マメッチメモ

寒いよう

入院患者 その5

2010年08月31日 | 入院生活(切迫早産)・NICU
※長いです。胸糞悪いです。


■私が逃げ出した妊婦

健診に来て即入院の妊婦が隣に来ました。
妊娠6ヶ月くらいだったと思います。
血圧が150突破していて制限食だったので
妊娠中毒症だと思われます。


妊娠した自分がどれだけ幸せか!!
お腹の赤ちゃんがどれだけかわいいか!!!
赤ちゃんの為なら何でもできる!!!!!!!!!

ちょっと顔見せた看護士やら回診の先生やら
何かの折に触れてとにかく主張していました。
自分が赤ちゃんを大切に思い、妊娠出来ていかに幸せであるかを
周りに表明する事においては、
5ヶ月の入院生活で目撃した患者の中で
この患者がチャンプです。



凄くウキウキしていたので、看護士さんも
「初めてですか?楽しみですよね~」と言っていましたが
2人目だと話していました。
上の子は施設に入っているのでママがいなくても
慣れているそうです。


しかし、夕方に担当の先生が様子を見に来た時に
幸せな妊婦の姿は豹変しました。

不本意な入院だから退院したいぃぃぃぃ!!!と号泣しだし、
先生は「何度も健診すっぽかしてるし信頼関係が全くないので
管理下に置かない限り安全に出産出来ない」とビシッと
言ってましたが抵抗しまくってました。

なんかよくわからない事をいろいろ言ってましたが、
要約すると、自動車事故起こして裁判沙汰になっているので
出ないといけないから入院は出来ないという事だそうです。
裁判に出ない理由とか書類必要だったら書くからと先生が一生懸命
なだめ、とりあえず入院という形に落ち着きました。
フゥ…長かった…。


そして先生も看護士も去った後、うっかり私が咳をしてしまったところ

「チッ…咳かよ…」
「風邪ひいてんじゃねえよ」

とドスを効かしてカーテン越しに脅す声が!!!
ウワア!!!
あの脳内花畑とか悲哀効かしてた妊婦はどこへ!!


そして、その妊婦さんは夜はずっと枕元の電気を点けっぱなしで
寝てしまったのですが、見回りの看護士さんが消しました。

その後、気付いて起きた時に
「ああああああ!!!誰だよ勝手に電気消した奴ぅぅ!!!」と
暴れ始めたので、もう隣にいるのは駄目だと判断しました。
深夜3時だか4時でしたが思いついたら即行動です。


長く席を外すと、なんかいらんこと気付かれそうだったので
手紙を書いて、ナースコールでトイレに行きたいと呼んで(ウソ)
渡します。


「隣が制限食なのにバリボリバリボリいつまでも
せんべいの音がうるさいです!!プスっと炭酸の音が聞こえるとです!!
咳すると舌打ちと暴言が聞こえてくるとです!!!!
電気が勝手に消えたりすると暴れだしたりするとです!!!!
順番待ちしてようやくゲットした窓際のベッドを
手放すのは心の底から腹立たしいけど巻き込まれるほうが
もっと嫌なのでどこでもいいから避難させて欲しいとです!!!
安静が第一でも安静に出来る環境じゃないとです!!
海より広いあたしの心もここらが我慢の限界とです!!!!
何でもいいからさっさと部屋移動したいとです!!!
とにかく安静な環境欲しいとです!!!」


という感じの内容をシンプルにまとめたものです。



朝の会議で決まり、昼までには部屋移動になりました。
(去年の10月辺りの記事)
まさかそこまで迅速に動いてくれるとは…。
申し訳なかったのですが、さすがに今回は
無防備で隣にいるのが怖いしムカつくので
病院に甘えました。


で、この患者には一度も私は姿見せてないんですね。
(ベッド上で安静、歩くのはトイレも不可)

なんか姿も見せてないわ話してもいないのに
「こいつは暴言吐いても大丈夫、チョロイ」とか
舐められたと思うととにかく腹立たしい!!


同室の他の人にはいち早く抜け出してすまぬ…すまぬ…と
思ってましたが、病院側でも管理しきれなくて(?)
最低2週間の予定が数日で退院になったようです。


当時、新型インフルエンザが流行っていたので
病棟出るのも禁止でしたが、マスクもせずに
病棟抜け出したり洒落にならないような事
やっていたようです。

全体的に対応が妙に早かったので
元々要注意患者でマークされていたと思われます。


いや~1年近く経つけど相変わらずの胸糞!!

トイ・ストーリー3

2010年08月19日 | オタク的雑記
子供を置いて見てきましたが正解でした。
涙腺への攻撃力が高すぎるコレ…
3Dメガネは本当に邪魔だな!!


「信じてくれ!!」
「信じられるかい!!!」

全くお前らは毎回毎回…


無言トトロの存在感
ファッションショーに地獄の業火

画像はうちのウッディ候補、
唯一無二にして至高の存在。
なんでだろう…。

猛暑のおでかけ

2010年08月18日 | その他
海と迷った挙句に山へ来たわけですが…

標高1000m超えてるのに気温31度!!!!!
じりじりじりじり
暑いよ~暑いよ~

しかし山のプールは冷たく、日が翳ればすぐに
ヒンヤリとしてきます。
キモチイ~

というわけでここは越後湯沢です。


土産コーナーは石川遼くんがだいぶ侵食していました。
なんか関係あったっけ?

崖の上のポニョ

2010年08月01日 | オタク的雑記
金曜ロードショーでジブリ連発してましたね。
ちなみにうちの子のお気に入り度は
ポニョ>トトロ>>千尋>>>>>>ハウル(10分で挫折)
という感じです。

子供に付き合って何度も見ていますが、
崖の上のポニョは怖い映画です。
何が怖いって女の子から老婆まで
モテモテのそうすけが、ポニョ1人を
愛していかないといけない所です。

ウワァ何この絶望的な条件!!

グランマンマーレの問いに対して、そうすけは全て即答、
サラッと「世界は救われました」とかやってましたが、
ソウスケの今後の人生は回転寿司のように
女の子が次から次へとやってくるだろうと想像させられる
ポイントが度々あります。怖いですね。


ポニョが海に戻っていったところで
リサの声も届かずそうすけが泣きながら
海にどんどん入っていく所とか、
津波が追いかけてきたシーンで風でふわっと浮いて
海に吸い込まれていくそうすけとか
ああいうシーンも胃にキュッと来ます。


しかし電燈渡してポニョの両手を封じる
リサ母さんには感心しました。
渡さないとほぼ間違いなく家が荒らされます。
プロフェッショナルの描写を
描かせたらピカイチのジブリは
さすがだと思いました。