娘が3日からスキー合宿に行ってしまうので、今日中にポポちゃんと別れをしっかりできるようにしたかった。
新年早々、ペット葬儀を請ける会社は少なく、インターネットでやっと1社見つけた。
葬儀ではなく、火葬のみだけど。
供養は後日、しっかりしよう。
朝、起きる。
昨夜はポポちゃんをベットルームに連れて行き、みんなで同じ場所で寝た。
冷たくなったポポちゃんの頭を撫でて、また涙が流れる……
あー、泣いちゃうんだなぁ……
娘はポポちゃんの火葬は悲しすぎて立ち会えないとの事で、父親に迎えに来てもらいスキー用品の買い物に行く。
火葬車が家の前に来た。
ワゴン車を改造して、焼却炉を取り付け、天井をくり抜いて開閉式の煙突がある感じ。
この度は大変ご愁傷さまです
一応、黒いネクタイをして沈痛な面持ちで言っている(苦笑)
ポポちゃんを火葬用のテーブルに寝かせ、ケーキとご飯とおやつと寒くないように洋服と……花を敷きつめて
ありがとう、ポポちゃん
あー、また涙が……
家の前で式をやってるので
近所の犬仲間も通りかかって、見送ってくれた。
前夜、みんなでケーキを食べたこと
最後は私の膝の上ですーっと逝ったこと
「大往生だね。老衰だよね。」
ポポちゃんの骨を拾い、骨壷に入れる。
「今日は熱い想いをしてますので、お水を添えてあげてくださいね」
ありがとう。ポポちゃん。
心もかなり落ち着きました。
ボブ君とポポちゃんと歩いた道を歩き、お花を買い、部屋に戻るとしばらく無になってた気がします。
娘も帰って来て、手を合わせる。
娘の父親も部屋に入ってきて、手を合わせる。
今日だけは許してあげよう。
夕ご飯が1人分減った
夜の散歩も、
夜中の介護もない
私の右腕が枕にされることもなければ、布団の中で漏れたオシッコまみれになることも無い
慣れるには時間が掛かりそう。