「北海道大学植物園」は札幌農学校(北海道大学の前身)の教頭だったクラーク博士の進言に始まり、宮部金吾博士の計画・設計により1886年(明治19年)に開園した日本で2番目に古い植物園。広さ13.3haの園内には約4,000種類の植物が見られるほか歴史ある建築物も当時の趣を残し保存されており、都心の「緑のオアシス」として多くの市民に親しまれています。
今日は「北海道大学植物園」で《サギソウ》です。白鷺(シラサギ)が翼を広げた様に似ていることが和名の由来とする美しい姿が魅力的で昨年もこちらで鑑賞させていただきました。今年も見逃すまいと同園ウェブサイトの「見ごろ情報」をチェックしていると8月10日更新の情報に《サギソウ》が出ていました。早速に出かけるとこととし併せて園内を散策し「宮部金吾記念館」前付近で複数のエゾリスにも出会いました。アクセスは地下鉄東西線「円山公園駅」から2駅乗り「西11丁目駅」から徒歩で参りました(地図)。
今日は「北海道大学植物園」で《サギソウ》です。白鷺(シラサギ)が翼を広げた様に似ていることが和名の由来とする美しい姿が魅力的で昨年もこちらで鑑賞させていただきました。今年も見逃すまいと同園ウェブサイトの「見ごろ情報」をチェックしていると8月10日更新の情報に《サギソウ》が出ていました。早速に出かけるとこととし併せて園内を散策し「宮部金吾記念館」前付近で複数のエゾリスにも出会いました。アクセスは地下鉄東西線「円山公園駅」から2駅乗り「西11丁目駅」から徒歩で参りました(地図)。
「北海道大学植物園」の正門と植栽の《サルビア》。
正門受付でも配布されている「みごろ情報」。《サギソウ》が出ています。
「見ごろ情報」では《サギソウ》は昨年同様に「高山植物園」にあるようですので真っ先に向かいます。途中に「温室」の前を通ると見慣れない幟が出ています。
温室内では企画展「牧野富太郎と北海道の植物」が開催中でした。NHK朝ドラの主人公・牧野富太郎博士の功績や植物画、北海道の植物や北大植物園との関わりをパネルで紹介しています。会期は7月25日~11月3日の予定だそうです。
「高山植物園」へ。
「高山植物園」に入ってすぐの鉢物コーナーに《サギソウ》が2鉢ありました。
和名の由来は純白の白鷺(シラサギ)が翼を広げた様に似ていることからとか。白鷺が群れて飛んでいます。
見事なものです。こんな花を自然の中で見ることができれば大感動ものでしょうね。ありがとうございました。
隣の《コマクサ》の鉢。企画展「牧野富太郎と北海道の植物」の一環で牧野博士が名付けに関わった植物に「牧野プランツ」マークが表示されています。
《コマクサ(駒草、学名:Dicentra peregrina)》。命名者Makino。
《サギソウ》で本日の主目的は達したのですが折角ですので園内を1周します。いつもの北回りルートではなく南回りで先ずは「高山植物園」。
「高山植物園」から「重要文化財群」前を歩いて「バラ園」へ。
「バラ園」ボーダーの《キクイモモドキ‘サンバースト’》。
「草本分科園」の牧野プランツ《エゾトウウチソウ》。
《エゾトウウチソウ》にとまるアキアカネ。
「ハルニレの林」を通って「灌木園」へ。
「灌木園」の《サルスベリ‘ナチェ’》。
「宮部金吾記念館」の前まで戻ってきました。
すると前の芝生にリスを発見。
植物園の《エゾリス》です。芝生内を駆け回って木の実を探し、見つけては別の場所に隠すという移動の繰り返しです。
別の場所にもリスがいました。
こちらのリスは近くに来てサービスしてくれました。
更にこの大きな木の中でコリコリとリスが木の実を齧る音がします。
どこかにいるに違いないと目を凝らして探していると枝の合間に食事中のリスを見つけました。
「円山公園」と同様に「北海道大学植物園」にも多くのリスが棲んでいると判り、気を付けて見ていると出会いが増えました。ありがたいことです。
リスにさよならをして「北方民族資料館」を見た後に正門を通って帰路につきました。本日も充実の散策でした。ありがとうございました。
「北海道大学植物園」
札幌市中央区北3条西8丁目 011-221-0066
開園時間:夏季4月29日~9月30日/9時~16時30分、10月1日~11月3日/9時~16時、冬季11月4日~4月28日/平日10時~15時30分、土曜日10時~12時30分
※各最終入園30分前、冬季は温室のみ開園
休園日:夏季/月曜日(祝日の場合は翌日)、季/日曜・祝日、年末年始(12月28日~1月4日)
入園料:夏季/高校生以上420円、小・中学生300円、冬季/小学生以上120円
https://www.hokudai.ac.jp/fsc/bg/index.html
札幌市中央区北3条西8丁目 011-221-0066
開園時間:夏季4月29日~9月30日/9時~16時30分、10月1日~11月3日/9時~16時、冬季11月4日~4月28日/平日10時~15時30分、土曜日10時~12時30分
※各最終入園30分前、冬季は温室のみ開園
休園日:夏季/月曜日(祝日の場合は翌日)、季/日曜・祝日、年末年始(12月28日~1月4日)
入園料:夏季/高校生以上420円、小・中学生300円、冬季/小学生以上120円
https://www.hokudai.ac.jp/fsc/bg/index.html
(2023.8.18)