離婚してから3年半になりますからヒモラはそろそろ次のターゲットをゲットしたかもしれませんね。
私の平穏な生活はまだやってきません。
いまも私は、出かけるときバッグにスタンガンをしのばせてます。

見捨てられたモラ夫

2005年07月22日 00時27分43秒 | モラハラ
破産したモラ夫は、年金までも担保に入れて借金を重ねていたため、
年金さえ受け取ることが出来ず、収入がまったく無くなりました。
そこでモラ夫は、海外で暮らす長男に電話でお金の無心をしました。
長男は2人目の子が生まれたばかりで、父親の生活費を出せる程の余裕は無いが妻に相談してみると答えたそうです。
しかし、外づらがよく見栄っぱりのモラ夫は、息子の嫁や彼女の実家には素敵なお父様と思われていたかったようで、
彼女(嫁)に話すなら金はいらないと言ったそうです。
その際モラ夫は、家賃も払えなくなって今、手元には2,000円しかないとか泣き言を言った様ですが、
長男には彼の手口(自分が言わなくても相手に気付かせてお金を出させる)が通用しませんでした。
モラ夫が住んでいたのは、セレブの街としても有名で、都内でも1、2を争う人気の高級住宅街にある3LDKマンション。
一人で住むには贅沢すぎる住まいです。
長男がもっと安いところに引っ越したらどうかと言ったところ、
「生活レベルを落とすなんて出来るか」と答えたらしく、長男も父親の異常さに驚き、その後自分からの連絡はしなくなった様です。
お気に入りだった長男からもお金が出ないと分かると、今度は次男にFAXを送ってきました。
ある時は同情をかう様な内容、またある時は不安をあおるような内容で・・・
連絡が欲しいなんて自分からは絶対に言わず、息子からの連絡を待っているのはありありでした。
まったく懲りないやつです。
「もう人生をいつまで続けられるかわからない・・・・」
「前立腺ガンかもしれない・・・」
「○○という男に騙されたから君も気をつけなさい・・・」などなど。
ずっと無視を続けると、これらも1ヶ月くらいで止まりましたが、
何が言いたかったか分からないFAXは、
モラ夫があきらめるまで週に1枚くらい送られてきました。