2006年11月24日(火)朝日新聞より。
「未来示す」文化に共感
マンガにつき物のオノマトペ、外国では一体どんなふうに表現されるんだろう?って疑問に思っていました。この記事によると、それらが日本語のまま残ることがあるとのことです。オノマトペの豊富さは日本独特のものだったのですね。
現地のことばに翻訳されず、日本語のオノマトペのまま残った場合、多くの読者は「?」と関心を持ちます。そこでこんな本が刊行されたそうです。
「Kana de Manga」、「Kanji de Manga」。
日本のマンガがきっかけで漢字やかなに興味をもつのでしょうね。この書籍は主にアメリカで売られており、大きな反響があったようです。
以前に言語交換指導をしてみようと思っていろいろ探したんですけど、驚いたのは9割がたの人が
「日本のアニメ(マンガ)に興味があります。日本語を勉強してみたいです」
と自己紹介されていたことでした。へぇ!!今こんなに日本アニメが浸透してるんだ!と感心しました。
海外での日本語学習は90年代前半に下降したと言われますが、ここにきてアニメが橋渡しとなって日本語熱が上がってきたようです。
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この新聞記事にはアメリカ人作家ローランド・ケルツさんのコメントが載せられています。
「今日アメリカには、現代日本文化を読み解くための、大変よく知られたロゼッタストーンが三つ存在する。アニメ、マンガ、そして村上春樹の小説である」
・・・う~む、分かる気がします。村上さんは韓国でも人気ある作家の一人ですよね。
村上春樹氏はともかく、最近のマンガってどんなものが流行っているのか知りません^^; 日本語を教えるのに直接関係ないですが、この際マンガ事情を把握しておきたいなぁなんて思っています。実は、友達と「マンガ喫茶に行ってみよう!」と話しているんです。 これが2006年中のTo Do Listのひとつだと言ったら笑われますけど、私は本気ですよ(笑)