その時は小学生・・・・・・・
友達のだったか お姉ちゃんのだったか 『小学○年生』という月刊誌の記事で見たのが最初です
映画『キャリー』
←主演の シシー・スペイセクです
調べてみたら 1976年の映画でした・・・・・・・古いなー
小学生だったあたしは その記事がものすごく衝撃的でして
『恐怖のラストシーンに あなたは耐えられるか』というメッセージが もう怖くて怖くて
もちろん 子供だから周りにその映画を観た人はいなかったけど
都市伝説並みにウワサがウワサを呼び・・・・・・・
「キャリーは悪いヤツで呪い殺すんだって~」
「悪いことして ブタの血かけられるんだって~」
「血だらけなんだって~」
「とにかく 血なんだって~」
「最後がものすごいんだって~」
と・・・・・・・・・
そんな情報だけが 頭の上を飛び交い、とにかく『血』が刷り込まれ・・・・・・・
『キャリーは悪いヤツ』 『悪いことしたらキャリーに血かけられて殺される』
はい、トラウマ入りました
それから何年か後、テレビの洋画劇場かなんかで放映することを知り
ちょびっと成長していたあたしは 『恐怖のラストシーン』がどんなものなのか 怖いもの見たさで観ました
・・・・・・・・・めっちゃ衝撃的だったさ
刷り込まれていた『負』の印象が強すぎたのか 実際に映画を観ても キャリーに対する嫌悪感や血のエグさばっかり際立って覚えてたけど
なぜか惹かれるものがあるっちゅ~か・・・あたしの中では『もう1度観たい映画NO.1』なのよね
数年前にDVD化されたのを知った時には あの頃騒いでたことがフラッシュバックされて めっちゃ観たくなって
娘たちと一緒に観ました
・・・・・・・・ぜんぜん違う・・・・・・・・キャリーごめんね
キャリーは悪いヤツなんかじゃありません
それどころか すっごいすっごい悲しい映画です
イジメ・・・・・虐待・・・・・初めての恋・・・・・・そして自己防衛のために生み出されたサイコキネシス
そして もっとも衝撃的だったのは・・・・・・・
無名の頃の ジョン・トラボルタが出ていたこと・・・・・アゴが割れてら ←どーでもいい
高校生のキャリーが うちの娘たちと同じ年代だからかな
可哀想で悲しくて 涙なしには観られない、古いけど名作だと思った次第です
その『キャリー』が このゴールデン・ウィークに サティ東宝で上映されたの
『午前十時の映画祭』という枠で 昔の映画を\1000で再上映してて
1月に年間の上映スケジュール知った時から楽しみにしていた『キャリー』
DVDで ラストシーンにしてやられた次女Pには拒否られたけど
長女Aと一緒に観てきました・・・・・・・・そして2人で泣いた泣いた
近くの席で観ていたおじさまが
例のラストシーンで ビック~ン って腰を浮かしてたよ
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます