
ユアン・マクレガー主演の「プーと大人になった僕」を観てきました。
イントロダクションの、クリストファー・ロビンがまだ少年時代のパートですでに涙腺が緩みます。
動くプーさんの可愛いこと。
ぎこちないというのとは違うけれど、のっそりとアナログな雰囲気を漂わせるプーさんの動き。
小さくて真っ黒でつぶらな瞳。
小首をかしげて、あのきょとんとした顔で見つめられたら、もう抱きしめるしかない。
「見えたものを言うゲーム」、私もよくやってたっけ。
所々で挿入されるくまのプーさんのテーマ曲が流れる度、胸がきゅんとします。
臆病でいつも不安でいっぱいのピグレットや、ネガティヴなイーヨー、お調子者のティガーなどそれぞれのキャラクターの言動が、暗いトーンの前半の物語に笑いを誘います。
クリストファー・ロビンの上司がいかにもわかりやすい悪役的存在で、終盤はディズニー映画らしいドタバタ展開。
それはそれで何も考えず楽しむことが出来ました。
キャラクターたちがロンドンの街中で暴れているところは、ある意味シュールでもあるかも・・・
それから、クリストファー・ロビンのロビンはミドルネームだと思っていたんだけど、どうやら苗字のようで、ロビンさんロビンさんと呼ばれていたのがなんだか可笑しかった。
自分のぬいぐるみや人形がこんな風に話し掛けてくれたらなぁ。
微動だにしないけれど、心ではいろいろ考えているんじゃないかと思っているのですけどね。