マメッチメモ

寒いよう

恐怖体験を今更ながら書いてみる

2012年10月10日 | 入院生活(切迫早産)・NICU
急に寒くなった所で入院生活でかけなかった事を書いてみます。
寒い体験です。
当時から大分時間も経って思い出しても平気になったので…


切迫早産で5ヶ月入院してたわけですが、1回だけ怖い思いしました。

救急指定の病院、周産期医療センターになっているので
ひっきりなしに妊婦がやってくる病院で病室が常に足りない状態です。
私も大変な状態ではありましたが、毎日様子を病院側が把握しているという
事もあって、「産婦人科のベッド足りないから1日だけ病室変わって!」という感じで
緊急の妊婦さんに場所ゆずって産婦人科以外の病室にちょっとだけ代わったりという事が
たまにありました。
私も長期入院と安静で情報に飢えている状態だったので、少しでも違う刺激
求めて「いいっすよ!」という感じで快く移動してました。

で、内科や婦人科や泌尿器科など興味深くいろいろ見る機会があったわけでしたが
その恐怖体験は外科で起きました。

どうしても病室が空いてないとの事で、外科病棟の個室に入れられたのですが
入った瞬間雰囲気がおかしかったです。
別に何か見えたり、聞こえたりというわけじゃなかったのですが、頭でどこがおかしいんだろうと
考えるより先に体が拒否反応起こしてる感じで、
「この部屋から出た方がいい!!!」という感じの落ち着きのなさみたいな収まらなかったです。
安静にするどころじゃなかったです。
ただでさえウテメリンの点滴で動悸が速いところに心臓がばくばくして落ち着いてられなかったです。
体が警戒態勢みたいなの解いてくれないんです。

おなかに子供いなければ「この部屋絶対にいやっす!!!変えて!!!」とか何が何でも
お願いするレベルでしたが、ちゃんと寝てないとおなかの赤ちゃんによくない!!と
使命感総動員させて

「うおおおおおおおお!!!!!ここでちゃんと寝てないと駄目だあああああ!!!!!」

となんかよくわからない胆力みたいな奴を奮い起こしてなんとか一晩過ごしました。


産婦人科でも窓際がいい~とか何回か移動したりとか5ヶ月の間にベッドとか部屋とか
環境が結構変わってましたが、おかしいと思ったのは本当にこの一日だけです。

で、次の日無事に産婦人科病棟に戻されたのですが、見舞いに来た母親が言った言葉

「あーやっぱり産婦人科病棟は明るくていいわねえー
これから産まれるとか楽しい事あるからかしらねえー
昨日の部屋とかなんか寒々しくて暗い感じだったしねー日当り?」


今までも他の科にいたりしても言わなかったこの言葉!
やっぱりちょっとおかしかったと思います。

個室っていいって言いますけど、別の視点から見るとナースセンターの間近で
のっぴきならない重病人とか相当まずい状態の人を置いておく場所でもあるので、
外科だったし…何かあったのかな…と思ってます。
実際はなんだったんでしょうね。


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