彼女は、正直に言うと、とても可愛かった。目がくりくりしていて、肌が白く、黒い髪の毛からは良い香りがした。
彼女は俺の顔をその大きな瞳でまじまじと見て、「ウォーリーに似てますね」と笑った。
意味が分からない。
俺「…そうですか?」
女「うん!よく言われるでしょ?」
俺「いえ、初めて言われました」
女「えー?おかしいなぁ」
おかしいのはお前の頭だ、と思ったけれど、もちろん口には出さなかった。
我々は取り留めもない会話をしばらく続けた。
ふいに、彼女が「今日は何しに来たの?」と尋ねた。
「あの…誰かとお茶でもしようかなって」と俺が言うと、彼女は眉間に小さな可愛い皺を寄せ、「お茶だけ?」と俺を見つめた。
俺「え?」
女「大人の付き合いは?」
俺「それって…」
女「割り切り」
出たー!!!
俺「お茶だけは駄目ですか?」
女「うーん、割り切りがいいかなぁ、あたしは」
俺「無粋なことを訊いてしまいますが…値段は幾らぐらいですか?」
女「うーん…人によるかなぁ」
俺は心の中で「アーメン」と唱えた。
神よ、わたしは、お金さえ払えばこんなに可愛い女の子とニャンニャン出来る世界に生きているのです。
次の瞬間、10分間のフリートーク終了を告げるアラームが鳴った。
…つづく
彼女は俺の顔をその大きな瞳でまじまじと見て、「ウォーリーに似てますね」と笑った。
意味が分からない。
俺「…そうですか?」
女「うん!よく言われるでしょ?」
俺「いえ、初めて言われました」
女「えー?おかしいなぁ」
おかしいのはお前の頭だ、と思ったけれど、もちろん口には出さなかった。
我々は取り留めもない会話をしばらく続けた。
ふいに、彼女が「今日は何しに来たの?」と尋ねた。
「あの…誰かとお茶でもしようかなって」と俺が言うと、彼女は眉間に小さな可愛い皺を寄せ、「お茶だけ?」と俺を見つめた。
俺「え?」
女「大人の付き合いは?」
俺「それって…」
女「割り切り」
出たー!!!
俺「お茶だけは駄目ですか?」
女「うーん、割り切りがいいかなぁ、あたしは」
俺「無粋なことを訊いてしまいますが…値段は幾らぐらいですか?」
女「うーん…人によるかなぁ」
俺は心の中で「アーメン」と唱えた。
神よ、わたしは、お金さえ払えばこんなに可愛い女の子とニャンニャン出来る世界に生きているのです。
次の瞬間、10分間のフリートーク終了を告げるアラームが鳴った。
…つづく
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