お世話していたババちゃんが入院しました。うちの施設ではもう対応できないほど体調が悪くなって・・・ご家族は、住み慣れた施設で最期まで・・・と考えてもいたようですが。残念ながら、うちではターミナルや看取りができるほど、ハード・ソフトが整っていないんです。そういう意味では転換期というか、ひとつの壁にぶち当たっているのかもしれないと思います。これからこういうケースがどんどん出てくるわけで、だからここで施設の方針を明確にしておかないと、施設もスタッフも共倒れてしまいそうな気がします。事実、スタッフがどんどん辞めていく一方で、超人手不足です。
日本の居住型介護施設は、おそらくヨーロッパを模しているのでしょうが、根本的な何かが違っているために模しきれていません。少なくともうちの施設はそうです。認知症高齢者のケアに重点を置いているのか、要介護度5になってもOKという介護施設であり続けるのか。「ここに入ったらすぐ呆けてしまいそうだからイヤ」と、あるババちゃんが主張して入居話がパーになったこともありました・・・客観的にみると、うちの施設はいわゆる「介護施設」という後者に当てはまりそうです。
日本の居住型介護施設は、おそらくヨーロッパを模しているのでしょうが、根本的な何かが違っているために模しきれていません。少なくともうちの施設はそうです。認知症高齢者のケアに重点を置いているのか、要介護度5になってもOKという介護施設であり続けるのか。「ここに入ったらすぐ呆けてしまいそうだからイヤ」と、あるババちゃんが主張して入居話がパーになったこともありました・・・客観的にみると、うちの施設はいわゆる「介護施設」という後者に当てはまりそうです。