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札幌・円山生活日記

函館ひかりの屋台 大門横丁ほか~函館旅行その2の3~

日本有数の観光地「函館」。 幕末・明治期のレトロな建物や洋風建築物が多く残る街並みや箱館戦争の舞台となった五稜郭などの歴史を感じる施設、世界三大夜景に数えられる函館山からの景観など多くの観光名所があります。 この時期は冬の風物詩のイルミネーションで街のあちこちが彩られています。 ‎

‎本日は“2021冬のイルミネーション”めぐりの函館2泊3日旅行の第3回目。初日の食事編です。まず新千歳空港の「ショコラティエ マサール 新千歳空港ゲートラウンジ店」での軽食、JR函館駅内の「麺厨房 あじさい JR函館駅店」での昼食、そしてJR函館駅徒歩5分にある「函館ひかりの屋台 大門横丁」の「函館おばんざい 酒肴(しゅこう)」での夕食です。

「ショコラティエ マサール 新千歳空港ゲートラウンジ店」

新千歳空港ロビーの巨大クリスマスツリー。人出も出ており一時の閑古鳥状態から脱しています。修学旅行生も何組か見かけました。

「シコラティエマサール」の店頭。本日の予定から昼食が遅くなりそうなので空港で軽食をいただくことにしました。保安検査後の海側で店を探します。というのも先般札幌にやってきたのんびり屋の娘が保安検査の閉鎖時刻(出発便の20分前)にほんの少し遅れたため予定便に乗れなかったことがありました。閉鎖時刻の運用が厳密になっているようで余裕を持って保安検査場を通過。特に店を決めていた訳ではないのですが「あっ!こんなところにもショコラティエ・マサールがある!」ということでこちらに決定。


メニュー看板。人気No1はもちろん「ショコラティエのパン・オ・ショコラ」。そしてNo2は「ルスツもち豚のモモハムサンド」。 

お土産用のチョコレートも売っています。こちらの「クリスマス・ショコラ・ブラウニー」は店内利用の際には試食サービスがあるということでした。

イートイン・コーナーは2人用テーブル×3に4人用テーブル×1。目の前は出発ゲートで椅子がたくさん並んでいますが中の方が落ちつけるような気がしました。その分消費税率が2%違いますが・。内装にも気を配っています。


ドリンクは「ホット・キャラメル・ラテ(税込み550円)」(左)と「北海道コーンのスープ(同495円)」。

食べ物は人気N02のバゲットサンド「ルスツもち豚のモモハムサンド」(同880円)。宮の森のハンバーグ店「ノースコンチネント」とのコラボ商品で同店製のミズナラのチップで燻製をかけたモモハムが使われているとか。バゲットが温められていて良かったのですが具材は冷たいままで少し工夫の余地を感じました。

新千歳空港ゲートラウンジ店限定のヴィエノワズリー 「スイスショコラ 」(同308円)。人気N01の「パン・オ・ショコラ」を注文しようと思ったのですが現在焼き上げ中で30~40分かかるということで断念。こちらの商品もサクサクのパイと中の濃厚チョコクリームが良い感じでした。

試食サービスの「Xmas ショコラブラウニー」。小2切れ。良い食感のショコラブラウニーで北海道旅行のお土産には丁度良いかも。

「麺厨房 あじさい JR函館駅店」
函館に着いて「トラピスチヌ修道院」見学後の遅い昼食は「麺厨房 あじさい JR函館駅店」。当初予定は駅前の別の函館ラーメン店だったのですが昼の営業は午後2時まででぎりぎり間に合いませんでした。別の候補店も検索したのですが丁度休業日。それではと場所も便利で前回も食べて美味しかったこの店にやってきました。駅構内のエスカレーターで2階に上がったところにあります。
 
前回は初めてでもありシンプルな「味彩拉麺(塩)」(税込み800円)を選択したのですが今回は別のものをと・・じっくりと選びます。
 

店内の様子。4人用テーブル×2人、2人用丸テーブル×1にカウンター席が10席の店内は午後2時過ぎでもそこそこ席は埋まっていました。


「極味ワンタン塩」(同970円)。シンプルなオリジナル麺に自家製背脂を加えた“こっさりチャッチャ系”とか。

濁りのない透明な清湯スープと特注ストレート細麺はそのままです。背脂とワンタンでコクと食べ応えが増します。

こちらは「コーンバター白味噌」同1,080円。札幌ラーメンと函館ラーメンの合体のような感じでした。やはりシンプルな「味彩拉麺(塩)」で完成されているような気がしました。

「函館おばんざい 酒肴(しゅこう)」
「はこだてクリスマスファンタジー」等のイルミネーション見物後の食事は「函館ひかりの屋台 大門横丁」です。かつて青函連絡船や北洋漁業とともに栄えた函館駅前・大門地区の商店・飲食店街の再生を目指し2005年10月にオープンした東北以北では最大の屋台街とか。JR函館駅から徒歩5分ほどの便利な場所にあるので観光気分で出かけてきました。
「大門横丁」内はこんな感じで小さな店が26店が軒を連ねています。事前にチェックした狙い目の店もあったのですが問題を発見。多くの店が「店内喫煙可能店」だったのです。元スモーカーとして喫煙者には寛大なつもりではありますが飲食中に横でタバコを吸われるのはさすがに辛いものがあります。
どうしたものかと横丁内を歩いているとひっそりと「函館おばんざい」と書いた店が。カウンター(7席)だけの小さな店で外から見ると人の好さそうなご主人が一人で切り盛りしている感じです。ガラガラを引き戸を開けて聞くと「原則店内禁煙」ということで入店することにしました。*「原則」とは後で聞くとご主人も非スモーカーなのですが同一グループのみで皆スモーカーか同意者のみの場合は例外的に認めているとか。


ご主人は元洋食屋で地元客には野菜のおばんざい料理が人気だとか。右端の大きなのはバターナッツ。前の一升瓶は生ビールの後にいただいたお勧めの日本酒「郷宝」。本年5月に道南地方で35年ぶりに誕生した新たな酒蔵「箱館醸蔵」が販売開始した日本酒の新銘柄だそうです。北海道の酒造好適米「吟風(ぎんぷう)」 を使った特別純米酒。すっきりしたフルーティなお酒でした。

カウンター上のメニュー。
色々なところにメニューがあります。ご主人は他店と同じような料理を出すのが嫌なので工夫を凝らしているとか。創作料理ですね。

まず注文は「前菜5点盛り」税込み1,320円。屋台街ですのでダメな店なら1品で店を出ても良いかと思ったのですが立派な前菜が出てきました。左下より時計回りに帆立貝柱の和風マリネ、サーモンのナッツ・ソース、タチポン、ブドウのピクルス、自家製山海漬け。中でもブドウのピクルスは人気とかでワインビネガーの甘酢に漬けただけなので「今度家でもやってみたら?」と勧められました。

「旬の刺身3点盛り」同1,320円。左から自家製〆鯖、生まぐろ赤味、ほたて。〆鯖とまぐろの間の三角はバターナッツの薄切り。やけに甘い人参だなと思ったのですがバターナッツでした。刺身のあしらいも残されるのが嫌なので気を配っているそうです。


「さつまいもかき揚げ」同770円。サイコロ状にカットしたさつまいもをてんぷら粉で繋いで揚げたもの。名前からどんな感じの料理かと思ったのですが「以外感があるでしょう!」と自慢されました。そのままでも塩でも美味しかったです。


「色々野菜のスープ仕立て」同880円。素揚げしたバターナッツ、トマト、茄子、ブロッコリー、パプリカを洋風出汁スープと合わせたもの。野菜が美味しい。


当初は横丁内でハシゴしようとも思っていたのですが禁煙等の確認が面倒なのに加えこの店が居心地が良いので〆まで頂くことにしました。飲み物は「郷宝」の次は増毛町の地酒「國稀」の特別純米酒。1合同660円。

そして「つぶとえびのウニクリームソース」同880円。バゲットが添えられ洋食気分です。

そして最後の〆は「恋するナポリタン」。ナポリタンのケチャップソースにマヨネーズを加えた“ちょっと濃いめ”のナポリタンのようです。マヨラーにはぴったりの〆でした。図らずも良い店でした。ご馳走様でした。


「ショコラティエ マサール新千歳空港ゲートラウンジ店」
千歳市美々新千歳空港国内線ターミナルビル2F 0123-29-4461
営業時間 7:30 ~21:00
定休日 無休

「麺厨房 あじさい JR函館駅店」       
函館市若松町12-13 JR函館駅 0138-84-6377
営業時間 10:00~19:30(L.O)
定休日 無休

「函館おばんざい 酒肴(しゅこう)」
函館市松風町 大門横丁内7-5 17区画  090-6696-5728
営業時間17:00~23:00 (ラストオーダー 22:30)
定休日水曜日席
数7席

http://www.hakodate-yatai.com/
http://www.hakodate-yatai.com/shop/shukou
(2021.12.7・8・9訪問)

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